『LOUIS GARNEAU(ルイガノ)』は、カナダに本拠地をおくスポーツ用品ブランド。創業者はブランド名と同じくルイ・ガノー氏で、元自転車トラック競技選手として活躍しました。
現在日本で販売されるルイガノ自転車は、ルイガノ社より商標使用許可を得たアキコーポーレーションが企画販売しています。リーズナブルなシティサイクルから、ミドルクラスのコストパフォーマンスが高いロードバイクやマウンテンバイクを展開させています。
LOUIS GARNEAU
バイク
『LGS-HST1』はルイガノが近年ラインナップに加えたクロモリフレームの完成車モデル。採用したクロモリチューブは、イタリアのチューブメーカーの『Columbus(コロンバス)』。選択されたチューブは『THORON(トロン)』で、強度と重量をベストバランスに仕上げています。このチューブはグラベルルートの走行でもフレームの信頼性は高く、アルミフレームと比べ振動吸収性も良く、素材特有のしなやかなフィーリングを楽しめます。
フロントフォークは、普通のロードバイクとほぼ変わらないスタンダードなカーボン製フォークで、ディスクブレーキ台座を備えておりアクスルはクイックリリース仕様となっています。
最大のタイヤクリアランスは公表していませんが、完成車には28c幅のタイヤを履いても、フォークやシートステイでは横幅の余裕がみられるので、もう少し幅のあるタイヤも装着できそうです。しかし、チェーンステイ(リアセンター)長がサイズ共通で408mmと短めの設計であるため、センターノブ(ブロック)付きのタイヤ装着は難しいでしょう。
ドライブ系は『SHIMANO 105』の11速で、ワイヤー作動のディスクブレーキに対応。ブレーキは『TRP / SPYRE』という機械式。ブレーキキャリパーの内部構造は油圧式と同じように両面のブレーキパッドが作動して、ブレーキローターを挟み込む仕様。これによって、ブレーキ制動能力は高く調整が容易になっています。
また、ロングツーリングに対応するために、リアキャリアのダボが用意されています。
仕様・ジオメトリ
- サイズ
- 430mm, 470mm, 510mm, 550mm
- フレーム
- COLUMBUS THORON
- フォーク
- CARBON FORK
- アクスル
- 前[QR]、後[QR/OLD 135mm]
- ローター径
- 160mm
- 対応タイヤ幅
- N/A
- 重量
- 10.57kg(size 510mm)
- 価格
- ¥213,840(完成車)
- 備考
- リアキャリア装着用ダボあり
ジオメトリ【補足】
TT=トップチューブ長(ホリゾンタル)、ST=シートチューブ長、CS=チェーンステイ長、WB=ホイールベース長。
Size |
430mm |
470mm |
510mm |
TT |
515mm |
525mm |
540mm |
ST |
430mm |
470mm |
510mm |
CS |
408mm |
408mm |
408mm |
WB |
990mm |
991mm |
998mm |
Gravel Bike リスト