【新型 JB74】ジムニーシエラ《特長・試乗評価》

 装備仕様スペック・詳細燃費[新型ジムニーシエラ JB74型]
去年から多くのリーク情報やスクープ写真画像で登場が噂され、ネット上でも幅広いユーザーに取り上げられ盛り上がっていた新型の『Jimny Sierra (ジムニー シエラ)』。
車の名前から分かるとおり軽自動車の『Jimny(ジムニー)』の兄弟車で、新型シエラでは新開発の〈1500 cc〉のエンジンを搭載したモデルで登場してきました。



ジムニー シエラの特徴

外観 参考写真[新型2018 ジムニーシエラ スクープ画像]
ジムニーシエラは、1998年の軽自動車規格の変更に合わせてリリースされた『ジムニー ワイド』から改名されたもので、海外ではコンパクトSUVの元祖的存在で人気が高い。

〈2018年7月5日〉より発表発売された『ジムニーシエラ』は、本格的な四輪駆動車の機能と走破性を高めたコンパクトな普通乗用車の四輪駆動車。
初代ジムニー[新型ジムニーシエラ 特徴とスペック]
初代ジムニーは1970年当時、軽自動車で唯一の四輪駆動車として発売。軽乗用車としてのコンパクトで取り回しの良い車体が、狭くて起伏の激しい悪路をも走破できるため、一般ユーザーのレジャー目的だけでなく、様々な作業現場や山間部・積雪地の重要な交通手段として厳しい環境で活躍しています。

  • 新開発 K15B型 DOHC 水冷直列4気筒 1.5L エンジン
  • 新開発ラダーフレーム
  • 理想的な駆動・重量配分のFRレイアウト
  • 副変速機付パートタイム4WD
  • 3リンクリジッドアクスル式サスペンション
  • ブレーキLSDトラクションコントロール
  • ヒルディセントコントロール
  • ヒルホールドコントロール
  • クルーズコントロールシステム(JC)
  • ヒーテッドドアミラー
  • ヘッドランプウォッシャー(JC)
  • 安全運転サポート(デュアルセンサーブレーキサポート含む)機能搭載。
  • ESP[車両走行安定補助システム]
  • エマージェンシーストップシグナル
  • 高剛性化、高強度化したフロントシートフレーム
  • リヤシートバック背面と荷室を樹脂化した、防汚タイプラゲッジフロア
  • 荷室の使い勝手を高める、ユーティリティーナットと荷室フック用ナットを設定

ジムニー シエラ 新旧モデルのサイズ

先代ジムニーシエラ(JB43型)と新型ジムニーシエラ(JB74型)のボディサイズ、ホイールベース・トレッド幅とエンジン仕様の違いをチェック。

ボディサイズ

先代ジムニーシエラ
全長3,600mm × 全幅1,600mm × 全高1,705mm
新型ジムニーシエラ
全長3,550mm × 全幅1,645mm × 全高1,730mm

旧型ジムニーシエラと比べると、新型は全長が短く、横幅は増え、全高が高くなっています。近年は、どの自動車メーカーもフルモデルチェンジごとにボディが大型化する傾向にありますが、ジムニーシエラは全長が〈50 mm〉短くなっています。そのかわり横幅が〈45 mm〉ワイドになりました。

ホイールベースとトレッド

先代ジムニーシエラ
ホイールベース 2,250mm
トレッド 前1,355mm / 後 1,365mm
新型ジムニーシエラ
ホイールベース 2,250mm
トレッド 前1,395mm / 後 1,405mm

発表前の噂では、ホイールベースとトレッドの変更はないように言われていましたが、全幅が増えた分に合わせるようにトレッドも増加しています。コーナーリングの安定性や悪路での接地性に期待です。

タイヤ・ホイールサイズ

標準で装着されるホイールサイズは、新型(JB74)・先代(JB43)の仕様に変更はありません。タイヤサイズのみ、タイヤ幅・扁平率の変更がおこなわれています。

先代 ジムニー
タイヤ:205/70R15、ホイール:15インチ 5.5J(+5)
新型 ジムニー
タイヤ:195/80R15 96S、ホイール:15インチ 5.5J(+5)

新型ジムニーに新車装着されるタイヤは BRIDGESTONE(ブリジストン)の『DUELER(デューラー)』。
DUELER H/T684 II・175/80R16 91S[新型ジムニーシエラ・タイヤホイール ]
デューラーは、ブリジストンの SUV/4×4 用のタイヤブランドで、直進安定性や低燃費性能、耐久性などを重要視した形状・構造を設計しています。新型ジムニーに採用されたタイヤは『DUELER H/T684 II』で、ジムニーシエラ(JB74)が[195/80R15 96S]が装着されています。

エンジン

先代ジムニーシエラ
水冷直列4気筒M13A型・4サイクル 1328cc、88 PS / 6,000 rpm、12.0kg・m/4,000rpm
新型ジムニーシエラ
水冷直列4気筒 K15B型・DOHC 16バルブ吸気 VVT 1,460cc、102 PS / 6,000 rpm、13.3 kg・m / 4,000 rpm

パワーユニットは、従来型エンジンを改良したモノを載せてくると思っていましたが、予想外に新開発エンジンを搭載してきたこと。排気量を〈100 cc〉以上増やしたことと、エネルギー効率が良くなったことにより、パワー&トルクの両方で性能向上しています。

シエラのメリット

軽自動車とちがってエンジン排気量の大きさによって発生する馬力とトルクに余裕があります。エンジン回転数を抑えることができるため静粛性が良くなります。これは高速道路などでスピードを上げるばあいにも有効で、会話のしやすさや心地よい音楽を聴きやすい車内環境になります。
また、エンジンパワーとトルクが大きいことにより、低いエンジン回転数で巡航が可能であるため、燃費差は軽自動車ジムニーと比べてリッターあたり〈1 km/L(JC08モード)〉の程度です。
 装備仕様スペック・詳細燃費[新型ジムニーシエラ JB74型]
そのほか、軽自動車のジムニーより拡大されたトレッドによって安定感が向上。とくにコーナーリング時に車体が横方向に踏ん張れることによって、タイヤの接地面のグリップ向上や、車体のロールを抑えることもでき、ドライバーに安定したハンドリングを提供することができます。

近年重要視される衝突に対する安全性についても、軽自動車規格に合わせる必要がないため、前後バンパーなどのサイズ・厚さに制限がかからず、衝撃吸収にたいしても余裕をもった設計が可能になってます。

シエラのデメリットといえば室内の広さ。登録は普通乗用車ですが、トレッド幅(左右タイヤ間の寸法)以外の基本的な車体構成は軽乗用車ジムニーと同じです。そのため室内空間の容量は一緒となるため乗員数も同じく〈4人乗り〉になります。そのほかは、自動車税などの税制面や、高速道路料金の差(軽自動車は2割引)があることでしょう。


エクステリア(外観)

外観・エクステリア[新型ジムニー 特徴とスペック]
新型ジムニーのエクステリアデザインは従来のコンセプトから大きく変わり、先代の曲面をいれた『角丸』なものから、質実剛健的な『角ばった』モノへと変更されています。
メーカーのデザイン部門の主張としては『専門家が愛用する「プロの道具」をデザインコンセプトに、機能に徹した飾らない潔さを追求』したとのこと。とくに外観で特徴的なのが、丸型ヘッドランプ、5スロットグリル、クラムシェルボンネットフードなどの、ジムニーの伝統を継承するデザインアイコンを随所に取り入れています。
外観・エクステリア[新型ジムニー 特徴とスペック]外観・エクステリア[新型ジムニー 特徴とスペック]
このデザインは、発売前のリーク写真がネットに上がった時点から多くのユーザーに好意的だったため、新型ジムニーの大ヒットを予想させるものとなりました。

外観 参考写真[新型2018 ジムニーシエラ スクープ画像]外観 参考写真[新型2018 ジムニーシエラ スクープ画像]外観 参考写真[新型2018 ジムニーシエラ スクープ画像]



内装(インテリア)

内装・インテリア[新型ジムニー 特徴とスペック]
インテリアは、シティユースに限定したクルマと違って、オフロードなどの過酷な環境下での、運転のしやすさや各部の操作性にこだわった仕様になっています。

装飾的な見た目を優先せず、機能に徹したデザイン。オフロードフィールドでの車両の姿勢・状況を把握しやすい、水平基調で力強い基本骨格のインストルメントパネルや、ドアミラー付近の視界を拡大する形状のベルトラインを採用しています。

また、スイッチ類など操作部には、使いやすさと光の反射を抑え、小傷が目立ちにくい質感の高いシボを採用。
内装・インテリア[新型ジムニー 特徴とスペック]
悪路走行路に大きな負荷がかかる座席には、高剛性化、高強度化したフロントシートフレームを採用。シートフレームの幅を70mm(先代モデル比)拡大し、上下クッション性能の向上と適正な耐圧分布を確保して乗り心地を向上させています。

さらに新型ジムニーでは、居住性を向上するため、前席のヒップポイントを30mm後方に下げながら、前後乗員間距離を40mm拡大させています。シート表皮は上級、標準とグレード別に2種類が用意され、上級では撥水機能を備えた黒地のトリコット生地にアクセント色を加えています。
内装・インテリア[新型ジムニー 特徴とスペック]
内装・インテリア[新型ジムニー 特徴とスペック]内装・インテリア[新型ジムニー 特徴とスペック]内装・インテリア[新型ジムニー 特徴とスペック]

収納装備・積載

荷物の積載・収納[新型ジムニー 特徴とスペック]荷物の積載・収納[新型ジムニー 特徴とスペック]
アウトドアレジャーや作業現場へは様々な荷物を積載することがあります。そんな幅広いニーズに応えるために、バックドアには大きな開口部と、ラゲッジには大容量の荷室を用意。荷室床面はフラットとなり、よりスペースを活用できます。
荷物の積載・収納[新型ジムニー 特徴とスペック]荷物の積載・収納[新型ジムニー 特徴とスペック]荷物の積載・収納[新型ジムニー 特徴とスペック]
リヤシートバック背面と荷室を樹脂化した、防汚タイプラゲッジフロア(ジムニーXGを除く)の仕様により汚れに強く、荷物の出し入れをスムーズにおこなえます。また、後席シートベルトを脱着式とすることで、後席シートバックを倒したさいの積載性を向上。さらに、荷室の使い勝手を高める『ユーティリティーナット』と『荷室フック用ナット』を設定しました。その他にも、ラゲッジボックス(ジムニーXGを除く)ツールボックスを装備。
荷物の積載・収納[新型ジムニー 特徴とスペック]荷物の積載・収納[新型ジムニー 特徴とスペック]



安全装備

安全装備スズキ セーフティ サポート[新型ジムニー 特徴とスペック]
新型ジムニーではシリーズ初の『安全運転サポート(デュアルセンサーブレーキサポート含む)機能』を搭載。

スズキ セーフティ サポート

デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)では、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、先行車発進お知らせ機能を搭載。
また、車両進入禁止、はみ出し通行禁止、さらに最高速度”の各標識をメーター内に表示させドライバーに通知する「標識認識機能」を採用しています。

衝突安全

クルマが衝突したときの安全対策として、運転席、助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグに加えて、SRSカーテンエアバッグを全車に標準装備。
さらに、衝撃を効率よく吸収・分散する軽量衝撃吸収ボディー[TECT]、歩行者の頭部・脚部へのダメージを軽減する歩行者傷害軽減ボディーを採用。また、後席乗員にもシートベルトの装着を促す後席シートベルトリマインダーを装備。(ジムニーXGを除く)

エンジン・駆動系

新型ジムニーのフレーム構造は、剛性と耐久性にすぐれたラダーフレームを先代モデルと同じく採用。またエンジンには、現在のスズキ軽乗用車で普及している新世代エンジンを搭載しています。

ラダーフレーム

新設計ラダーフレーム[新型ジムニー 特徴とスペック]
先代ジムニーでも採用していたラダーフレームを新しいプラットフォームに合わせて開発。
梯子型に組んだ頑強なラダーフレーム構造は、そのまま継承。さらに新設計のラダーフレームには、X(エックス)メンバーと前後にクロスメンバーを加えたことで、ねじり剛性を約1.5倍(先代モデル比)向上。
また、車体とラダーフレームをつなぐボディーマウントゴムを新設計したことで乗り心地を改善し、優れた操縦安定性を実現しています。
ラダーフレーム 参考写真[新型2018 ジムニー スクープ画像]新設計ラダーフレーム[新型ジムニー 特徴とスペック]

エンジン

軽量・コンパクトな設計を実現し、燃費性能にも優れた新開発のK15B型エンジンを搭載しています。1.5Lの排気量によって高い出力とトルクを発揮。オフロードはもちろん、オンロードでも力強くゆとりある走りを楽しめます。また水や雪、飛び石への対策を施すなど、高い信頼性も備えています。

K15B型エンジン[新型ジムニーシエラ JB74型]K15B型エンジン[新型ジムニーシエラ JB74型]

型式 K15B型
種類 水冷4サイクル直列4気筒
総排気量(L) 1.460
圧縮比 10.0
最高出力(kW/rpm)ネット 75〈102PS〉/6,000
最大トルク(N・m/rpm)ネット 130〈13.3kg・m〉/4,000
ボア(mm) 74.0
ストローク(mm) 84.9
ストローク/ボア 1.15
VVT 吸気VVT
エンジンオイル粘度 0W-16

駆動系

エンジン・駆動系(4WD)[新型ジムニー 特徴とスペック]

FRレイアウト

駆動系は、エンジンをフロントタイヤ前端より後方に配置したFRレイアウトで、信頼の駆動力伝達と優れた重量配分を実現。また、険しい凹凸を越えていくために必要なアプローチアングルを確保しており、本格 4WD モデルの原点です。

パートタイム4WD

高い脱出性能を実現するだけでなく、シンプルな構造によって高い信頼性を確保。過酷な環境を走るからこそ、ジムニーはパートタイム4WDを採用し続けてきました。
悪路走破性に優れる機械式副変速機付きパートタイム4WDを採用。路面状況に合わせて2WDと4WDを任意に切替えて走行できる。

機械式副変速機

悪路走破に重要なドライブシステムとして、歴代のジムニーでは機械式副変速機をそなえたパートタイム 4WD にこだわってきました。

新型ジムニーでも、この伝統は受け継がれており、副変速機の手動レバーを操作することで 4WDは 4H(高速)、4L(低速)のモードに切替えが可能。4L では、通常の約2倍の駆動力を発揮し、急な登坂路やマディ(泥深い)な悪路の走破性を高めます。

電子制御LSD

電子制御ブレーキLSDトラクションコントロール[新型ジムニー 特徴とスペック]
新型ジムニーには、さらに走破性能を高める最新のドライブデバイス『電子制御ブレーキLSDトラクションコントロール』を全車に標準装備。これによって 4L(低速)モード走行時、エンジントルクを落とすことなく、空転した車輪にだけブレーキをかけることで、もう一方の車輪の駆動力を確保。とくにマディな路面からの高い脱出性能を実現させています。

サスペンション

サスペンション[新型ジムニー 特徴とスペック]
サスペンションシステムには、厳しい路面状況でも優れた走破性・操縦安定性能の実現する『3リンクリジッドアクスル式サスペンション』を採用。このサスペンションユニットは歴代ジムニーの伝統的なモノで、シンプルな構造ながらも過酷な路面状況をクリアするのに最適なサスペンションシステムです。
3リンクリジッドアクスル式サスペンション[新型ジムニーシエラ JB74型]
3リンクリジッドアクスル式サスペンションは、一般的な乗用車の独立懸架式サスペンションに比べ、凹凸路で優れた接地性と大きな対地クリアランスを確保できるうえに、堅牢な構造により過酷な使用環境にも耐える信頼性を実現します。



燃費

5MT

燃料消費率※1(国土交通省審査値)
※2
15.0km/L
市街地モード※2 12.8km/L
郊外モード※2 15.8km/L
高速道路モード※2 15.9km/L

4AT

燃料消費率※1(国土交通省審査値)
※2
13.6km/L
市街地モード※2 11.2km/L
郊外モード※2 14.7km/L
高速道路モード※2 14.6km/L
  • ※1 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
  • ※2 WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
    市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定。
    郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定。
    高速道路モード:高速道路等での走行を想定。

詳細燃費(グレード・変速機別)

機種名 エンジン 駆動 変速機 燃料消費率
WLTCモード走行※5(km/L)
価格(円)
WLTCモード※5 市街地モード※5 郊外モード※5 高速道路モード※5
JL 1.5L
DOHC
吸気VVT
パートタイム4WD 5MT 15.0 12.8 15.8 15.9 1,760,400
4AT 13.6 11.2 14.7 14.6 1,857,600
JC 5MT 15.0 12.8 15.8 15.9 1,922,400
4AT 13.6 11.2 14.7 14.6 2,019,600

グレード・販売価格

普通乗用車の新型ジムニーシエラのグレードは2つをラインナップ。表示している車両価格は税込み。

JL
JL グレード[2018 新型ジムニーシエラ]
[MT]1,760,400円、[AT]1,857,600円
▶︎主な装備
●フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ ●フルオートエアコン ●キーレスプッシュスタートシステム ●電動格納式リモコンドアミラー ●スモークガラス ●15インチスチールホイール など
JC
JC グレード[2018 新型ジムニーシエラ]
[MT]1,922,400円、[AT]2,019,600円
▶︎主な装備(JLにプラス)
●デュアルセンサーブレーキサポート ●LEDヘッドランプ ●ヘッドランプウォッシャー ●クルーズコントロールシステム ●LEDサイドターンランプ付ドアミラー ●15インチアルミホイール など

新型ジムニーシエラにも、安全支援デバイスである、自動ブレーキ、横滑り防止装置を搭載した価格です。現行モデルの最廉価グレードより30万円ほど値上がりしますが、新型車両 + 安全支援装備と考えるとお買い得!



ボディカラー

2トーンボディカラー[新型2018 ジムニー スクープ画像]
新型ジムニーシエラでは、従来モデルと比べて多くのペイントカラーが選択できるようになりました。また『JC』グレードのみ、オプションで2トーンカラーを選ぶこともできます。

  • キネティックイエロー(ZZB)
  • シフォンアイボリーメタリック(ZVG)
  • ブリスクブルーメタリック(ZWY)
  • ミディアムグレー(ZVL)
  • ブルーイッシュブラックパール3(ZJ3)
  • ジャングルグリーン(ZZC)
  • シルキーシルバーメタリック(Z2S)
  • ピュアホワイトパール(ZVR)
  • スペリアホワイト(26U)

キネティックイエロー(ZZB)新型ジムニー・シエラシフォンアイボリーメタリック(ZVG)新型ジムニー・シエラブリスクブルーメタリック(ZWY)新型ジムニー・シエラミディアムグレー(ZVL)新型ジムニー・シエラブルーイッシュブラックパール3(ZJ3)新型ジムニー・シエラジャングルグリーン(ZZC)新型ジムニー・シエラシルキーシルバーメタリック(Z2S)新型ジムニー・シエラピュアホワイトパール(ZVR)新型ジムニー・シエラスペリアホワイト(26U)新型ジムニー・シエラ

2トーンルーフ

  • キネティックイエローブラック2トーンルーフ(DG5)
  • シフォンアイボリーメタリックブラック2トーンルーフ(2BW)
  • ブリスクブルーメタリックブラック2トーンルーフ(CZW)

キネティックイエローブラック2トーンルーフ(DG5)新型ジムニー・シエラシフォンアイボリーメタリックブラック2トーンルーフ(2BW)新型ジムニー・シエラブリスクブルーメタリックブラック2トーンルーフ(CZW)新型ジムニー・シエラ

2トーンカラーオプション価格

  • 2トーンカラーは『JC』モデルのみ選択できます。
  • イエロー、アイボリー、ブルーのボディカラーのみブラック2トーンカラーペイントが可能になります。オプション価格は〈43,200円〉です。

詳細 装備・スペック

主要装備・主要諸元の各画像はクリックで拡大できます。

主要装備

詳細 仕様書[新型ジムニーシエラ 特徴とスペック]

主要諸元

詳細 仕様書[新型ジムニーシエラ 特徴とスペック]



【試乗レビュー】ジムニーシエラ

3代目ジムニー発売から約20年が経過した〈2018年7月5日〉に、普通乗用車の新型ジムニーシエラが軽乗用車モデルと一緒に発表発売されました。

自動車税をふくめた維持費が安いことで人気の軽乗用車のジムニーも気になる存在です。しかし、ジムニーシエラが搭載するエンジンは排気量が大きいことによってエンジン回転数が低くてもトルク出力に優れています。おかげで回転数全域にわたって初速・中間加速にも余裕があります。

今回の試乗では、販売されている変速機 MT(マニュアル・トランスミッション)、AT(オートマチック・トランスミッション)の両方に乗ることができたので、どちらも試乗評価します。

試乗車はMT・AT車ともに、グレードは上級モデルの『JC』であるため主要装備はフル装備。オーディオ・カーナビゲーションのユニットはディーラーオプション扱いなので非搭載。フロントスピーカーのみ標準装備です。

インパネ・スイッチ類

まずは車内に乗り込んで目に入ったのが『本革巻ステアリングホイール』に装備される各種操作スイッチ。これらは『JC グレード』を選ばないと装備されません。

試乗した日は酷暑。室内を冷やすエアコンを利用するためにエンジンをスタート。最近の車らしくエンジンは始動ボタンを押すだけで軽快に動きだします。MT のエンジン始動はクラッチペダルを踏みこまないと掛らない機構になっています。
アイドリング状態のエンジン可動音・排気音ともに静か。いまどきの優等生なエンジンであるためドラマチックな音色ではありません。
装備仕様・試乗レビュー[新型ジムニーシエラ JB74型]
エアコンは、全グレードともにフルオートエアコン(エアフィルター付)。基本操作はダイヤルで調整可能なため扱いやすく、センターの丸型ディスプレイに表示される設定温度などの情報が整理され見やすい。
装備仕様・試乗レビュー[新型ジムニーシエラ JB74型]
さらに、エアコン操作パネルの下にはセンタースイッチが設けられており、左右にパワーウインドースイッチ、センターに ESP OFF スイッチ、ヒルディセントコントロールスイッチが配置されます。
装備仕様・試乗レビュー[新型ジムニーシエラ JB74型]
運転中はつねに視線がいくメータークラスターは、左側がタコメータ、右側がスピードメータ。中央の表示部分は『JC』および『JL(スズキ セーフティ サポート装着車)』であれば『マルチインフォメーションディスプレイ』が装備され、基本的情報(時計、燃料量、外気温度、航続可能距離、瞬間燃費・平均燃費など)のほか、安全サポートシステムからの情報が表示されます。

走行・加速(AT車)

まずは変速機に4速オートマチックを搭載したジムニーシエラから試乗。

変速セレクタを『D』にしてフットブレーキから足を離すとクリープ現象によって、ゆっくりと歩く速度でディーラーの出入り口へと進行。

本道へ侵入するためアクセルと4分のIほど踏み込むと、ゆるやかに加速していく。アクセルの踏み込み量をそのまま状態にしていくと、ユッタリと加速しながら速度にあったシフトアップしていく。
新型のクルマに新設計のエンジンを搭載するジムニーシエラであるが、その加速は速くない。変速機が CVT であれば、もう少し効率良い加速がえられるが、4AT と車重があるボディの組合せであるため、あるていどアクセルを踏み込まないとスピーディーな加速にはならない。
なので、流れの速いバイパスなどのシグナルスタートでは、アクセルをサクッと踏み込まないと、周辺の車の流れに合わせられないでしょう。

走行・加速(MT車)

つぎは変速機に5速マニュアルを搭載したジムニーシエラに試乗。

マニュアルシフトのクルマだから、フロア左側にクラッチペダルがある。ペダルは非常に軽く操作できるため女性ドライバーも安心。渋滞に遭遇しても足が疲れる心配はなさそう。

シフトフィーリングは、カタログ上では「ダイレクト感あふれる」と記述してありますが、試乗したジムニーシエラは、まるで軽トラック車両のような少しグニャリとしたシフトフィーリング。おなじ MT でも、新型 Alto Works(アルト ワークス)の操作感を期待してはいけません。
この要因は、ジムニー専用に設計されたシフトレバー振動を低減するシフト構造が関係しているかもしれません。

1速からのスタートは、もちろんダイレクトな加速が得られ、アクセルを大きく踏み込まなくても、クラッチとシフト操作で容易に速度を上がることができます。
機械式副変速機を搭載するパートタイム 4WD の駆動系でも、標準の FR 駆動ならタウンユースでのギア守備範囲は一般乗用車と大きな差は感じられず、使い勝手は良い。

凸凹マディな極悪路を走破する機会もなく、アクセル操作に対してキビキビと走りたいなら迷わず 5MT をオススメします。

ハンドリング

ここからの項目は、変速機 AT・MT 共通の評価になります。

ハンドル操作を補助してくれるパワーステアリングは、ジムニーシエラでは電動パワーステアリングを採用しています。
徐行スピードでは軽いステアフィーリングですが、スペーシアやワゴン R と比べると若干重め(それでも軽い)。速度が少し上がると重めのステアフィーリングへ変動していきます。

ハンドル中央の遊びは大きく感じらません。あるていど動かすと少しタイヤが動く設定。交差点やコーナーを〈30 〜 40 km/h〉でハンドルを大きく操作しているときは、適度に重さがあるフィーリングになり好感が持てます。

足回り

ジムニーシエラに試乗したドライバーなら分かることなのですが、乗り心地は少しハードな設定です。軽乗用車のカスタム系でも足回りの設定は固めてありますが、それより少し硬い乗り心地です。

たとえば、ファミリーカーではほとんど気にならない路面の細かい凸凹も、ジムニーなら衝撃を伝えてくれます。サスペンションの初期作動のレートが高いのか、ある程度の衝撃を入力してからサスがストロークする設定のようです。そのため、SUV に乗りなれているドライバーでもスパルタンな乗り心地になります。

ジムニーシエラは、極悪路を走破できる本格的なクロスカントリー 4WD であるためボディ剛性がもともと高く、さらに高い衝撃にたいしてサスペンションがフルボトムしにくい設定なのでしょう。

ただ、固められた足回りに広いトレッドを採用するうジムニーシエラは、コーナーでも車体ロールが抑えられるため、峠道のコーナーリングも楽しめるでしょう。

遮蔽性

新型ジムニーシエラで嬉しいのが、あらゆる雑音を抑えてくれる高い遮蔽性。

ロードノイズが十分に抑えられており、加速中のエンジン音の車内への侵入も高いレベルでカットされています。またドアガラスも含めて密閉性も高いためか、対向車とのすれ違いや、風を巻き込む音の低減も良好。

これだけ静かであれば、良質なカーオーディオを奮発したくなるユーザーも増えることでしょう。たぶん先代ジムニーのオーナーには驚きの静かさでしょう。

運転のしやすさ

エクステリア(外観)を見ればわかりますが、ジムニーはボディもピラーは切り立った設計になっているから、車体感覚がつかみやすいうえに、ウィンドウガラスの面積が広いため死角が非常に少ない。

普通に運転していてもアイポイントの高さと安全確認のしやすさによって疲れないドライビングができます。さらに、高い回頭性をもつため、狭い駐車場のパーキングスペースへの停車も非常に楽です。

セーフティ(運転支援)

試乗でも、なかなか試す機会がないのが運転サポートシステム(略称:サポカー)です。わざわざ危険な状況を試乗で実行するのは…今回の試乗でたまたま確認できたのが『先行車発進お知らせ機能』と『車線逸脱警報機能』でした。

『先行車発進お知らせ機能』は、渋滞待ちでメーターディスプレイの表示情報を操作しているときに前のクルマが動いて離れたときに「ピピッ」と優しいアラーム音が鳴りました。
もうひとつの『車線逸脱警報機能』は、曲がりくねった裏道を走行中に、あいまいなハンドル操作でセンターラインに近付いたのを警告行為とみなして「ピピピピ!」とブザーが鳴りました。こちらの警告音はキツ目で、メーターの情報ディスプレイにも文字で警告文が表示されました。裏道のセンターラインや路側帯はペイントされてから年月が経過しているので、ひび割れなどでラインが劣化している状態でしたが、カメラセンサーは的確に状況を捉えていたようです。

まとめ:

本格的な 4WD 駆動系、フレーム、サスペンションをもつジムニーシエラ。購入を検討しているドライバーは、どちらの変速機を選ぶか悩んでいることでしょう。

街乗りがメインで冬場に雪道を走る程度なら、キビキビ走れる 5MT でもいいし。野山フィールドの極悪路を走破したいなら 4AT の選択がベストでしょう。

ただ、ジムニーシエラの月間生産量が100台程度と少ないため、いまのところ凄まじい納車待ちを覚悟しなければなりませんが…



ジムニーシエラ 4ドア

4ドア・ロングボディ追加[新型ジムニーシエラ]
新型ジムニーが売れています。ジムニー兄弟の納車待ちは、なんと1年以上!
ここまで多く発注(バックオーダー)が入ることをスズキ自動車も予想外の展開で嬉しい悲鳴なのでしょうか。

これほど四駆ショートボディが売れるとは思っていなかったため月間生産台数が少なく見積もっていたため、2018年7月時点の予約受注分がシエラだけで約1年半です。増産計画も立てられる可能性もありますが、海外輸出分も生産しなければならないため、大幅な納期短縮は難しいかもしれません。

4ドア・ロングボディの開発

4ドア・ロングボディ追加[新型ジムニーシエラ]
さて、新型ジムニーシエラの発売後、ジムニーに興味津々のドライバーから「ジムニーシエラ4ドアの発売は?」の疑問が多く出ており、この密かな噂(リクエスト?)は海外でも起こっているらしく、ネット上では4ドア(ロング)ボディのレンダリング画像もチラホラ見かけます。
この疑問&リクエストにたいしてスズキ自動車は「現時点で開発はしていない」とのコメント。じつは新型ジムニーの開発段階では、販売台数を少なく予想していたので、バリエーションを増やす計画は無かったそうです。

でも、ここもまで想定外にジムニーシエラが売れるとなると「今後もロングボディ発売を検討しない」といことにはならないでしょう。ただし、ジムニーシエラ4ドアロングの開発を、すぐに検討を始めているとしても、少なくとも2年以上の開発期間は必要になるでしょう。

もし、4ドアロングボディが発売されるとしたら開発ベース車両に興味があります。そのまま新型ジムニーシエラのプラットフォームをロングストレッチ化するのか、同社SUVの『Escudo(エスクード)』をベースに外装をジムニー風にするか気になるところ。
ちなみに、エスクードのフレームは、モノコックボディーに頑丈なラダーフレームを溶接して一体化させた『ラダーフレームビルトインモノコックボディ構造』であるため、フレーム剛性は高いです。

本格的なクロスカントリー 4WD や SUV が好きなドライバーは、2ドアショートボディ好きが多いのでしょうが、家庭的な事情で家族や荷物を乗せる必要があるため、4ドアロングボディを選択している場合も多いでしょう。ここまで世界的に注目を浴びている新型ジムニー、その新バリエーションとなる『ジムニーシエラ・4ドアロングボディ』の勝機はありそうです。

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ジムニーシエラ 4ドアのエンジン:

個人的にロングボディに載せるエンジンは、エスクードに採用している[K14C型]ターボチャージャーエンジン(6速オートマチック)を搭載してほしいですね。

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