AirPods(エアポッド)は、近距離無線通信 Bluetooth(ブルートゥース)技術を利用したマイク付きワイヤレスイヤホン。
AirPods 第1世代から、スマートペアリング、ワンタップ電源ON、ダブルタップ Siri 起動で操作・電話もできる画期的な機能を搭載。発売当初から非常に人気が高かったこともあり、当時アップルストアで購入後の納品が6週間待ちになるほどの大ヒット商品となりました。
AirPods 2 レビュー
メリット・デメリット
AirPods(エアーポッズ)は、基本的に Apple 製品向けに開発されたワイヤレスイヤホンであるため、iPhone や iPad などのモバイル機器とセットでの使うと非常に便利。とくに独自開発のハードウェア・ソフトウェアの操作性は優れており、Apple ユーザーなら購入するメリットは大きい。
メリット
- ワイヤレスにしては音質がいい
- 左右独立のコードレスだから絡まず軽快
- ペアリングは専用ケースからイヤホン取出しでOK
- 急速15分充電で3時間の駆動
- 専用ケースと併用充電により最大24時間聴ける
- イヤホン本体をタップして Siri による音量調整・選曲
- Siri 機能によって声だけで電話をかけたり目的地ナビゲートが可能
- iPhone に AirPods を近づけて Siri でバッテリー残量確認
- 複数のApple製品とシームレスで切替えが可能
- イヤホンの付け外しと連動して自動で再生 / 停止ができる
- 混線・遅延がほとんどない
- 片耳だけでも使える
デメリット
- 調整用イヤーピースがなく装着感が浅く感じる
- 遮音性がなく雑音をひろいやすい
- タップで機能がうまく作動しない時がある
- 小さいうえ左右独立しているので紛失しやすい
- 収納充電ケースを壊すと充電できなくなる
- 収納充電ケースに砂鉄などのゴミが付着しやすい
AirPods のデメリットがいくつかあります。
個人差のある耳のサイズを調整するイヤーピースは用意されません。耳に軽く架けるような装着方法なので、少しグラつくようで不安感がありますが、頭を振っても落ちることはありません。ちなみにイヤーピースを付けてしまうと充電ケースに入らなくなります。
AirPods にはイヤーピースがなくイヤホンと耳の間には隙間があるため、遮蔽性は低く周辺の音が良く聞こえます。雑音には弱いですが、話しかけられたり何かの異変には気付きやすいメリットはあります。
イヤホンの両端をつなぐケーブルが付属しない AirPods は非常に小さい。使わないときは充電ケースに収納するか、置き場所を決めておかないと、何かにまぎれこんで紛失したり、踏み壊してしまう可能性があります。
万一、AirPods の片方を紛失してしまったばあいの対策として、Apple は必要な片方のみの販売もおこなっています。
気をつける必要があるのが収納充電ケースの破損。充電ケースが正常に作動しないと AirPods の充電ができなくなります。他の充電方法が選べないため専用ケースの取り扱いにも注意が必要。あと、充電ケースは内臓部品にマグネットがあるため『砂鉄』が本体にくっつきやすく黒い粉状の砂鉄が付着します。充電ケースを砂場に落とさないように注意。
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レビュー 比較・音質
新型 AirPods 第2世代は、デザインが第1世代と同じであるため、新旧のヘッドユニットを混ぜてしまうと全く判別がつかなくなります。ここでは、比較情報のほか仕様、AirPods 2 の音質(レビュー)を掲載。
変わらない部分
新型 AirPods がリリースされても外観デザインがほぼ一緒であるため、あまり新鮮味はありませんが、AirPower 第1世代と比べ内蔵部品などのアップデートを受けているため、ヘッドユニットも充電ケースも性能向上しています。
とりあえず知識なしに新旧の充電ケースを見て、見分けるのは難しいでしょう。さらに、イヤホンとなるヘッドユニットは新旧ともにデザイン・重量が全く同じなので、新旧モデルの両方を所有するユーザーは『混ぜるな危険!』です。あとで、混ぜたときの見分け方を書いておきますね。
充電ケースは旧型・新型ともに細かい仕様変更はありますが、充電ケース底部に備える充電用の接続ポートはすべて Lightning(ライトニング)で、コネクタを挿しこむ位置も同じ。
- 充電ケース筐体の見た目大きさは第1世代と同じ
- 充電ポートは Lightning で位置は底面で同じ
- AirPods 2 ヘッドユニットの見た目も第1世代と同じ
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世代を混ぜて使う
AirPods 第1世代をすでに所有していて、新型 AirPods 第2世代を追加するユーザーが気になるのが、新旧モデルの互換性とヘッドユニットを混ぜたときの見分け方です。
まずは、最新型のワイヤレス充電ケース Wireless Charging Case に新旧モデルのヘッドユニットを1個ずつ入れてからペアリングさせてみます。ペアリングの状況は iPhone ディスプレイに表示されますが、世代違いのヘッドユニットが混在して充電ケースに収納したばあいは『AirPodsの世代の不一致』表示と、充電ケースのステータスランプがオレンジ色の点滅をして、ペアリングは完了しません。
このように、新旧の AirPods を所有するユーザーで、ヘッドユニットが混ざって判別つかない場合は、充電ケースに入れて iPhone とペアリングさせて新旧ユニットを判別しましょう。
次に、世代違いの充電ケースとヘッドユニットをペアリングしてみます。
Wireless Charging Case に第1世代のヘッドユニットを左右セットで収納した場合は、新型ワイヤレス充電ケースと AirPods 第1世代のヘッドユニットは互換性があるため、ペアリングができて機能も正常作動します。
次は、第1世代の充電ケースに、第2世代のヘッドユニットを収納した場合ですが、こちらの組合せでもケース・ヘッドユニットに互換性があるため、ペアリングもできて正常作動させることが可能。
基本的に、新旧のヘッドユニットを混ぜて充電ケースに収納しなければ、新旧の充電ケースを利用して充電・ペアリングは可能になります。
- Wireless Charging Case に第1・第2世代のヘッドユニットを混ぜて入れると『AirPodsの世代の不一致』の表示で作動しない。
- Wireless Charging Case に第1世代ヘッドユニットを入れても充電可能。
- Charging Case 第1世代 に、AirPods 第2世代のヘッドユニットを入れても正常認識して充電・作動可能。
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充電ケースの仕様比較
新旧の充電ケースは、筐体サイズが同じで仕様変更が少ないため、パッと見では判別しにくいですがシッカリとアップデートされています。あと、充電ケースは、ワイヤレス充電ケースと、非ワイヤレス(有線)充電ケースでは内部構造も違いますが、細かい仕様の違いがあります。
Wireless Charging Case
新開発のワイヤレス充電対応ケースは、『AirPods with Wireless Charging Case』として、AirPods 2 とセット販売されている。また、ワイヤレス充電ケースのみの販売もあり。
無線充電マットがなくてもLightning(ライトニング)ケーブルによる有線充電も可能。充電状態を確認できるステータスランプは、従来モデルではフタを開けると内部中央に装備されていましたが、新型モデルでは外装の表側中央に装備。
- 無線充電規格 Qi(チー)給電マットに対応
- ステータスランプの筐体表面
- フタのヒンジ部分材質がアルミ製で軽量化
- セットアップボタンは背面中央
Charging Case
有線ケーブルのみで充電できる専用充電ケースは『AirPods with Charging Case』として AirPods 2 とセットのみ販売されている。第1世代の設計を引き継いでおり、Lightning(ライトニング)ケーブルで充電。
- ステータスランプは筐体内部
- フタのヒンジ部分材質はステンレス製
- セットアップボタンは背面下部
充電ケースに共通すること
2種類ある無線・有線の充電ケースに共通する仕様は以下のとおり。
- AirPods のフタを開けて iPhone ディスプレイの充電量表示は、第1世代と比べ〈約2.秒〉から〈約1.5秒〉へ時間短縮
- AirPods 2 と iPhone をペアリング状態で「Hey Siri」と言うと iPhone の画面に Siri 機能が表示される
- 充電コネクタは Lightning、接続ポートは底部中央
- 充電にかかる時間
- 稼動(再生・通話)時間
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音質・音色
AirPods 2 で音楽や音声を聴くとき、はじめに感じるのが音圧が上昇したこと。従来の音量設定だと少し音量が大きくなる傾向があります。音が大きいことを望むユーザーには嬉しいですが、微妙な音量調整を好むユーザーには少し気になるかもしれません。ただ、音量の調整機能として iPhone や iPod touch には音量制限ができる設定がああります。各ユーザーの好みに合わせて設定しましょう。
音質は、全体的な音色の傾向は第1世代と変化はなく、クセのないオールマイティに対応する再現性を持つ。
高域は、わずかにヌケが良くなっており、管弦楽器のツヤ感、シンバルのキレも若干向上。中域は、中低音を中心に各種楽器やボーカルが少し前に出るフィーリング。低域は全体的に軽くブーストさせた感じで、ベース弦の低い響きや、ドラムのバスドラの表現が豊かになっています。
イヤホンは屋外で仕様する機会が多いので、とくに雑踏にかき消されやすい低域の増強は、良いチューニングになるでしょう。
- AirPods 第2世代の音量(音圧)が、第1世代と比べて大きく。
- 高域の表現は、第1世代と同じ傾向で、少しヌケ良くなった
- 中域はボーカルやサックスなどの表現に若干厚みが増えた。
- 低域はベース、ドラムの表現が少し迫ってきてメリハリも増量。
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レビュー:音声の遅延
ワイヤレス接続による Bluetooth イヤホンで改善しなければならない点に『音声遅延(レイテンシ)』があります。これは Bluetooth イヤホンの仕組み的に起きてしまうのですが、ワイヤレスイヤホンを販売している各メーカーは遅延時間の短縮のため開発に取り組んでいます。
Apple は、ワイヤレスイヤホンの遅延対策として高度な技術を導入しており、AirPods 第1世代では遅延改善をほどこしており、多くのユーザーから高い評価を得ています。
映画・音楽ライブ
AirPods ユーザーの多くは、おそらく音楽を聴くために購入されていると思います。音楽再生であれば、音声が遅れていたとしても音楽を楽しむことに問題は発生しないでしょう。ところが、映画鑑賞で出演者のセリフや効果音がズレていたら、素晴らしい名作でも視聴に集中できないはずです。
従来モデルの AirPods 第1世代で映画鑑賞しながら、口の動きにたいしてセリフ音声の遅れをチェックするも、とくにおかしく感じることはありませんでした。また、音楽に映像が付いてて分かりやすい Jazz ライブでの、ベースやドラム奏者のソロパートで遅延を確認するものの、大きな指摘をするほどのズレはありません。
同じ内容を、新型モデル AirPods 第2世代で試してみると、より違和感なく映画鑑賞とライブ再生が楽しめるのですが、第1世代の遅延の少なさに好印象をもつ結果となりました。
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音楽ゲーム
ワイヤレスイヤホンの遅延で気になったり集中力を切らしてしまうのが、ゲームプレイ中の音声遅れ。とくに『音ゲー』と言われるテンポよくプレイすることが重要な音楽系ゲームでは、画面上の動作と効果音のズレはコンボ達成率を低くさせ、ゲームプレイのモチベーションを下げる原因になります。
音楽系ゲームの中でも高い人気を得ているのがリズムゲーム。これらのゲームで AirPods のレイテンシ(遅延)が問題なければ、ほとんどのシーンで Bluetooth イヤホンが問題なく利用できることになります。
ただ、結果を先に言うと「AirPods 2 でも音ゲーのフルコンボは無理」との結果でした。その結果をふまえ、新旧 AirPods で音楽系ゲームのインプレ。
音ゲーチェック:AirPods 第1世代
まずは映画・音楽鑑賞でもレイテンシ(遅延)によるストレスを感じなかった AirPods 第1世代でリズムゲームをチェック。
リズムに合わせて遊ぶゲームなので、画面に出てくるアイコンを確認しながら視覚的なタップをするのではなく、聞こえるリズムでアイコンを押してみる。すると、タップのタイミングが大きくズレているようで「MISS」判定を大量発生させてしまう事態に。もう、コンボ数をいくつ決めるという挑戦ができる状況ではない。
画面のアイコンを見ながらタップする視覚的な方法なら、ミスタップを減らすことができるでしょうが、それはすでに『音ゲー』を楽しんでいるプレイではないので、ここで AirPods 第1世代の遅延チェック終了。
音ゲーチェック:AirPods 第2世代
新型 AirPods 2 でもリズムゲームにトライ。画面のアイコンに注目しないよう、音に集中してプレイする。
すると、第1世代では「MISS」判定を連発していたのに、第2世代では「PERFECT」や「GREAT」が出るような、ミスの少ないタップができるようになりました。ただし、アイコンをタップした時の「シャン!」という効果音はズレて聴こえてしまうので「音楽に合わせた軽快なタップ音!」といった盛り上がりに欠ける状況ではあります。
AirPods 第2世代 にアップデートされて『レイテンシ(遅延)』が、第1世代より短縮している公式情報は、実際に音ゲーをプレイしていて感じましたが、リズムゲームを本格的に楽しむためには、もう一息の改良が必要のようです。ただ、AirPods 2 の音声遅延は、ワイヤレスイヤホンの部類でも非常に遅延が少ないモデルだと感じた。
そのかわり、シビアなタップやアクションスピードを必要としない RPG ゲームであれば、AirPods 2 は十分な音声レスポンスを発揮するため、コードレスイヤホンによる快適なゲームライフを満喫できるでしょう。
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レビュー:運動で落下・汗で故障
AirPods はワイヤレスイヤホンだから、邪魔になりがちなイヤホンジャックや接続ケーブルがなく開放的なところが一番のメリット。
とくに AirPods を使っているとき軽快に感じるのが、身体を動かしている時です。ランニングをしているユーザーなら、ワイヤード(有線)イヤホンが身体を動かすごとにケーブルがフラフラ動いて、しまいには腕に引っかかったりして不快だったでしょう。
ワイヤレスイヤホンはジョギングや、スポーツジムなどで音楽を聴きながらトレーニングするのに最適。ただ、AirPods は耳栓のように耳に差し込むカナル型イヤホンではなく、耳に引っ掛けて装着するオープン型イヤホンなので、簡単に外れてしまいそうな不安感があります。
実際、耳の形状によっては、階段の上り下りで AirPods が少し揺らぐ事がありますが、まず落ちることはありません。
ランニングで AirPods は落ちるのか
AirPods のようなオープン型イヤホンで落ちることが気になるのは、ジョギング・ランニングを習慣的に楽しんでいる人たちでしょう。走っていると上半身は上下揺れ、かかとが地面に着くたびに衝撃も伝わるからです。
実際にランニングシューズを履いて〈1km / 5分〉ほどのインターバルランニングで試走。これでは、まったく落ちる気配もありません。ためしに軽くダッシュ走にもチャレンジしてみましたが落ちることなく音楽を聴きとることも可能。また、普段はしないのですが、山道を軽く走るトレイルランニングでも大丈夫だったことが分かりました。
トレイルランニングでは、段差の大きい降りルートになると衝撃がそれなりに伝わるため不安がありましたが、まったく問題なくて拍子抜け。装着位置もズレることなくポジション直しの必要ありませんでした。
AirPods がランニングなどの衝撃でも外れたりズレにくいのは、イヤホンの重量にあるでしょう。AirPods イヤホン片側の重量は、たったの〈4 g〉と、アルミ製の1円硬貨にすれば4枚分しか重さがありません。本体重量が軽ければ軽いほど揺れにくくなるため、ランニング程度の揺れでは AirPods は外れないのでしょう。
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装着感・痛み
2019 新型 AirPods は外装部品の設計変更がないため、装着感は初代 AirPods と全く一緒。
非常に軽量なイヤホンであるため、耳にかけても重さを感じることなく、まさしく『エア』な掛け心地。重量的に耳に負担をかけることがないので、重さや圧迫感で耳が痛くなることはありません。
これが耳に栓をするように塞ぐカナル型イヤホンだと、長時間使用で耳に違和感や軽い痛みがでてきますが、軽量オープン型イヤホンの AirPods であれば問題なし。
また、ランニング時間が長くなればなるほど、カナル型とオープン型の装着感の差は大きくなります。
ランニングでは、足が地面に着地するとき軽い衝撃が頭部まで伝わりますが、この弱衝撃が長く続くとカナル型イヤホンだと耳に痛みが起きたりイヤホンが外れてくる場合があります。しかし、AirPods のオープン型では、耳が痛くなることも位置がズレることもなく快適。走りに集中できるうえイヤホンの存在を忘れてしまいます。
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汗で壊れない?
ランニング・ウォーキングはもちろんアウトドアスポーツに AirPods を持ち出すと、季節やスポーツ種目によっては大量の汗を流すことになります。電子機器は水分の内部侵入で簡単に故障してしまうため、塩分をふくんだ汗をかくスポーツの利用に AirPods は耐えられるのか不安になります。
ちなみに Apple 公式では、AirPods の防水仕様に関してはまったく触れていません。
そんなところ、YouTube チャンネルに Apple 製品情報をアップしている EverythingApplePro が AirPods の耐水テストを実行。テスト内容はかなり過酷で、AirPods のイヤホンと充電器ケースを洗濯機で洗い、ドラム乾燥機で温め、極めつけには水中に浸けて起動させ音楽再生もさせています。
この、とんでも実験を実行しても AirPods に問題は発生せず、正常なペアリングと音楽の再生をこなしました。
さすがに、ここまでしてしまうと後ほど支障が出る可能性もありますが、ランニング程度の汗で壊れるような心配は必要ないでしょう。ただ、汗に含まれる塩分は、衛生上の問題のほかイヤホン・充電ケース変色の可能性があるため、スポーツなどで使用した後の汗・水分は綺麗に拭きとっておきましょう。
AirPods 落下衝撃・耐水テスト 動画
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