ノッチレス、オールディスプレイ、Super Retina XDR パネル、A17 Bionic チップ、大型センサーカメラ、指紋認証 Touch ID などの技術搭載。2024年以降に発売が予測されている次期エントリーモデル iPhone SE4 (SE 第4世代)の最新情報を更新。
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iPhone SE
リーク情報まとめ
新型 iPhone SE4 (SE Plus) の搭載機能や仕様は未確定な部分が多いですが、モバイル機器メディアのリーク情報や投資アナリストの予測情報から抜粋しています。
筐体・フレーム
新型 iPhone SE4 (SE Plus) のリーク情報では、おおまかに2種類の筐体情報があるが、オールディスプレイ・ナローベゼル採用の情報を推している証券アナリストやモバリル機器メディアが多い傾向。
筐体構造 | 画面サイズ・筐体仕様 |
---|---|
iPhone SE3 筐体 | iPhone 8 や iPhone SE2 が採用する筐体と同等。ホームボタンを搭載するデザインで、とくに上下ベゼルが厚い(広い)。画面は小さく〈4.7-inch〉と変更なし。採用の可能性は低い。 |
iPhone Xʀ 筐体 | iPhone X 以降のモデルが採用するオールディスプレイ仕様。筐体構造も同等でホームボタンが無い。ベゼルは狭く画面サイズは〈6.1-inch〉ほど。 |
iPhone 11 筐体 | iPhone 11 筐体ベースであれば廉価版の有機 EL表示パネル〈5.7-inch〉か〈6.1-inch〉を採用か。 |
iPhone 13 筐体 | iPhone 13 や iPhone 14 筐体ベースであれば有機 EL表示パネル〈6.1-inch〉を採用し高品質表示の実現。 |
ディスプレイ
新型 iPhone SE4 (SE Plus) のディスプレイのリーク情報では筐体ベースが2種類あり、予測される表示パネルサイズの範囲が広い。
- ディスプレイ:リーク情報
- iPhone Xʀ 筐体ベースなら画面サイズは〈6.1-inch〉ほど
- iPhone 13 筐体ベースなら〈5.7-inch〉か〈6.1-inch〉
- 表示パネルは液晶ディスプレイか有機ELディスプレイ
新しいエントリーモデルとしてリーク情報があがっている新型 iPhone SE4 (SE Plus) のコンセプトは、同エントリーモデルの iPhone SE 3 より大型ディスプレイを搭載されるとも噂されている。
採用されるディスプレイサイズはベースとなる筐体構造によって変わってくる。iPhone SE3 筐体の流用でホームボタン・従来ベゼルを残す仕様であれば〈4.7-inch〉。iPhone Xʀ や iPhone 14 といった全面画面のオールディスプレイ仕様であれば、最大で〈6.1-inch〉ほどの大きさが可能となる。
ノッチ
近年発売される iPhone ではノッチが特長的ですが、iPhone SE4 (SE Plus) では生体認証の仕様変更でノッチが無くなる可能性。新規筐体開発よりiPhone 13 などの現行フレームを流用してコストを抑える方向性もあり。
- ノッチ:リーク情報
- サイドボタン内蔵型 Touch ID ならノッチ領域を廃止
- 表示パネル内蔵型 Touch ID でノッチ領域を廃止
- iPhone Xʀ 筐体ベースのノッチ無しオールディスプレイ
- iPhone 13 筐体ベースのノッチ有りオールディスプレイ
セキュリティ
生体認証システムは、顔認証セキュアFace IDを採用する可能性が高いが、全面ディスプレイが採用できるサイドボタン式指紋認証セキュアTouch IDの予測情報も多い。なお、画面埋込み型 Touch IDの採用確率は非常に低い。
- セキュリティ:リーク情報
- サイドボタンに指紋読取りセンサーを内蔵する新しい Touch ID 搭載
- 画面タッチで生体認証できる画面埋込み型 Touch ID
- 廉価な液晶パネルと製造コストを抑えた従来型 Face ID ユニットを採用
生体認証:新開発サイドボタン型 Face ID
近年発売されている新型 iPhone と同じコンセプトを採用するとされる iPhone SE4 (SE Plus) は、現行モデルにある大きいノッチが無いと予測されている。これは、生体認証システムに顔認証セキュア Face ID(フェイス アイディ)ではなく、指紋認証セキュア Touch ID(タッチ アイディ)採用を支持する情報が多い。
オールディスプレイを採用する iPhone SE4 (SE Plus) は物理的な指紋読み取りボタンを前面に設置できないため、側面の電源 / スリープ解除ボタンに指紋読取りセンサーを組込む方式を採用する。この方式はすでにタブレット機器 iPad Air 4 に実装されており応用できる技術です。
リアパネル構造では iPhone Xʀ、iPhone 12 以降モデルに似た造形を採用を支持する投資アナリスト・通信機器メディア・Apple 製品リーカーが多め。
カメラ
iPhone SE4 (SE Plus) のメインカメラは、流用筐体に搭載されているカメラモジュールを採用すると予測される。
- カメラ:リーク情報
- iPhone Xʀ カメラを採用ならシングルカメラ(広角レンズ)
- iPhone 13 筐体でシングルカメラかデュアルカメラ(広角・超広角レンズ)
- iPhone 14 筐体でシングルカメラかデュアルカメラ(広角・超広角レンズ)
- イメージセンサー解像度:1,200万画素
- 深度調整可能なポートレートモード搭載
- 暗所撮影機能『動画ナイトモード』の搭載は微妙
リアケメラ:広角レンズ採用の1眼カメラ
背面メインカメラの仕様では、広角カメラ1基のみとの情報でしたが、カメラユニット2基のデュアルカメラ採用の情報もある。なお、デュアルカメラのレンズ組合せが『広角カメラ・望遠カメラ』と『超広角カメラ・広角カメラ』のどちらなのかはハッキリしてない。
ただ、イヤーモデルとの差別化やコストを考えると、次期 iPhone SE4 には広角カメラのみの1眼カメラ搭載の可能性が高い。
機能その他
スムーズな作動やバッテリー駆動時間にも重要な演算チップの処理性能や、接続・充電機能、そのほか関連情報を掲載。
- 機能その他:リーク情報
- SoC は A17 Bionic か A16 Bionic を採用
- 高速安定通信のデュアルモード 5G 対応
- 2024年以降の発売であれば Apple 製 5Gモデム搭載
- 高速データ伝送 Wi-Fi 6E 対応の可能性
- 有線によるデータ転送・充電には USB-C 端子を採用
筐体別:おもな特長
2023年初頭のリーク情報では、新たに採用が見込まれる2種類の筐体情報があがっている。そのベース筐体は、iPhone 12 や iPhone 13 といった近年リリースされたフレームを流用するとしている。
ただ、非常にコストを抑えた低価格帯の iPhone を残すとするならば、iPhone SE3 筐体をベースに継続する選択肢もある。
- 採用筐体:iPhone 11(以前の予想)
- Apple 製 5G モデムを搭載
- 全面画面のオールディスプレイ採用の可能性
- 6.1インチ有機 EL ディスプレイ
- 前カメラ・センサー用ピンホールでノッチ廃止
- 全面画面の筐体なら背面デザインは iPhone Xʀ に似る
- サイドボタン内蔵型 Touch ID でホームボタン廃止
- メインカメラはデュアルカメラ
- A16 Bionicチップ
- 充電コネクタ:USB-C の採用
- 採用筐体:iPhone 14(最近の予想)
- Apple 製 5G モデムを搭載
- 全面画面のオールディスプレイ採用の可能性
- 6.1インチ有機 EL ディスプレイ
- ノッチあり(前カメラノッチ組込)
- 背面デザインは新設計(パネルベースはiPhone 14)
- サイドボタン内蔵型 Touch ID でホームボタン廃止
- メインカメラは1眼(広角カメラ)
- A16 Bionicチップ
- 充電コネクタ:USB-C の採用
- 採用筐体:iPhone SE3 流用
- Apple 製 5G モデムを搭載
- 4.7インチ液晶 Retina HDディスプレイ
- ホームボタンに内蔵された指紋認証 Touch ID
- 背面メインカメラ:12M 広角カメラ
- A16 Bionicチップ
サイズ比較
新型 iPhone SE4 (SE Plus) は、従来モデルの筐体を継続採用するリーク・予想が多い。予想情報には iPhone 8 Plus などの旧世代フレームと、iPhone Xʀ、iPhone 11 以降の新世代フレームと、ふたつの情報が錯綜している。
画面 | 筐体サイズ | 重量 | |
---|---|---|---|
iPhone 8 Plus | 5.5-inch | 158.4×78.1×7.5 (mm) |
202 g |
iPhone Xʀ | 6.1-inch | 150.9×75.7×8.3 (mm) |
194 g |
iPhone 12 mini | 5.4-inch | 131.5×64.2×7.4 (mm) |
133 g |
iPhone 12 | 6.1-inch | 146.7×71.5×7.4 (mm) |
162 g |
iPhone 12 Pro | 6.1-inch | 146.7×71.5×7.4 (mm) |
187 g |
iPhone 12 Pro Max | 6.7-inch | 160.8×78.1×7.4 (mm) |
226 g |
iPhone SE2 | 4.7-inch | 138.4×67.3×7.3 (mm) |
148 g |
iPhone 11 | 6.1-inch | 150.9×75.7×8.3 (mm) |
194 g |
iPhone 11 Pro | 5.8-inch | 144.0×71.4×8.1 (mm) |
188 g |
iPhone 11 Pro Max | 6.5-inch | 158.0×77.8×8.1 (mm) |
226 g |
販売価格
iPhone SE4 (SE Plus) は、廉価で人気の高い iPhone SE3 よりディスプレイサイズは大きくなれば価格上昇の可能性は高いですが、新世代筐体となる iPhone 12 シリーズより販売価格をおさえたコストパフォーマンスの高いモデルになると見込まれている。
予想価格《1》
中国 ガジェット系メディア Giz China が、新型 iPhone SE4 (SE Plus) の販売価格の予想を自社メディアサイトで公開
Giz China が予測する販売価格は500ドル(1$ = 158円:約79,000円)。この価格にいたるモデル仕様は、iPhone 11 筐体をベースとしておりメインカメラはデュアルカメラ、SoC は Apple A14 Bionic、セキュリティは指紋認証 Touch ID(電源ボタン内蔵センサー式)を採用。
また、価格をおさえるため通信モデムに 5G モデムチップは搭載されず 4G モデムチップが採用されると予想している。
予想価格《2》
発売時期 | 販売価格 |
---|---|
2024年春以降 | $499(換算:$1=¥158:約79,000円) |
iPhone 13 128GB 筐体ベースでの価格設定 |
発売日
iPhone SE4 の発売に関する情報が多くのアナリストから発信されていますが、その内容をまとめてみると、2024年に発売される可能性は低いとの予想が多い。その理由はいくつかあります。
- 発売遅延の理由
- Apple 自社開発の 5G モデム開発難航が影響している
- 専用ディスプレイの供給の目処がたっていない
これらの問題が解決しなければ、iPhone SE 第4世代は2025年になっても発売されることはなさそうです。
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