特長・仕様《2》
AirPods Studio 予想価格
2020年になって発売情報があがり始めた Apple プレミアムヘッドホン AirPods Studio。最近では各情報メディアやアナリストから販売価格に関する予測がチラホラと報じられています。
予想価格:9to5Mac
アメリカの Apple 製品リークメディア 9to5Mac が入手した情報から値段が予想されています。
2020年2月に米量販店 Target(ターゲット)の在庫管理システムデータベースで発見された AirPods X Generation に関する価格情報も出ており、その販売価格は〈399ドル = 約43,000円〉らしく、Apple イヤホンの最上位モデル AirPods Pro より〈150ドル〉も高い。
この価格差を考えると、AirPods Studio は安価なグレードではないことが分かります。
また、AirPods シリーズのハイエンドモデルとして高音質なオーバーイヤー型ヘッドホンの投入は、Beats ブランドとの差別化になるため、同グループ内での競合はないと述べている。
Apple 傘下ブランドの Beats のノイズキャンセル機能付きヘッドホン Beats Studio3 Wireless の販売価格は〈349ドル(日本販売価格:34,800円)〉なので、Apple AirPods Studio のほうが〈50ドル〉ほど高額になります。この価格差が機能・仕様にどのような違いが出てくるのか興味深い。
予想価格:Jon Prosser
Front Page Tech のテクノロジー系ジャーナリスト Jon Prosser(ジョン プロッサー)氏は、独自のルートから入手したリーク情報から AirPods Studio の予想価格を Twitter に投稿。
Jon Prosser 氏のリーク情報では、Apple 新型のオーバーイヤーヘッドホンのコードネームは『B515』で、予想販売価格は〈349ドル = 約37,600円〉と投稿。
Looks like Apple is sticking with the “AirPods” branding for their new over-ear headphones.
AirPods Studio
Codename: B515
$349— Jon Prosser (@jon_prosser) May 9, 2020
さらに補足情報として「Apple は新機種ヘッドホンを AirPods シリーズとしてのラインナップとして位置付けしている」と述べています。
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ユーザー装着検出機能
AirPods シリーズのフラグシップモデルとなる AirPods Studio には、イヤホンモデルの AirPods Pro より優れた機能・ギミックを搭載する情報があがりました。
アメリカの Apple 製品リークメディア 9to5Mac は、プロユースも考慮するプレミアムヘッドホン AirPods Studio に、数々の新機能が採用されると報じています。
- 注目の機能
- ヘッドホン装着状態で再生または一時停止
- 意識せずに装着しても左右チャンネルを自動最適化
- 低・中・高域が調整できるカスタムイコライザー
- ノイズキャンセルと外部音の取込みモード
ヘッドホン装着状態で再生 / 一時停止
AirPods シリーズに共通している便利機能が、イヤホンの耳への装着状態をセンサーが感知して、音楽の再生または一時停止を自動で行います。
ヘッドホンとなる AirPods Studio にも同様の機能が採用されるようです。オーバーイヤー型ヘッドホンのばあいは、頭に載せた(耳にイヤーパッド装着)状態で『音楽 再生』。首にかけた状態は『音楽 一時停止』となります。
AirPods Studio には、イヤホンの AirPods と違って首にかける状態を感知する必要があるため、専用のセンサーを搭載して頭と首を判別して切り替えるシステムとなります。
意識せずに装着しても左右チャンネルを自動最適化
イヤホン・ヘッドホンは左右のチャンネルが固定されているので、耳にかける前に左右を確認して装着する必要があります。
ところが、AirPods Studio では 左右の耳を判別するセンサーが採用されます。そのためユーザーは左右チャンネルを確認する必要はなく、おもむろに AirPods Studio を装着すれば、装着された向きに応じて左右チャンネルが自動で最適化されます。これが実現すれば、ななり画期的。
イコライザーによる低・中・高域の調整
プレミアムヘッドホンとなる AirPods Studio はプロユース環境での使用も視野に入れていると予想されており、ヘッドホンを Mac か iOS などの Apple デバイスとペアリングすれば、イコライザーのロックが解除されユーザーが希望する音域の調整が可能。なお、情報筋によると調整可能な音域は、低域・中域、低域の3バンドとなる。
ノイズキャンセルと外部音の取込みモード
AirPods Studio に採用されるノイズキャンセル機能は、AirPods Pro 同様の ANC(アクティブノイズキャンセリング)方式を採用。
また、ヘッドホンをかけたまま周囲の音を確認できる『外部音の取込みモード』も同じく搭載される。
米 経済情報メディア Bloomberg(ブルームバーグ)の最新レポートによると、AirPods Studio はイヤーパッドの素材をテストしており、少なくとも2種類の素材の採用を検討しているもよう。
イヤーパッドの素材は、一つ目は表面に本革を使用し、二つ目はより軽い素材を使用してフィットネスなどのスポーツに対応させます。イヤーパッドは、ユーザーが簡単に交換できるようにマグネットで固定される構造となるようです。
AirPods Studio コンセプト《2》
AirPods Studio のリーク情報をもとに、製品が発売されたイメージをコンセプト画像としたレンダリングが Twitter に投稿されました。
Apple 製品では初となるヘッドホン AirPods Studio レンダリング画像を制作・公開したのは、南アフリカ在住の Thuto Chimimba 氏。彼は将来発売されると予測される Apple 製品のレンダリング画像を制作して Twitter へアップロードしています。
同氏の AirPods Studio コンセプト画像は、新製品の発売後にアップルストアで表示されている状況をイメージ。
AirPods Studio Render. References from iOS 14 leaks by @9to5mac. Black and White Colourways. ANC, Transparency Mode, Neck and Head Dectection etc. I can't wait for these. Below is also a Webpage render. What do you think? #airpodsstudio #wwdc2020 #iphone12 #apple #airpods #studio pic.twitter.com/k36ApyRUqt
— North’s Globe TC (@thenorthsglobe) May 15, 2020
AirPods Studio のレンダリング画像は、アメリカの Mac 製品情報メディア 9to5Mac が公開した記事(iOS 14 関連)のアイコン画像を参考に制作しています。
このコンセプト画像では、iOS 14 コードで発見された AirPods Studio と思われるアイコンを忠実に再現していますが、一般的なヘッドホンと比べると、ヘッドホンユニットを包み込むハウジングのサイズがかなり大きい感じがします。
ただ、AirPods Studio はワイヤレスヘッドホンであるため、バッテリーのほか、様々な機能を実現する内蔵パーツを搭載する必要があるため、ある程度の筐体容量は必要になるでしょう。
それにしても、採用されるドライバーユニットの口径が、どの位になるのか興味津々ではあります。
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