ベゼルディスプレイ、Retina HD IPS パネル、A15 Bionic チップ、4GB メモリ、Touch ID、1200万画素メインカメラなどの機能搭載。2022年3月に発表された新型 iPhone SE(第3世代)の最新情報を更新。
iPhone SE3 情報
ディスプレイ
新型 iPhone SE3 は、歴代 iPhone シリーズのなかで最小・最軽量で人気の高かった iPhone SE 後継機あつかいなものの、画面サイズは〈4-inch〉ではなく iPhone 8 同様の〈4.7-inch〉なうえ、広いベゼルがあるため筐体サイズは大きくなります。
- ディスプレイの特徴
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表示パネルは LCD(液晶)を採用
新型 iPhone SE3 のディスプレイパネルは、画面パネルの特長から解像度や、画質に関連するTrue Toneテクノロジーなどの特長は iPhone SE2 と同様。
従来の4.7インチRetina HDディスプレイの仕様を引継ぐ画面パネルは、ホワイトバランスを周囲の光に合わせて調整し、より自然でまるで紙を見ているような視覚体験を実現します。
また、Retina HDディスプレイの鮮やかな広色域は業界最高レベルの色の正確さを提供し、Dolby VisionとHDR10コンテンツの再生に対応しています。
iPhone SE | iPhone 8 | iPhone SE3 | |
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画面サイズ・仕様 | 4 インチ Retina ディスプレイ 1,136 x 640ピクセル解像度(326ppi) |
4.7 インチ Retina HDディスプレイ 1,334 x 750ピクセル解像度(326ppi) |
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ディスプレイ仕様 | LCD(液晶)パネル 800:1コントラスト比(標準) フルsRGB規格 最大輝度 500 ニト(標準) |
LCD(液晶)パネル 1,400:1コントラスト比(標準) 広色域ディスプレイ(P3) True Tone ディスプレイ 最大輝度 625 ニト(標準) |
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画面長押し機能 | 3D Touch 非対応 | 3D Touch | Haptic Touch(触覚タッチ) |
画面長押しに Haptic Touch の採用
ディスプレイ面の多機能操作を実現するのが 3D Touch 機能で、Apple は iPhone 6s ではじめて採用。
3D Touch 機能は、画面をタップするのではなく押し込むだけで様々な操作を実現できる機能。アイコンをタップするだけでアプリのメニューを表示できたり、対応アプリの操作割り当てもできます。
ただ、3D Touch 開発陣の予想以上に普及しなかったため、ディスプレイ製造コストの観点から機能廃止をすすめており、iPhone Xʀ などの新機種には採用されませんでした。
この 3D Touch の代わりに登場したのが Haptic Touch(ハプティック タッチ)です。これは、ディスプレイを長く押し続けることで軽く振動させ、強く押し込んだかのような感覚を得られる機能です。
かなりコストを抑える必要がある新型 iPhone SE3 では、3D Touch を廃止して擬似的なボタン作動を指に伝える Haptic Touch 機能を採用。
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CPU/GPU
新機種 iPhone SE 第3世代は、低価格モデルながらも非常にパワフルなプロセッサを採用。
搭載されるチップセットは、Apple が独自開発する A15 Bionic 。このチップは 2021年モデルとなる最新機種 iPhone 13 シリーズに採用されている高性能SoCで、普及型ノートPCの性能をかるく超える高速処理・省電力を誇る。とくにグラフィック処理能力が高く、鮮明な夜間撮影写真には驚かされる。
- A15 Bionic 搭載 iPhone
- iPhone 13 mini
- iPhone 13
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
最新の A15 Bionic プロセッサが搭載させた理由は、2021年にリリースした iOS 15 以降に開発した多機能アプリでも快適に作動させるための先行投資でしょう。
この高性能チップセットが載ることによって、新型 iPhone SE3 はかなり長期にわたって OS 更新ができるメリットがあります。いずれサポートが終了する従来機種 iPhone からの乗り換え希望ユーザーにとって嬉しいスペックとなるでしょう。
A15 Bionic:スペック
A15 Bionic | |
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動作周波数 | 3.23 GHz |
製造プロセス | 5 nm |
アーキテクチャ | ARMv8.6-A |
コア数 | 6(高性能コア3.2GHz×2 + 高効率コア1.8GHz×4) |
GPU | Apple A15 GPU(アップル独自設計 4コア) |
RAM | 4GB |
製造企業 | TSMC |
性能概要
Apple A15 Bionic の CPU構成は、パフォーマンスコアが2基に、省電力コアが4基を搭載するヘキサコア(6基のプロセッサコア)。iPhone SE2 の[A13 Bionic]チップセットと比べ、すべての項目で演算処理・省電力性能が向上しています。
新型 iPhone SE3 では、新開発チップセットの省電力性能とバッテリー容量の増加により、従来モデルよりバッテリー稼働時間が延長されています。
ベンチマーク
情報メディアがアップしたベンチマークテストでは、シングルコアスコアが1695、マルチコアスコアが4021との数値が公表された。これは、上位モデルとなる iPhone 13シリーズに搭載されたA15 Bionicプロセッサよりもすこし低めの数値となる。しかし、先代のiPhone SE(第2世代)に搭載されていたA13 Bionicからは30%程度、処理性能が向上している。
この性能の差は、なんらかの差別化の可能性がある。ただ、iPhone 12 シリーズ などに搭載される A15 Bionicプロセッサの性能を超えているあたりは注目すべき点でしょう。
iPhone SE2 | iPhone SE3 | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | |
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発売日 | 2020年4月 | 2022年3月 | 2021年9月 | 2021年9月 |
プロセッサ | A13 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic |
シングルコア | 1328 | 1695 | 1756 | 1725 |
マルチコア | 3334 | 4021 | 4675 | 4720 |
RAM | 3GB | 4GB | 4GB | 6GB |
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メモリ
おおくの情報メディア予測では 新型 iPhone SE 3 の RAM(メモリ)容量は〈4GB〉が搭載との情報。iPhone SE 2 の RAM 容量は 3GB 搭載だったので、容量が 1GB アップしています。
ちなみに、ほかの iPhone で RAM容量4GB なのは、iPhone 12 と iPhone 13 シリーズで、Pro 系のメモリは〈6GB〉とその差は2GB。
モデル | 搭載メモリ(RAM) |
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iPhone SE | 2 GB |
iPhone SE2 | 3 GB |
iPhone SE3 | 4 GB |
iPhone 12 | 4 GB |
iPhone 12 Pro | 6 GB |
iPhone 13 | 4 GB |
iPhone 13 Pro | 6 GB |
ストレージ
OS やアプリケーションのほか、写真・動画・情報データを記憶するストレージ容量は、64GB、128GB、256GB の3種類を用意。
ベースモデルとなった iPhone 8 シリーズは、2017年9月22日発売当時のストレージ容量は、64GB、128GB、256 GB の3種類と同様。
ちなみに、初代 iPhone SE の2016年発売時の最小ストレージは 16GB、最大ストレージは 64GB。2017年のマイナーチェンジで、容量を 32GB と 128GB に変更していました。
Touch ID
新型 iPhone SE3 には iPhone 8 同様の筐体構造やデザインが採用されるため、物理的なホームボタンが実装されています。これは、ユーザー生体認証のセキュリティシステムに Touch ID(タッチ アイディ)が搭載される条件です。
個人情報保護システムは、ユーザーの指紋を登録してスリープ解除や支払いを完了させる指紋認証セキュア Touch ID(タッチ アイディ)。
セキュアシステムは iPhone 8 と同じく、ホームボタンに指紋読み取りセンサーを組み込んだものを採用。iPhone に長らく普及した方式なので部品コストは安く作動も速い。
- 特長 機能 スペック
- デザイン 特長
- ディスプレイ / SoC / 他
- カメラ / 他
- 仕様一覧
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