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【新製品】HomePod《発売日 スペック》

値段・販売時期いつ[Apple HomePod]

Apple の『HomePod(ホームポッド)』は、デジタルアシスタント『Siri』機能によって操作・受け答えができるスマートスピーカー。HomePod は家電を操作できるホームアシスタントより、音楽再生に重点をおいたスマートオーディオスピーカーです。


HomePod 発売日

Apple Music・Siri[Apple HomePod]
世界的な広がりを見せるスマートスピーカーは、Amazon が販売する Alexa Echo シリーズから多くのユーザーに受け入れられ、昨年末ごろ日本でも2世代目モデルがリリース。現在は予約招待制のかたちで購入できます。

『HomePod(ホームポッド)』の発売は〈2018年2月9日〉からはじまります。しかし、HomePod の販売は世界同時発売ではなく、まずはアメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国で〈2月9日〉に先行発売され、その後フランスとドイツで今春発売予定になっています。すでに販売を予定している地域では〈1月26日〉より予約受付が開始されています。

日本での発売日

日本発売日 価格[Apple スマートスピーカー HomePod]
HomePod デビューから約1年半、日本での発売が決定しました。Apple は発売日を 2019年8月23日 とアナウンスしています。

販売価格

2017年6月の WWDC で発表された HomePod は、アメリカで 2018年2月に349ドル(約3万9000円)で発売開始。しかし販売数がふるわず後日299ドルに値下げ。気になる日本での販売価格は〈3万2800円(税別)〉。なお、保証が2年間に延長される AppleCare+ for HomePod は3,800円 (税別)。

カラーバリエーションは、ホワイト、スペースグレイの2色の展開。

HomePod 使い方動画公開

スマートスピーカー使い方[Apple HomePod 発売]
発売が近づいている Apple スマートスピーカー HomePod の使い方を説明する動画が YouTube にアップされました。この動画を制作管理しているのは Apple Japan であるため、日本での販売展開が迫っていると判断して良いでしょう。

YouTube にアップされた動画は1分間。その内容は、HomePod の基本操作となる「HomePod のタッチコントロールの使い方」となっており、音楽再生(再生 / 一時停止、曲の前後トラック再生、音量調整)と Siri 起動の説明となっています。


HomePod 機能

スマートスピーカー[Apple HomePod]
HomePod の筐体サイズは、外形寸法が〈142 × 172mm(直径 × 高さ)、重量は〈2.5 kg〉。用意されるカラーは、ホワイトとスペースグレイです。

オーディオ仕様

HomePod は音声アシスタント Siri と連携することによって Apple Music の全機能を操作することができる音楽好きにはたまらないスマートスピーカーです。

HomePod の高さ〈7インチ(17.8 センチ)〉のコンパクトな筐体には、マイク、アンプ、スピーカー、Bluetooth、A8 チップのユニットを搭載。
スマートスピーカー内部構造[Apple HomePod]
音声指示を受け取るためのマイクは、筐体円周部分に6個のアレーマイクが配置されており、音楽を大音量で再生中でも音声で操作可能としています。

音楽再生の決め手となるスピーカードライバーは、中低音域を再生するウーファーが筐体上部に上向きに搭載されている。ウーファーの口径は大きくないものの、スピーカードライバーの可動ストロークを〈22 ミリ〉確保することで十分な低音量を再生する設計にしてある。
高域を再生するツイーターは、ビームフォーミングツィータが全方位に7個配置されており、どの位置でリスニングしていても音域の偏りがないように工夫されています。
また、HomePod をコントロールするメインチップの『A8』は、ビームフォーミング技術を用いることで、部屋のコーナーやテーブルといった設置環境の音響特性を学習することで、設置場所に合わせた音質最適化を実現しています。

音声アシスタント機能

HomePod は、音楽再生に重点をおいたオーディオデバイスですが、Siri を利用したスマートスピーカーですから、ほかにも色んな操作が可能です。
Siri 音声アシスト機能[Apple スマートスピーカー HomePod]
まずは、Siriを使ってメッセージを送ったり、ニュースやスポーツ、天気の情報を聴いたり、Podcast 再生や NPR、CNN、ESPN などのニュースやスポーツなどのヘッドラインも読み上げに対応。さらに HomeKit 経由での家電コントロールにも対応するため、音声操作によって照明やエアコンをつけたり、家電機器の操作が行なえます。
このあたりは他のスマートスピーカーのように、別途スマートホームのハブを用意する必要はありません。

FLAC 対応

HomePod では、音質を劣化させずに音声ファイルを圧縮可能な High-Resolution Audio(ハイレゾ)音源の標準フォーマット FLAC(Free Lossless Audio Codec)に対応しています。

現在の Apple iTunes では FLAC には対応していませんが、HomePod 対応オーディオ形式として、Apple 独自形式 ALAC(Apple Lossless Audio Codec)と並んで FLAC が記されています。

通話・その他の仕様

HomePod には Amazon Echo と同じく電話通話機能が搭載されています。ただし、実際の通話は iPhone で始めることになり、そのあと HomePod へ受け渡して会話ことになるため、iPhone は絶対に必要になります。

Apple は、自社のデバイスとクラウドコンピューティングによって HomePod を操作・再生するようにしているため、充実した音楽再生機能を利用するには Apple Music との契約が必要になります。Spotify のような他社のストリーミング配信サービスを利用するばあいは、スマートフォンの AirPlay アプリケーションを経由して再生する必要があります。

また、HomePod にはアナログ入力端子といった有線接続装備はありません。

音声以外の操作は、Apple デバイスでも対応することができ、Phone 5s 以降や iPad Pro、iPad Air 以降の iPad などと連携可能。対応 OS は〈iOS 11.2.5〉以降で利用できます。

まとめ・海外評価

この HomePod、海外ではすでに発売前の試聴機が各種メディアにまわっており、先行試用による評価が上がっています。
その評価は音質をふくめて軒並み高評価で、音楽再生については設計思想どおりのパフォーマンスを発揮できており、部屋中いろんな場所へ設置したり、立ったり座ったりしてリスニングポイントを変えても、聞こえ方の違いが少ないことを高く評価するコメントが多い。

スマートスピーカーとしては出遅れた感のある HomePod の先行きは明るいようです。


販売不振の HomePod

HomePod mini / Beats モデル[ホームポッド 日本発売日]
Amazon が発売する売れ筋スマートスピーカー『Echo(エコー)』に対抗するため、Apple は2018年1月に HomePod(ホームポッド)』を発売。優れた音質と iPhone との連携による操作性を売りにして多くの販売台数を見込んでいましたが、販売価格349ドルは多くのユーザーを惹き付けることはできなかったようです。

HomePod の売上げは、発売後10週間の市場シェアが〈10%〉と、当初予想していた高い実売数を実現しませんでした。販売予測を引下げた Apple は、やむなく生産量を抑えるよう組み立て工場へ伝えることに。

HomePod は発表後からヒット商品になると盛り上がりをみせいました。予約も好調でしたが、実際に発売され予約するユーザーの手に届くころには売れ行きが落ちはじめていたそうです。
HomePod の購入を検討していた多くの消費者は、HomePod が他社のスマートスピーカーのようにスマートホーム機器と連動して操作できる未来を期待していましたが、実際のメイン機能は Apple Music の音楽再生であり、さらに、操作に対しては iPhone に大きく依存することが判明。

スマートアシストが限定的なスマートスピーカーに、販売価格〈349 ドル〉が高かったため、購入を希望していた人達は買うのをためらったようです。ちなみに他社のスマートスピーカーの販売価格は〈50〜150 ドル〉ほど。

半額 HomePod は Beats モデル

HomePod mini / Beats モデル[ホームポッド 日本発売日]
Apple の販売予測を大きく下回った HomePod(ホームポッド)』。現時点ではスマートホーム機器との連携しない Apple Music(アップルミュージック)を楽しむ限定的な仕様と、高い販売価格がネックになっているため、なんらかの仕様変更がないと販売増にはならないでしょう。

Apple としては、他社スマートスピーカーと同じような機能を盛り込む予定はなく、現在の HomePod はそのまま販売しつつ、Beats ブランドとして、より小型で低価格モデルの追加を検討しているようです。

この Beats ブランドのスマートスピーカー開発情報は、Apple サプライチェーンの関係者から入手したと中国のモバイルメディアが情報発信しています。

この計画されている Beats 版 HomePod は販売価格を大きく抑えてあり、価格は〈199 ドル〉を設定しているもよう。この計画は進行しているようで、主要サプライヤーのひとつ『MediaTek』と製造についての交渉しているとのこと。また、このような情報は今回が初めてではないとしています。

新アプリ AirPlay 2

この Beats モデルの気になるところは、Siri による操作機能は省略される可能性があるそうです。しかし、Siri が実装されないのであればスマートスピーカーではなくパワードスピーカーになるのですが、どういった仕様になるのか?
ただし、この Beats 製スピーカーには、この前リリースされた iOS 11.4 ベータ版の『AirPlay 2』に対応する予定です。

AirPlay 2 は、2つの HomePod をペアリングさせることでステレオ再生を可能にします。さらに、このアプリでは、同じ音楽を複数の部屋で鳴らすマルチルーム再生や、各スピーカーの音量調節も可能になる予定です。
Beats スピーカーは販売価格が安いため、複数台数を購入しやすくなります。このような機能がユーザーに好評になれば販売台数も伸びることでしょう。

安価・小型の HomePod

音楽再生を重視している HomePod は、内部構造や構成パーツにも Apple のこだわりがあり低価格で販売できない理由があります。
しかし、多くのユーザーを獲得するためには、より安価なモデルが必要なのは明白です。これらの事については以前から多くのアナリストからも指摘があり、元KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏も安価な HomePod が近いうちに発売されるだろうと予測しています。さらにクオ氏は、2018年3月に「Apple は2018年に200~250万台の HomePod を販売する」予測しています。

ただし、小型・安価の HomePod が Beats ブランドになるかは、まだ確定ではないそうです。



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