【2022新型】折りたたみ iPhone:リークまとめ

値段 発売時期いつ[新作 折りたたみ iPhone]
折りたたみディスプレイ、micro LED パネル、 Apple A15 Bionic チップ、5G 通信対応、など新技術搭載が予測される、2022年秋発表が予測される iPhone シリーズ初採用 『iPhone Fold』の最新情報を掲載。


2020年以降に発売される iPhone へ搭載される予定の折りたたみディスプレイ。すでに2019年から折りたたみスマートフォンの発売を始めるメーカーも複数あり、今後も同様のディスプレイを採用するブランドが増えるようす。

リーク情報《1》

折りたたみディスプレイの供給

サムスン製 折りたたみディスプレイ[2021 新型 iPhone]
韓国のニュースメディア ETNews によると、Samsung Electronics(サムスン電子)は自社の折りたたみディスプレイのサンプル用意し Apple と Google に提供したと報じています。
このサンプルは、スマートフォンのように実際に電源が入るタイプで、折りたたみから広げた状態のディスプレイサイズは〈7.2インチ〉としている。ちなみに、先日発表された Samsung Galaxy Fold のディスプレイサイズは〈7.3インチ〉となっており、サンプルモデルはわずかに〈0.1インチ〉小さい。

Samsung は以前から Apple 製品の部品を製造するサプライヤーとしての歴史もありますが、同時に競争相手でもあります。現在の Apple 製品では iPhone 用の OLED(有機 EL)パネルを供給している。また、Google の折りたたみスマートフォンについては言及されていませんが、Google はすでに折りたたみ型ディスプレイの採用に向けて Android ハードウェアの開発に着手しており、開発協力の相手に Samsung を選んでいます。

Samsung は新開発の折りたたみディスプレイパネルを自社製品だけにとどめることなく、購入を希望するメーカーへ特殊パネルを提供して、ディスプレイパネル市場の主導権を握ろうとしています。

Samsung Electronics の折りたたみディスプレイの生産能力は、現在のところ年間で約240万台ほど製造できるようですが、より需要が増えるのであれば約1000万台まで増産見込みで検討しているようです。


極狭折りたたみガラスパネル

超薄板フレキシブルガラス[2021 新型 折りたたみ iPhone]
2019年に発売される Samsung Galaxy Fold、Huawei Mate X などの折りたたみスマートフォンのディスプレイモジュールは、プラスチックポリマーにフレキシブル OLED(有機 EL)パネルを貼り合わせた構造です。しかし、樹脂系表面は材質的に柔らかいため傷つきやすく、折り目の部分は経年劣化による耐久性に疑問がのこります。

この、折りたたみ用のフレキシブルディスプレイパネルに高い耐久性をもたせた製品を、Apple の長年のサプライヤーであり Gorilla Glass(ゴリラガラス)のメーカーとして有名な、アメリカ『Corning Incorporated(コーニング)』社が、折り曲げに対応するガラスパネルの開発に取り組んでいます。
Corning は、世界最大級のガラスメーカーで、同社が開発する高い強度の特殊ガラス Gorilla Glass は、初代 2007 iPhone から導入されており、iPad のほか他社のスマートフォンやタブレット端末にも幅広く採用されています。

Corning が開発している折りたたみが可能なガラス製ディスプレイパネルは、現在のところは、厚さ〈0.1 mm〉、曲げ半径〈3~5 mm〉を可能とするガラスパネルを開発しています。
極狭折りたたみガラスパネル[2021 新型 iPhone]
Corning のゼネラルマネージャー John Bayne(ジョン ベイン)氏によれば、現在開発中の折りたたみガラスパネルの目標は、折りたたみ部分の狭い曲げ半径に耐えるための薄い特殊素材パネルを開発することです。
Corning は、イオン交換プロセスにより強度を高めている Gorilla Glass(ゴリラガラス)と、紙のように巻き取ることができる Willow Glas(ウィロー ガラス)の長所を活かして、非常に曲げ半径の小さい折りたたみに対応できる『超薄板フレキシブルガラス』を開発しています。
ただ、パネル製造過程に溶融塩を必要としていますが、塩分は次世代ディスプレイパネルに関連するトランジスタを腐食させてしまうため、折りたたみパネルモジュール開発の障害となっています。Corning 開発陣は、この課題を克服するため重点的な研究を進めている。

2017年に Apple は、米国の先端製造業を支援するために創設されたファンドの支援先に Corning を選出。Apple から支援された2億ドルの投資は、研究開発をはじめ工場の最先端ガラス製造プロセスとその設備投資に充てられており、折りたたみ iPhone へ採用される次世代フレキシブルガラスパネル開発が期待されている。

折りたたみ画面の耐久性

Samsung Unpacked 2019 で発表された Galaxy Fold は、折りたたみディスプレイを採用した画期的な Android スマートフォンです。Apple の折りたたみ iPhone に採用するディスプレイパネルは、Samsung 製になる可能性もあるため、先行発売される同機構スマートフォンの仕様は気になるところ。

Galaxy Fold はディスプレイパネルを『谷折り』で折りたたむ方式を採用しているため、折りたたみ箇所に大きな力がかかります。そのため、現在の技術では折りたたみ箇所に『折り目』がつく症状が発生してしまいます。

折りたたみディスプレイに採用する OLED(有機 EL)パネルは折り曲げに対応できるフレキシブル特性があるため、完全に折りたたんでも表示パネル構造に影響を与えることはありません。しかし、正常表示が可能でも、折り目が残る見ためと、とくに耐久性が気になるのはユーザーは多いでしょう。ただ、すでに開発プロジェクトでは耐久テストがおこなわれ、十分な耐久性を実証しています。

パネル開閉の耐久試験

スマートフォンとしては特異な折りたたみ構造であるため、Samsung は過酷な開閉耐久テスト「Folding Test(折りたたみ耐久試験)」を実施。耐久テストは動画どおり連続開閉でおこなわれ、約20万回以上の開閉実験でも不具合が起こらないことを実証しています

20万回の開閉については一般的な使用で考えるとピンときませんが、1日に100回開閉したばあいを日数で計算すると、約5年半ほど年月になります。近年は買い替えサイクルが延びているとの市場調査が発表されたスマートフォンですが、約5年もパカパカ開閉可能であれば耐久性を気にかける必要もなさそうです。
また、万一の不具合対策のため、折りたたみスマホ保証も充実しており、Galaxy Fold にかぎっては、ディスプレイの無償交換に応じる特別サポートの提供も報じられています。さらに、折り目がついてしまう症状に対しては、早くも改良パネルの開発に取り組んでおり、折りたたみ iPhone に供給される頃には対策された折りたたみパネルが利用できるはずです。

Galaxy Fold の販売価格は約20万円と、普及スマートフォンの販売価格を大幅に上回り、十分な性能をもつ Mac が購入できるほどウルトラハイエンドなお値段だけに、これらの救済措置は購入希望ユーザーとしては安心材料になるでしょう。


microLED ディスプレイ

microLED ディスプレイ[2021 新型 iPhone Fold]
現在、開発または製品化が近い折りたたみディスプレイの多くは、OLED(有機 EL)ディスプレイパネルを採用していますが、すでに次世代技術として microLED が開発されています。このディスプレイは、色再現性や輝度、より省電力に優れており、いずれ折りたたみ型スマートフォンは microLED にシフトしていくとされる。
この次世代ディスプレイは、台湾の半導体製造企業 TSMC が Apple と協力して開発しているとする情報があります。


microLED 概要
microLED(マイクロLED)は、カラーフィルターや液晶シャッターレスのパネルに超小型 LED が敷き詰められたシンプルなディスプレイ。microLED の大きさは、従来 LED と比べて約100分の1と極小サイズ。
microLED ディスプレイ[2021 新型 折りたたみ iPhone]
LED 光の取り出し効率が高いため、画期的な明るさと低消費電力を両立しておりHDR映像と相性がいい。また、LED を消灯するだけで黒の表現が可能であり、高輝度性能とあわせて非常に高いコントラスト比(1000000:1)を実現。さらに、カラーフィルターや液晶シャッターがないため圧倒的な広視野角で映像を確認できる。
そのほか、無機シリコンベースの LED だから劣化が少なく寿命が長く、OLED(有機 EL)で発生しやすい「焼き付き」現象が起きないメリットがある。

SHARP 折りたたみパネルを公開

SHARP(シャープ)は2019年4月10日、折りたたみ式スマートフォン用の国産有機 EL ディスプレイパネルを公開。
SHARP製 フォルダブルディスプレイ[2021 折りたたみ iPhone]SHARP製 フォルダブルディスプレイ[2021 折りたたみ iPhone]
SHARP が報道メディア向けに公開した折りたたみスマートフォン向けの『フォルダブル ディスプレイ』は、画面モジュールは OLED(有機 EL)パネル、ディスプレイサイズは〈6.18インチ〉、アスペクト比〈19:9〉、解像度〈1,440 x 3,040 px〉のスペック。
公開された折りたたみスマートフォンの試作パネルは、自社製品 AQUOS zero をベースに製作。フレキシブル OLED パネルは内側(谷折り)に折りたたむ機構になっていますが、外側(山折り)折りたたみにも対応可能。

折りたたみパネルで一番懸念されるのが、折り目部分の耐久性。耐久性については、すでに30万回の折り曲げ試験(半径3mmの屈曲)をクリアしており、製品化へ向けての対策も行われている。現状ではさらなる耐久性を上げる研究を進めており、フレキシブルパネル以外の筐体構造の改良も同時進行中としている。そのため、発表された折りたたみスマートフォンの製品化については、まだ具体的な時期・仕様は決まっていないもよう。

他社への供給について

興味深いのは、発表された試作パネルが自社製品だけでなく、他社製品への供給をも検討しているとアナウンスしていることです。
さらに、随時開発している折りたたみ OLED パネルは、スマートフォン向けの小さいディスプレイだけでなく、タブレットや、より大きい車載向け〈12.3インチ〉のフレキシブル有機ELも可能。さらには、最大30インチ程度の大型ディスプレイパネルの製造も可能としています。

今回の発表では、折りたたみパネルだけでなく、巻物のようにクルクル丸めることが可能なフレキシブルタイプも発表している。


今回 SHARP が発表した折りたたみ OLED パネルは、以前 Apple が特許申請している製品の外観・構造が似ていることから、縦折りフォルダブル iPhone を開発するばあい、SHARP が供給元として検討される可能性もあります。現在きびしい環境にある同社だけに、今後の製品開発に期待したいです。


Apple:正規取扱品