【2020新型】iPad 8《スペック早見版》

iPad 第8世代（以降は『iPad 8』と表記）は iPad ラインナップでは最廉価のエントリーモデル。販売価格を抑えつつも高品質の画面パネルに、高速処理のチップセットを採用。さらに、メモ・文字書き込みから絵画・イラストまで描けるスタイラスペン Apple Pencil に対応するコストパフォーマンスの高いタブレット。

新サイズ 10.2インチ Retina ディスプレイ
最新 iPad 用 OS『iPadOS』対応
指紋で個人情報保護する指紋認証 Touch ID
普及PCの処理能力を凌駕する A12 Bionic チップ
多層レイヤーを駆使したイラストやマンガ制作もできる
写真現像・編集から4Kビデオの編集・書出しも可能
複雑な3Dゲームも楽しめるパワフルなチップ
BT コントローラ接続で究極のポータブルゲーム機へ変身
複数のアプリを同時に使える
800万画素の背面メインカメラ
外部ストレージやメモリカードへ接続可能
フルサイズのキーボード Smart Keyboard で書類作成
メモも絵も描ける Apple Pencil（第1世代）に対応
最大10時間使えるバッテリーを搭載
iPad シリーズでもっとも安い34,800円〈32GB〉

ディスプレイ
SoC
カメラ
Smart Keyboard
Apple Pencil

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機能情報

ディスプレイ

iPad 8 の画面サイズは従来モデルと同じ 10.2 インチ。画面パネルも同等の Retina ディスプレイを継続採用。ディスプレイ全体の仕様にも変更はありません。すでに廉価価格帯のディスプレイとしてはパーフェクトな域に達した表示パネルでしょう。

モデル	iPad 7	iPad 8
画面サイズ・パネル	10.2インチ Retina ディスプレイ
解像度	2,160 x 1,620 px, 264ppi
ディスプレイ仕様	IPS LCD バックライト Multi‑Touch 500ニトの輝度耐指紋性撥油コーティング Apple Pencil（第1世代）に対応

SoC

iPad 8 で大きく進化したポイントがデータ処理に重要な役目を果たすチップセット。従来の A10 Fusion から A12 Bionic へとアッグレードされました。

A12 Bionic のの演算処理能力は、2018 MacBook Pro を超える性能を持つパワフルなもの。また、処理負荷の高い画像・映像処理能力に優れており、複雑な 3D ゲームから 4K 動画編集・書出しまで可能にする高性能なチップです。

**新旧 iPad：プロセッサ / メモリ比較**
	iPad 7	iPad 8
CPU	A10 Fusion	A12 Bionic
メモリ (RAM)	3GB	–

SoC（System-on-a-chip = システムオンチップ）は1個のチップ上に CPU（Central Processing Unit = 中央処理装置）と GPU（Graphics Processing Unit = 画像処理装置）などを集積したパッケージ部品で、iPad の総合的なデータ処理をおこなう頭脳的な存在。
iPad に採用されている SoC は、Apple 独自開発のチップセットで、普及コンピュータの情報処理能力を超える高性能なもの。

カメラ

iPad 8 の背面カメラ（メインカメラ）は従来モデルと同じ性能を維持しています。iPad 廉価モデルでは長い間カメラスペックの変更はありませんが、部品コストと上位モデルとの差別化と、ユーザーの利用率を考えると、積極的にアップグレードされる理由はないでしょう。

見た目の進化は止まっていますが、撮影すれば写真も動画も十分以上な画質が保障され、さらにはパワフルなチップセットによって、撮影後に加工・編集してすぐに SNS にアップできるのは、この価格帯のタブレットでは iPad しか存在しないでしょう。

**背面カメラ：機能仕様**
	iPad 7	iPad 8
画素数	800万画素
レンズ	広角カメラ 5枚構成〈ƒ/2.4〉
手ぶれ補正	–
写真撮影	Live Photos タップしてフォーカス露出コントロール写真のHDR パノラマ（最大43メガピクセル）バーストモード
動画撮影	1080p HDビデオ撮影 720p（120fps）スローモーションビデオに対応