ベゼルディスプレイ、Retina HD IPS パネル、A13 Bionic チップ、3GB メモリ、Touch ID、1200万画素メインカメラなどの機能搭載。2020年4月に発表された新型 iPhone SE(第2世代)の最新情報を更新。
機能スペック《1》
ディスプレイ
新型 iPhone SE 2 は、歴代 iPhone シリーズのなかで最小・最軽量で人気の高かった iPhone SE 後継機の呼び声が高いのですが、画面サイズは〈4-inch〉ではなく、iPhone 8 同様の〈4.7-inch〉と広くなる分、筐体サイズも大きくなります。
- ディスプレイ機能のポイント
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表示パネルは LCD(液晶)を採用
新型 iPhone SE 2 のディスプレイパネルは、画面パネルの特長から解像度や、画質に関連するTrue Toneテクノロジーなどの特長は iPhone 8 と同様。
従来の4.7インチRetina HDディスプレイの仕様を引継ぐ画面パネルは、ホワイトバランスを周囲の光に合わせて調整し、より自然でまるで紙を見ているような視覚体験を実現します。
また、Retina HDディスプレイの鮮やかな広色域は業界最高レベルの色の正確さを提供し、Dolby VisionとHDR10コンテンツの再生に対応しています。
iPhone SE | iPhone 8 | iPhone SE2 | |
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画面サイズ・仕様 | 4 インチ Retina ディスプレイ 1,136 x 640ピクセル解像度(326ppi) |
4.7 インチ Retina HDディスプレイ 1,334 x 750ピクセル解像度(326ppi) |
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ディスプレイ仕様 | LCD(液晶)パネル 800:1コントラスト比(標準) フルsRGB規格 最大輝度 500 ニト(標準) |
LCD(液晶)パネル 1,400:1コントラスト比(標準) 広色域ディスプレイ(P3) True Tone ディスプレイ 最大輝度 625 ニト(標準) |
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画面長押し機能 | 3D Touch 非対応 | 3D Touch | Haptic Touch(触覚タッチ) |
画面長押しに Haptic Touch の採用
ディスプレイ面の多機能操作を実現するのが 3D Touch 機能で、Apple は iPhone 6s ではじめて採用。
3D Touch 機能は、画面をタップするのではなく押し込むだけで様々な操作を実現できる機能。アイコンをタップするだけでアプリのメニューを表示できたり、対応アプリの操作割り当てもできます。
ただ、3D Touch 開発陣の予想以上に普及しなかったため、ディスプレイ製造コストの観点から機能廃止をすすめており、iPhone Xʀ などの新機種には採用されませんでした。
この 3D Touch の代わりに登場したのが Haptic Touch(ハプティック タッチ)です。これは、ディスプレイを長く押し続けることで軽く振動させ、強く押し込んだかのような感覚を得られる機能です。
かなりコストを抑える必要がある新型 iPhone SE 2 は、3D Touch を廃止して擬似的なボタン作動を指に伝える Haptic Touch 機能を採用。
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CPU/GPU
新機種 iPhone SE 第2世代は、低価格モデルながらも非常にパワフルなプロセッサを採用。
搭載されるチップセットは、Apple が独自開発する A13 Bionic 。このチップは 2019年モデルとなる最新機種 iPhone 11、iPhone 11 Pro に採用されており、普及型ノートPCをかるく超える高速処理・省電力を誇る。
- A13 Bionic 搭載 iPhone
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
最新の A13 Bionic プロセッサが搭載させた理由は、2019年にリリースした iOS 13 以降に開発した多機能アプリでも快適に作動させるための先行投資でしょう。
この高性能チップセットが載ることによって、新型 iPhone SE 2 はかなり長期にわたって OS 更新ができるメリットがあります。いずれサポートが終了する従来機種 iPhone からの乗り換え希望ユーザーにとって嬉しいスペックとなるでしょう。
A13 Bionic:スペック
A13 Bionic | |
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動作周波数 | 2.65 GHz |
製造プロセス | 7 nm |
アーキテクチャ | ARMv8.3-A |
コア数 | 6(2+4)コア: 2 * 2.65 GHz Lightning, 4 * 1.8 GHz Thunder |
L1キャッシュ | 48 KB Instruction, 48 KB Data |
L2キャッシュ | 4MB |
GPU | Apple 4 コア |
製造企業 | TSMC |
搭載モデル | iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max |
性能概要
Apple A13 Bionic の CPU構成は、パフォーマンスコアが2基に、省電力コアが4基を搭載するヘキサコア(6基のプロセッサコア)。従来モデル 2018 iPhone Xs の[A12 Bionic]チップセットと比べ、すべての項目で性能が向上しています。
新型 iPhone 11 シリーズでは、新開発チップセットの省電力性能とバッテリー容量の増加により、従来モデルよりバッテリー稼働時間が延長されています。
- CPU
- 2基のパフォーマンスコアは〈20%〉の性能向上と〈30%〉の省電力化、4基の省電力コアは〈20%〉の性能向上と〈40%〉の省電力化を実現。
- GPU
- GPU は、クアッドコア(4基のプロセッサコア)構成で〈40%〉の性能向上と〈40%〉の省電力化を実現。
- Neural Engine
- 機械学習をつかさどる Neural Engine(ニューラル エンジン)は、オクタコア構成で〈20%〉の性能向上と〈15%〉の省電力化に成功しています。
- デザイン 特長
- ディスプレイ / SoC / 他
- カメラ / 他
- 仕様一覧
- iPhone SE
- iPhone SE2
- iPhone SE3
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XR
- iPhone Xs
- iPhone Xs Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 12 シリーズ
- iPhone 13 シリーズ
- iPhone 14 シリーズ
- iPhone 15 シリーズ
- iPhone Fold:折りたたみモデル
ベンチマーク
2019年モデル iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max に搭載される Apple A13 Bionicのベンチマークスコア。テストに利用されたアプリは、AnTuTu Benchmark Version 7、Geekbench v5。
テスト結果は、前項目に記述してあるとおり、性能アップは小幅な向上にとどまっています。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone Xs | iPhone Xs Max | |
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シングルコア | 5,415 | 5,472 | 4,865 | 4,872 |
マルチコア | 11,294 | 13,769 | 10,477 | 10,434 |
iPhone 11 シリーズのベンチマークスコアの興味深いのは、iPhone Xʀ の後継機となる iPhone 11 のスコアが、前年リリースされた上位モデルの iPhone Xs、iPhone Xs Max のスコアを全て超えているところです。
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メモリ
おおくの情報メディア予測では 新型 iPhone SE 2 の RAM(メモリ)容量は〈3GB〉が搭載。
iPhone 8 シリーズのメモリが〈2GB〉でも、ネット閲覧から動画撮影までスムーズに処理できるため、2020 新型 iPhone SE 2 の増加するメモリ容量であれば快適な作動になるでしょう。なお、併売中の従来モデル iPhone Xʀ のメモリは〈3GB〉です。
ちなみに、最新モデルとなる iPhone 11、iPhone 11 Pro のメモリは〈4GB〉とその差は1GB。
モデル | 搭載メモリ(RAM) |
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iPhone SE | 2 GB |
iPhone 8 | 2 GB |
iPhone X | 3 GB |
iPhone Xʀ | 3 GB |
iPhone Xs | 4 GB |
iPhone 11 | 4 GB |
iPhone 11 Pro | 4 GB |
iPhone 11 Pro Max | 4 GB |
ストレージ
OS やアプリケーションのほか、写真・動画・情報データを記憶するストレージ容量は、64GB、128GB、256GB の3種類を用意。
iPhone 8 シリーズは、2017年9月22日発売当時のストレージ容量は、64GB、128GB、256 GB の3種類でしたが、iPhone 11 シリーズの発表(2019年9月11日)と同時に 256GB の発売を終了。64GB、128GB の2種類のみのラインナップとなりました。
なお、iPhone SE の2016年発売時の最小ストレージは 16GB、最大ストレージは 64GB。2017年のマイナーチェンジで、容量を 32GB と 128GB に変更しています。
Touch ID
新型 iPhone SE2 には iPhone 8 同様の筐体構造やデザインが採用されるため、物理的なホームボタンが実装されています。これは、ユーザー生体認証のセキュリティシステムに Touch ID(タッチ アイディ)が搭載される条件です。
個人情報保護システムは、ユーザーの指紋を登録してスリープ解除や支払いを完了させる指紋認証セキュア Touch ID(タッチ アイディ)。
セキュアシステムは iPhone 8 と同じく、ホームボタンに指紋読み取りセンサーを組み込んだものを採用。iPhone に長らく普及した方式なので部品コストは安く作動も速い。
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- 機能スペック
iPhone モデル一覧
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