【2020新型】iPhone Ⅻ《リーク スペック》

リーク噂 予想スペック[2020 新作 iPhone 12]

折りたたみモデル、ノッチレスディスプレイ、トリプルレンズカメラ、A14 (CPU/GPU) プロセッサ、5G 通信対応、声認証セキュア Voice ID、新設計 OLED ディスプレイなどの新技術搭載が予測される、2020年秋発表が濃厚な iPhone 12 シリーズの情報を更新しています。


Apple は、次世代スマートフォンに搭載できる画期的な新機能を搭載するべく、たえまなく新プロジェクトを進行させています。2020年モデルの iPhone は、ベースとなる筐体から新たに設計されるフルモデルチェンジ仕様となるもよう。

2020 iPhone 情報 2

2020 新型 iPhone mini

2020 iPhone 8 改良版

2019 新型 iPhone SE 2

2019 次期 iPhone XR

2019 新型 iPhone 11



2020 iPhone 情報 1

2020年ラインナップ予測

新機種ラインナップ[2020 新作 iPhone 12]
2020年秋頃に発売されると予測される新型 iPhone の気になるラインナップを現在までに挙がっているリーク情報をもとにまとめています。

2020 iPhone はシリーズ全体が刷新されるフルチェンジモデルが登場してくるでしょう。現在 Apple が打ち出している計画では、現行モデルと同じくに3機種体制のシリーズ展開にしたいようです。ただ、メーカーの思惑どおりに現実が一致することは難しく、計画が変更されるる可能性も大きいです。

2019年収益で決まる継続か改変

2018年モデルは、高額なスマートフォン iPhone Xs Max をトップグレードに、iPhone Xs、iPhone XR のラインナップ。値段も順番どうり上下します。
2018 iPhone は、Apple の期待に反して販売台数が伸びておらず収益が予想を大きく下回っているのが現実。この原因は、新型 iPhone シリーズの値段が高いこと、それに中国との貿易摩擦(貿易戦争)による影響があります。ただ、貿易摩擦問題がなくても 2018 iPhone の価格が高く、購入希望者が悩んでいることには変わりありません。

2020年モデルの新型 iPhone ラインナップは、2019年モデルの売り上げに大きく左右されることは間違いありません。2018年のハイエンドモデルとなる iPhone Xs (Max) の高機能・高価格のコンセプトは、2020年モデルでも引き継がれるでしょう。ただ、ミドルモデルとなる iPhone XR クラスの2020年モデルは、今後の販売数や Apple の収益状況によってクラスやコンセプトが変更になるでしょう。これらの変更にはローエンド(ロープライス)モデルといった廉価価格帯 iPhone の市場投入も視野に入ってきます。

Foldable iPhone

折りたたみ式ディスプレイ[2020 新作 iPhone 12]
2020 新型 iPhone で期待されているのが次世代の折りたたみ筐体を採用した Foldable(フォルダブル)iPhone の登場です。

折りたたみ式 iPhone は、OLED(有機 EL)ディスプレイの折り曲げることができる特徴を活かしたもので、筐体も新開発の折りたたみ特殊構造をもちいて実現します。すでに Apple は、折りたたみ式のスマートフォンの開発を以前から行っており、製品化にむけた開発テストをつづけています。
Apple としては、Foldable iPhone にもシンプルさとサマートさを求めでしょうから、デザインと搭載機能の選択に悩んでいることでしょう。

2020 iPhone ラインナップ

これらの予測から、2020年に発売される次期 iPhone のラインナップは、ハイエンド、ミッドレンジ、ローエンドが各1機種ずつ。折りたたみ iPhone は、開発から製造工程までスムーズに計画が進めば1機種の追加になるでしょう。気になる販売価格は、フォルダブル iPhone のスペックはハイエンドモデルより控えめですが、価格はハイエンドクラスを超えるでしょう。その他のモデルは、現行モデルより販売価格の幅が広がると思います。



ディスプレイ

全モデル有機 EL[2020 新作 iPhone 12]
iPhone は筐体が刷新されると、ディスプレイパネルの性能が向上する傾向があります。2020年モデルは筐体設計がフルチェンジする時期なので、性能向上が期待されています。

全モデル OLED 化

2020年に発売される新型 iPhone に搭載されるディスプレイパネルは、すべてのモデルに OLED(有機 EL)パネルが採用される可能性が高いと、アメリカのニュースメディア The Wall Street Journal が記事にあげています。

Apple は iPhone や iPad に高品質ディスプレイをユーザーへ提供するべく、常に投資と開発をすすめています。iPhone に初めて OLED ディスプレイが採用されたのは iPhone X からで、現行モデルではハイエンドモデルの iPhone Xs と iPhone Xs Max に搭載されています。

OLED ディスプレイは部品単価が高いこともあり、iPhone Xs より販売価格をおさえた iPhone XR には、高品質・高解像度 LCD(液晶)ディスプレイを採用。
2018 iPhone XR のディスプレイパネルは、Apple が独自に開発した Liquid Retina(リキッド レティナ)。このパネルは、現存する LCD ディスプレイのなかで最も明るく最も正確な色を映し出す、パネル業界でも注目の最高峰クオリティを誇っています。

この Liquid Retina ディスプレイは、2019年秋に発売の次期 iPhone XR にも搭載される予定ですが、2020年秋に発売される同クラスの後継機には採用されず、新開発の OLED ディスプレイが搭載されるもよう。

OLED のメリット・デメリット

Apple が最新 iPhone への普及をすすめる有機 EL ディスプレイ。液晶ディスプレイとくらべ万能的な性能なのか?どんなメリット、デメリットがあるのか挙げてみました。

有機ELのメリット

  • 高いコントラストで見やすい
  • 明暗差が広く情報量が豊か
  • 黒色の質感・再現性が高い
  • 速い応答速度
  • 視野角が広く色変化や輝度変化が少ない
  • 少ない消費電力
  • 軽量で薄い
  • 折り曲げに対応

OLED ディスプレイのメリットは、液晶ディスプレイと比べて高い画質と性能をもつこと。どの項目も新世代ディスプレイとして評価できる長所です。とくにユーザーが恩恵を受けるのが消費電力の少なさ。液晶ディスプレイよりも約30%の省電力となっており、バッテリー駆動性能が重要なモバイル機器にとって大きな利点でしょう。

有機ELのデメリット

  • 価格が高い
  • 寿命が短い
  • 直射日光の下では画面が見えにくい
  • 残像現象が起きやすい

OLED ディスプレイのデメリットは、部品単価が高いため販売価格も高くなること。また、バックライトを持たない OLED は直射日光の下での見づらい欠点があります。その点、バックライトをもつ LCD(液晶)は最大時の輝度が高く比較的見やすい利点があります。
そのほかでは寿命が短いという弱点があげられる。スマートフォン向け LCD の寿命は〈約6万時間〉と言われていますが、OLED の寿命は〈約3万時間〉と LCD の半分ほどの稼働時間で正常表示できなくなります。ただ、この寿命3万時間を1日利用8時間で計算したばあい、約10年以上の耐用年数となるため、一般的なユーザーであれば寿命は気にする必要はないでしょう。

ジャパンディスプレイへの影響

OLED 採用が噂される 2020 iPhone XR 後継機。現行モデルとなる 2018 iPhone XR ディスプレイパネルの製造は、ジャパンディスプレイが請けており、2018年3月までの1年間の収益においては、その半分以上を Apple 向け液晶ディスプレイを製造していました。ところが、2020年モデルから、すべての新型 iPhone のディスプレイが有機 EL に変更になる予測があり、ジャパンディスプレイの収益激減は避けられない状況です。

さらに、ジャパンディスプレイが厳しくなるのは先の話ではなく、2018年10月から発売している iPhone XR の売り上げが不調なため、すでに予定より大きく収益が減っています。そのため、すでに台湾 TPK Holding(宸鴻科技集団) と中国 Silk Road Fund(シルクロード基金) から出資を受けるための交渉に入っているもよう。

The Wall Street Journal の記事に、次期 iPhone 全モデルに OLED ディスプレイが搭載されるといった具体的な情報が書かれてはいませんが、Apple 製品の情報を発信しているアメリカのメディア AppleInsider(アップル インサイダー)は「これまでのあり方からみて予想されるアップデート」と述べています。


多くの情報では、2019年秋に発売の次期 iPhone XR までマイナーチェンジ的なアップデートをするとしています。高性能な Liquid Retina も、部品価格が落ち着いてくる OLED(有機 EL)ディスプレイを採用するまでの『つなぎ』的な役割のようです。


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ディスプレイサイズ変更

新サイズ OLED パネル[2020 新作 iPhone 12]
序章で述べていた大幅な仕様変更が2020年モデルから行われる情報が上がってきました。この変更は筐体設計を含めるフルモデルチェンジで、とくにディスプレイパネルの仕様変更は注目に値します。

新しいディスプレイ情報をもたらしたのは、台湾のハイテク関連メディア DigiTimes で、2020年にリリースする全ての iPhone は、新しいディスプレイサイズを採用すると報じています。この、新スクリーンサイズを採用する iPhone の画面の大きさは〈5.42インチ〉〈6.06インチ〉〈6.67インチ〉と3機種で、どのモデルも OLED(有機 EL)パネルを採用するもよう。

注目は、ディスプレイサイズ〈5.42インチ〉で、2018 iPhone Xs より小型軽量なモデルになっており、近年では珍しいコンパクトな iPhone が登場しそうです。


5.42-inch モデル
〈5.42インチ〉は、2018 iPhone Xs 5.8インチよりさらに小さく、今後の展開に期待したいモデル。DigiTimes のレポートによると、この小型 iPhone のディスプレイパネルは、部品コストを下げるために Samsung Electronics(サムスン電子)か LG Electronics(LG 電子)が新規に開発した廉価な OLED パネルを採用すると予測。

6.06-inch モデル
〈6.06インチ〉は 2019 iPhone 11 の後継機。ディスプレイの大きさ、優れた搭載機能にたいして値段のバランスが良いモデル。〈6.06-inch〉のディスプレイサイズは 2018 iPhone XR とほぼ同じになります。

6.67-inch モデル
〈6.67-inch〉ディスプレイの面積は iPhone シリーズ史上最大の大きさになりますが、より狭いベゼルを採用することで大型化は避けると予測されています。


おそらく iPhone XR 後継機は2020年モデルの販売はされず、2019年モデルが最終モデルとなるでしょう。

2019年モデルまでの iPhone は、ディスプレイサイズ、パネルの種類によって、一見では機能と価格の序列がわかりにくいラインナップです。しかし、2020年モデルでは、小さいディスプレイは『安く』、大きいディスプレイは『高い』と分かりやすいラインナップになります。

iPhone SE のコンセプトを継いだフルチェンジ版となる iPhone 5.42-inch『iPhone mini』の情報を別ページにて掲載更新中。


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声認証 Voice ID

声認証 Voice ID 搭載か[2019 新型 iPhone]
ハンディデバイスのセキュア技術に熱心な Apple は、現在 iPhone や iPad Pro などの製品に、指紋認識セキュア『Touch ID』や顔認証セキュア『
Face ID』などの先進的なセキュリティシステムを採用しています。
そんな Apple が、最近ユーザーの『声』で識別・認識できる音声セキュアシステム技術の特許を取得しました。

声認証とは
USPTO(米国特許商標庁)へ特許申請された声認証の登録情報では「Apple 機器にたいして話しかけてきた声がユーザーのものであるか聞き分け、認識機能を通して Siri が応答する」としています。これは、ユーザーの声を構成する周波数を『声紋』情報としてプロファイルとして保存し、マイクロフォンで受けた声が Apple 機器の管理ユーザーであるかをシステム認識するようになっています。

現在この技術の前段階として音声アシスタント『Siri』が普及していますが、個人を特定認証できる声認証セキュアが登場すれば、ユーザープロファイル情報を利用することで、個人宛のメール読み上げから、デバイス内に保存された写真やビデオの閲覧、ビデオ通話 FaceTime(フェイスタイム)などのサービスを音声コントロールすることが可能になります。

複数のセキュア認証
現行モデル iPhone でも音声アシスタント Siri を利用してロック解除することが可能ですが、セキュアの観点からみても、まだ高いレベルで個人情報を任せられるものではないため、ユーザーの音声のみに反応する声認証技術は必要なシステムになるでしょう。
また、これらの認証システムが複数搭載することが可能であれば、ユーザーの使い方に対して認証方式がえらべたり、さらに複数認証に設定することで、より高度で安全な個人情報管理を達成することができます。
HomePod マルチユーザ化
特許申請された声認証セキュアシステムは、音声アシスタントで操作するスマートスピーカー『HomePod』のマルチユーザー化も実現させることが可能です。
HpmePod も音声アシスタント Siri をベースにして操作するため、スマートスピーカー制御と個人の音声認識を組み合わせることで、マルチユーザーサポートが可能となります。
事前登録されたユーザープロファイルによって家族の声を聞き分け、認識されたユーザーの設定や個人情報を利用してユーザーの好みにあった音楽を再生したり、ニュースや趣味にかんする情報を提供することも可能になります。

Apple は多くの特許申請を常に行っているため、特許が取得された内容モノすべて製品化されるわけではありませんが、音声認識セキュア技術は有用性があるため高い確率で採用されるテクノロジーだと思っています。

音響パルス Touch ID

音響パルス Touch ID[2020 新作 iPhone 12]
Apple はディスプレイ全面をタッチセンサーにできる技術の特許を取得しました。

特許申請された Touch ID は、物理的な指紋センサーを必要としないため、2018 iPhone のようなオールディスプレイ仕様でも指紋認証セキュアを利用する事ができます。また、近年開発されているディスプレイパネルに指紋センサー組み込む必要がないためパネルの極薄化も容易になります。
音響トランスデューサ Touch ID 特許申請[2020 新作 iPhone 12]
この次世代 Touch ID のしくみは、音を利用して指紋情報を取得します。
ディスプレイに触れた指は、ディスプレイを囲むように配置された音響撮影システムによって指紋の隆起データを取得。その情報を複数の音響トランスデューサで電気信号へ変換して指紋認証システムへ転送。オーナー登録情報とマッチしていればロック解除を実行します。

この音響撮影システムは、従来の指紋センサーによる Touch ID とくらべ利点があります。

音響式 Touch ID のメリット

  • 部品構成が極薄
  • どの位置でも指紋読み取りが可能
  • 認証スピードが高速

1つ目は、指紋情報を得るためのセンサーモジュールが極薄であること。2つ目は、ディスプレイパネル全体を音響撮影システムがカバーできるため、ディスプレイの縁でも指紋読み取りが可能であること。3つ目は、このシステムが、従来方式の Touch ID や Face ID と比べ処理能力を必要としないため認証スピードが高速になることです。

次世代 Touch ID の未来

この新しい発想の Touch ID は、従来システムの性能を大きく上回る指紋認証セキュアであることは間違いありません。しかし、新しく発売されている Apple 製品のセキュリティシステムは、顔認証セキュア Face ID へシフトする傾向があります。また、ある情報筋では Touch ID は廃止される可能性があると言われています。

しかし、そういった噂があるにもかかわらず、Apple は新しい技術を導入した指紋認証セキュアの開発を続けており、音響トランスデューサー技術関連の特許申請も今回が初めてではないことを付け加えておきます。


現在の流れからいくと Touch ID は過去のテクノロジというイメージがありますが、2018年後半の特許申請には 〔Touch ID と Face ID の両方を備える iPhone 〕の情報もあり、複数のバイオメトリックシステムを搭載することで、革新的な筐体を採用した iPhone が誕生する可能性もあります。
また、今回の音響式 Touch ID の技術は、Face ID を搭載しないオールディスプレイ機器に Touch ID を導入することが可能になるため、将来オールディスプレイを採用した iPod touch に指紋認証セキュアを搭載することも可能になります。



3D ToF センサー

SONY 3D センサーチップ[2020 新型 iPhone]
経済情報を発信している Bloomberg(ブルームバーグ)によると、モバイル機器を開発する多くのメーカーが、SONY が開発している新型センサーに大きい興味をしめしていると報じています。

そのセンサーチップは『3D センサー』で対象物の縦横・奥行を測ることができます。また、3D画像生成のためのソフトウェアツールキットも別途に開発・提供されており、デベロッパがその機能を試したり、高度な物体(被写体)の 3D マッピングを行うことができます。

Apple も、この3Dセンサーチップに興味をしめしており、おそらく 自社モバイル機器の前後カメラに搭載したばあいのメリットに期待しているのでしょう。

近年発売している iPhone や iPad には、すでに TrueDepth(トゥルーデプス)カメラシステムといった 3D センサーが組み込まれていますが、それと SONY 次世代 3D センサーは仕組みが異なっています。
SONY 3D センサーには ToF(Time of Flight)センサーという独自のテクノロジを搭載。これは自動運転技術にも用いられており、レーザーパルスを送出してから反射するまでの時間を測定し、照射領域の環境状況を把握する方式です。
SONY 3D センサーチップ[2019 新型 iPhone]SONY 3D センサーチップ[2020 新型 iPhone]
ToF は光の少ない環境でも問題なく動作し、システム構成が比較的シンプルなうえに高い精度でデータを得ることができます。SONY 製 3D センサーでは、対象物の測定は5メートルほどの距離に対応するもよう。この 3D センシング技術は、顔認識だけでなく様々な対象物を計測・数値化することが可能であるため、多方面での展開に期待が持たれています。
この 3D センサーカメラは、静止対象物の形状を把握するたけでなく、動いている対象物を読み取ることが可能。たとえば、VR ゲームなどで特定のジェスチャーを判断して、何らかの作動・効果の発動もできるため、ボディアクションを活かしたアクティブなゲームの開発にも応用できます。


Apple 製品を予測するアナリストでおある Ming-Chi Kuo(ミンチークオ)氏は、SONY 製 3D センサーの搭載を 2019 iPhone では実現しないという見解でしたが、すでにディベロッパー向けのテスト環境もそろっており実装可能な状態。Apple が導入するのであれば、2019年モデルに間に合わなくても、2020年モデルに実装する可能性が高いのではないでしょうか。

A14 チップ製造

A14 プロセッサ[2020 新型 iPhone]
iPhone に搭載されている Apple 独自開発のチップセット A シリーズ。
自社製スマートフォンやタブレットコンピュータに搭載するために開発された Apple A シリーズは非常に高性能で、演算処理能力をチェックするベンチマークテストでは、ミッドレンジクラスのノートパソコンを凌駕する性能を誇ります。

この優れたチップセットは、台湾 TSMC(台湾 セミコンダクター マニュファクチャリング カンパニー) が独占的に Apple から製造を請け負っており、その高い製造技術は世界的に認められています。

2018年モデル iPhone に搭載される A12 Bionic チップは 7 nm プロセスで製造され、2019年モデル iPhone の A13 Bionic チップは EUV(Extreme Ultraviolet Lithography = 極端紫外線リソグラフィ)をもちいた第2世代の 7nm 製造プロセス『N7+』で製造されることも分かっています。
EUV テクノロジは、積層型の複雑な回路のチップセットでありながらも薄いプロセッサの製品化を可能にします。TSMC は今回初めて EUV 方式の生産に取り組み、4層構造のチップを生産。2019年後半には14層構造のチップセットを製造する予定。

また、台湾メディア DigiTimes が報じるには、2020年モデル iPhone の A シリーズプロセッサも TSMC が製造供給する予定であることが判明。さらに新チップセットは、新規生産ラインによって、より複雑で緻密な 5nm プロセスで製造されるもよう。この新しい製造プロセステクノロジは〈2019年2月25日〉に、スペイン バルセロナで開催される MWC(Mobile World Congress)イベントで発表する。

ちなみにチップセットの回路が微細化すると、一般的には処理速度が向上したり消費電力が低減します。たとえば 7nm プロセスを用いたチップセットは、16nm(16FF+)に比べ処理速度が35%高まり、消費電力は65%減少し、ゲート密度は3倍に向上します。ただ、A13 Bionic チップ製造で採用される EUV テクノロジを用いた7nmプロセス『N7+』では、消費電力は10%減にとどまり、処理速度も期待ほど向上しません。


2020 iPhone 搭載予定の A14 プロセッサは新設計コアが採用になるようで、より処理速度の高速化と低消費電力によるバッテリー駆動時間の延長が期待されています。

EUV = 極端紫外線リソグラフィ:解説
EUV(Extreme Ultraviolet Lithography = 極端紫外線リソグラフィ)は、極端紫外線と呼ばれる非常に短い波長〈13.5 nm〉の光を用いるリソグラフィ技術で、従来のArFエキシマレーザ光を用いた光リソグラフィ技術では加工が難しい〈20 nm〉より微細な寸法の加工が可能となります

リソグラフィ
感光性の物質を塗布したウエハ(集積回路の素)上に、短波長の光を使って電子回路を焼き付け(露光)し、感光した部分と感光していない部分から電子回路パターンを形成する技術。半導体製造工程の中でもっとも重要な技術のひとつ。

TSMC は、チップ製造技術 EUV(Extreme Ultraviolet Lithography = 極端紫外線リソグラフィ)をもちいた第2世代の 7nm 製造プロセス『N7+』によるチップ量産化に成功。
この製造プロセスは『N7』の改良版プロセスであり性能面での飛躍的な進歩はありませんが、〈6~12%〉の周波数アップ〈8%〉の消費電力低減と〈20%〉のトランジスタ密度向上を実現。電力や発熱の制約の大きいモバイル機器のチップに最適。また、N7+ は自動運転などの先進的分野での導入を目指して開発されている。

5nm プロセス:解説
5nm プロセスは、7nm プロセスより微細化したチップ製造技術。
EUV テクノロジを使用していない 7nm プロセスと比べて、1.8倍の高密度化が可能になる。消費電力の低減については最大20%減、高速化は約15%になる見込み。さらに ELTV(Extremely Low Threshold Voltage = 超低電力サブスレッショルド)を採用すれば、25%の高速化を実現できるもよう。

5G 通信対応

5G 対応 iPhone[2019 新型 iPhone]

2019年に一部商用サービスの開始が予定される、第5世代移動通信システム『5G』。Apple が計画している 5G 対応 iPhone は、2020年モデルに搭載が計画され開発プロジェクトが進行中。

2019年 iPhone は5Gに対応しない

アメリカのチップメーカー Intel(インテル)は「消費者向け 5G モデムチップの供給は2020年までおこなわれない」とアナウンス。これは、スマートフォン用の Intel 製 5G モデムチップが、2019年には供給されないことを意味するため、2019年秋に発売する iPhone では 5G 通信に対応できないことが判明。

『5G 対応 iPhone』の最新情報は5G 対応 iPhone《発売日 運用時期》のページに情報をまとめて更新掲載中。


【次ページ:2020 iPhone 情報 2】では、画期的な折りたたみ筐体のスマートフォン『Foldable(フォルダブル)iPhone』の情報をコンセプトイメージをふくめて掲載更新しています。

2020 iPhone 情報 2