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【2019】iPod touch 7:リークまとめ

A10 Fusion チップ、Touch ID、1200万画素カメラ、4.7インチ Retina HDディスプレイの搭載が予測される、〈2019年3月25日〉発表が濃厚な iPod touch(アイポッド タッチ)第7世代の情報を更新しています。

リーク情報《1》

最後の iPod

最後のiPod[2019 新作 iPod touch 7]
最初の iPod の発表から18年、初代モデルは Mac 専用のデジタルオーディオプレーヤーとして〈2001年10月23日〉に発売。それから次々と後継モデルやシリーズモデルが登場しました。しかし、18年続いている iPod シリーズも、iPhone の発売や音楽ストリーミングサービスの普及という、音楽を楽しむ環境の変化により販売数は減少。それによって2017年に iPod nano および iPod shuffle の製造が終了。
そして現在、iPod シリーズ唯一のモデルとなる 第6世代 iPod touch は、2015年以降アップデートされておらず、発売〈2015年7月17日〉から3年以上が経過しています。

第5世代 iPod touch〈発売:2012年9月12日〉から第6世代 iPod touch への引き継ぐまでの期間も約3年かかっていますが、電子製品のばあい、3年前と現在の状況は比べようもなく劇的に変化しているため、販売数が減っている iPod touch が現行モデルで販売終了すると思ってしまうのは当然でしょう。

新機能の搭載

多機能 ハード ソフトウェア[2019 新作 iPod touch 7]
iPod touch が今後も存続するためには、音楽プレーヤーの機能だけでは販売数が下り坂なのを Apple は熟知しています。そのため iPod touch シリーズでは、iPhone や iPad の OS と同じ iOS に対応させながら、音楽・動画再生以外に写真撮影や動画記録はもちろんのこと、ビデオ通話、ゲーム、電子書籍、電子決済など新しい技術やサービスを採用して多機能化が続いています。
これらの機能は、優れたハードウェアとアプリケーションによって実現しています。iPhone と類似するハードウェアと iOS が利用できる iPod touch は、さらなる新発想と連携できるハードウェアとソフトウェアで利用価値は倍増するはずです。
ヘルスケア製品へ進出[2019 新作 iPod touch 7]
Apple は、2019年からヘルスケア製品に力を入れていくとティム・クックCEO が語っているように、ヘルスケアサービスを立ち上げて医療分野への進出をはかっています。このような新たな分野にも iPod touch が活躍できる可能性はあります。


iPod の始まりは音楽を楽しむためでしたが、今では『創造』しだいで新機能の可能性は無限大です。次期 iPod touch がどのような道を歩んでいけるモバイル機器になるのか楽しみです。


新開発コード発見

新作リーク[2019 新作 iPod touch 7]
2001年10月に Apple イベントで発表した初代 iPod は、Apple 独自の優れた操作性と、高音質でもデジタルオーディオプレーヤーの携帯性、そして Mac / Windows PC との iTunes 自動同期機能『Auto-Sync』という3つの革新的な機能で多くのユーザーを獲得。iPhone や iPad が登場するまで Apple
の経営を支える製品でした。

そんな iPod シリーズも、iPhone や音楽ストリーミングサービスの普及で販売数が減少。現在ではラインナップが縮小されてハイエンドモデルの iPod touch のみが販売されています。

2015年7月にリリースされた iPod touch 6 のストレージ容量は、以前は4種類から選択できましたが、現在では2種類(32GB, 128GB)へ減らされ、どんどん寂しくなっています。

新 iPod touch 開発コード

アップデートもされず、ストレージ容量の選択肢も減らされている状況に、多くのユーザーには「このまま iPod シリーズが終了するのでは?」と噂され Apple ミュージックプレーヤーも風前のともし火です。

そんなところ iPod touch 7 に関連するコードが、iOS11 GM 版(※1)のファームウェアから発見されています。(※1:GM = ゴールデンマスターとは製品化の最終段階にあるソフトウェア)

GM 版ソフトウェアから次期 iPod touch のコードを見つけたのは、Apple 製品のリーク情報を発信している Ben Geskin 氏(@VenyaGeskin1)で、iOS11 GM 版のファームウェアを解析中に[iPod8,1]という記述を見つけたとのこと。

これまでに確認されている iPod のコードは、2015 iPod touch 第6世代のコード[iPod7,1]でした。今回発見されたコード[iPod8,1]は、1段階バージョンがアップしているため iPod touch 第7世代ではないかと予想されています。

Face ID の記述

解析された GM 版のファームウェアには、新開発のコード以外にも新機能搭載をうかがわせる記述が発見されています。

それは、コード[iPod8,1]の概要を示している場所で「顔で iPod スリープロック解除」という顔認証セキュア『Face ID』に関する記載が見つかったことです。
従来の iPod touch では、個人生体情報による個人情報セキュリティシステムを搭載したことがないため、指紋認証セキュア『Touch ID』を超えた次世代セキュリティシステムの搭載に期待が持たれます。
ただ、ジェスキン氏は「確実に iPod touch 7 に搭載されるということではなく、将来を見据えたものかもしれない」とコメントしており、ファームウェアの記述が次期モデルに確実に実装されるとは限らないとしています。


おそらく、将来 iPod touch が電子マネーといった電子決済で活躍することになれば、個人情報保護のため Touch ID や Face ID といった生体情報認証セキュアが搭載される可能性はあるでしょう。

Face ID とは
Apple 独自開発のセキュリティシステム。事前登録したユーザーの顔全体の 3D スキャンデータと照合する Face ID は、搭載機器の前面を見つめるだけで、ロック解除、ログイン、電子マネー・クレジット決済などを可能にしています。
Face ID オールディスプレイ[2019 新作 iPod touch 7]
読取・照合・制御には、TrueDepth(トゥルーデプス)カメラ、Secure Enclave(セキュアエンクレーブ)、Neural Engine(ニューラルエンジン)といった Apple の最も高度なテクノロジーのいくつかを活用。これまでのモバイル機器に搭載されたものの中で最も安全な顔認証。また、機械学習によって外見の変化を認識。帽子をかぶっても、メガネやサングラスをかけても問題ありません。

現在の Apple 製品であれば 2018 iPhone XR / Xs (Max)、2018 iPad Pro に採用されています。

ストレージ容量 256GB

気になるのが iPod touch 第7世代の新機能やスペック。iPhone 7 などの筐体と部品を流用するのであれば、おおよそのスペックが予測できるのですが、iPod touch 第6世代は、同時期に販売されていた iPhone SE の筐体やメインパーツを共有することはありませんでした。Apple としては iPhone とiPod touch の差別化をハッキリとさせたいのでしょう。

そんなところ、Apple ニュースサイト AppleInsider(アップルインサイダー)は「チップセットは[A9]か[A10 Fusion]を搭載し、ストレージの容量は〈32GB〉を廃止して〈64GB〉を復活させ、新たに〈256GB〉を追加させるのでは」と予測しています。
iPod classic[2019 新作 iPod touch 7]
選択できるストレージ容量は、発売当初は〈16GB/32GB/64GB/128GB〉の4種類でしたが、現在では〈32GB/128GB〉の2種類です。もし 256GB モデルが新たにリリースされれば、2014年9月に販売終了した、最大 160GB HDD ストレージを搭載した iPod classic の容量を超える大容量 iPod touch の誕生になります。


近年は、高分解音質・高解像度音質の音楽データ High-Resolution Audio(ハイレゾリューションオーディオ = ハイレゾ)が音楽・オーディオ機器ファンに普及していますが、高音質の代わりに1曲あたりのデータ量が大きいため、ハイレゾユーザーはストレージ容量の大きいミュージックプレーヤーを必要としています。そんなユーザーには 256GB ストレージの iPod touch は選択肢の1つになるでしょう。
ちなみに iPod touch でハイレゾ音源を楽しむ場合は、対応アプリケーションが必要になります。



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