大型ディスプレイに最新鋭の性能・機能を搭載した iPhone XR も気になりますが、販売価格がさらに安くなり十分な性能と機能をそなえた iPhone 8 シリーズの販売価格も魅力的です。このページでは、新旧のミドルグレードである iPhone 8 と iPhone XR の比較検討をしています。
iPhone XR は、iPhone Xs シリーズと同日発表された Apple 2018年モデル。
上級機となる iPhone Xs はすでに発売されていますが、iPhone XR は 生産体制に不測の事態が発生したようで発売が延期されました。新型 iPhone 発表イベントで示された予約・発売日は以下のとおり。
- 予約開始日:2018年10月19日(金)
- 発売日:10月26日(金)
iPhone 8 は、iPhone シリーズのミドルレンジモデル。iPhone 8 は〈2018年9月13日〉から価格が引き下げられたたため、後継機の iPhone XR とは同じグレードながらも販売価格に差があります。
iPhone 8 シリーズは、二つの筐体サイズから選べ、それぞれディスプレイサイズが違います。ディスプレイを〈4.7インチ〉にしたコンパクトな iPhone 8 と、より大きい〈5.5インチ〉ディスプレイを搭載した iPhone 8 Plus の2種類がラインナップされています。
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iPhone XR / 8 価格差
iPhone XR は、2018年新シリーズのなかでは廉価なモデルとしての位置づけですが、販売価格は最小ストレージ容量〈64GB〉でも 84,800円 とけっして安くありません。
iPhone 8 と iPhone 8 Plus は新しい iPhone の発表とともに約1万~1万1000円の値下げによってリーズナブルな価格帯におりてきました。それぞれの販売価格は以下のとおり。(ストレージは64GB、価格は税別)
- iPhone 8
- 67,800円
- iPhone 8 Plus
- 78,800円
- iPhone XR
- 84,800円
新型・従来モデルの値段の違いは、
- iPhone XR と iPhone 8 価格差:17,000円
- iPhone XR と iPhone 8 Plus 価格差:5,900円
iPhone XR との価格差は、筐体がコンパクトな iPhone 8 だと〈17,000円〉と、それなり支払い金額に差がありますが、iPhone 8 Plus では〈5,900円〉と、その差は小さくて気にしなくていいレベルですね。
iPhone シリーズ 新価格情報
iPhone XR / 8 スペック比較
従来モデルの iPhone 8 / Plus と新型 iPhone XR の『おもな仕様・機能』の比較は以下の表をごらんください。
おもな仕様 比較
機種 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone XR |
---|---|---|---|
画面サイズ・パネル | 4.7インチ Retina HDディスプレイ |
5.5インチ Retina HDディスプレイ |
6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ |
解像度 | 1,334 x 750 px, 326ppi | 1,920 x 1,080 px, 401ppi | 1,792 x 828 px, 326ppi |
ディスプレイ仕様 | IPSテクノロジー搭載ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ | IPSテクノロジー搭載オールスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ | |
CPU | A11 Bionicチップ | A11 Bionicチップ | A12 Bionicチップ |
メモリ | 3 GB (RAM) | ||
ストレージ | 64GB / 256GB (ROM) | 64GB / 128GB / 256GB (ROM) | |
バッテリー容量 | 1,821mAh | 2,691mAh | 2,942 mAh |
バッテリー駆動時間 | 連続通話時間:14時間 インターネット:12時間 ビデオ再生:13時間 オーディオ再生:40時間 高速充電:30分で50%充電 |
連続通話時間:21時間 インターネット:13時間 ビデオ再生:14時間 オーディオ再生:60時間 高速充電:30分で最大50% |
連続通話時間:25時間 インターネット:15時間 ビデオ再生:16時間 オーディオ再生:65時間 高速充電:30分で最大50% |
充電方式 | ワイヤレス充電:Qi、有線充電:Lightning ケーブル | ||
耐水防塵性能 | IP67 等級 (水深1メートルで最大30分間の耐水性能) |
||
筐体素材 | ディスプレイ:ガラス フレーム:アルミニウム |
||
筐体サイズ | 138.4×67.3×7.3 (mm) |
158.4×78.1×7.5 (mm) |
150.9 x 75.7 x 8.3 (mm) |
重量 | 148 (g) | 202 (g) | 194 (g) |
機能・スペック
機種 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone XR |
---|---|---|---|
セキュア認証 | Touch ID | Face ID | |
背面カメラ | 1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ 光学式手ぶれ補正 |
1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ 1200万画素イメージセンサー、ƒ / 2.8:望遠レンズ 光学式手ぶれ補正機能 |
1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ 光学式手ぶれ補正 |
ポートレート写真 (背面カメラ) |
× | ○ | ○ (進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード) |
前面カメラ | 700万画素イメージセンサー、ƒ / 2.2:広角レンズ FaceTime HDカメラ |
700万画素イメージセンサー、ƒ / 2.2:広角レンズ TrueDepthカメラ スマートHDR 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p) アニ文字とミー文字 |
|
ポートレート写真 (前面カメラ) |
– | 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード | |
動画撮影 | 4K 動画記録 (24 / 30 / 60 fps) Full HD 1080p(30 / 60 fps) Full HD 1080p(120 / 240 fps)スローモーション映像記録対応 |
4K 動画記録 (24 / 30 / 60 fps) Full HD 1080p(30 / 60 fps) Full HD 1080p(120 / 240 fps) ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) スローモーション映像記録対応 |
|
オーディオ再生 | AAC-LC、HE-AAC、HE-AAC v2、保護されたAAC、MP3、Linear PCM、Apple Lossless、FLAC、Dolby Digital(AC-3)、Dolby Digital Plus(E-AC-3)、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+) | ||
ビデオ再生 | 対応するビデオフォーマット(HEVC、H.264、MPEG-4 Part 2、Motion JPEG) Dolby VisionとHDR10コンテンツに対応 Apple TV(第2世代以降)へのAirPlayミラーリング、写真、ビデオ出力 対応するビデオミラーリングとビデオ出力:Lightning – Digital AVアダプタおよびLightning – VGAアダプタ経由で最大1080p(アダプタは別売り) |
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SIMカード | nano-SIM 既存のmicro-SIMカードには対応していません。 |
デュアル SIM(nano-SIM と eSIM) iPhone XR / Xs / Xs Max は、既存の micro-SIM カードには対応していません。 |
|
Apple Pay | ○ 店頭、アプリケーション内、ウェブ上でのiPhoneによる支払い。 iPhoneに入れたSuicaによる電車などの交通機関の利用、店頭での購入。 |
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エクスプレスカード | 対応 | 対応(予備電力機能付き) |
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オススメは iPhone 8 か XR か
iPhone 8 は〈2017年9月12日〉に発表された iPhone 7 / 7 Plus の後継機。側面やフレームにアルミニウム合金、背面と前面に強化ガラスを採用。iPhone シリーズではじめてワイヤレス充電に対応しました。
iPhone XR は〈2018年9月12日〉に発表された iPhone Xs シリーズの廉価モデル。〈6.1インチ〉大型ディスプレイを搭載した前面のオールスクリーンディスプレイが特徴的。性能・機能のほとんどが上位モデルの Xs シリーズと大差なく、新型 iPhone シリーズのヒットモデルになると言われています。また、バッテリー容量と消費電力の低さによって駆動時間が最長モデルでもあります。
サイズ・重量
サイズと重量は、コンパクトな筐体を採用した iPhone 8 が最小・最軽量。その小ささは多くのユーザーに好評で、持ちやすさと収納スペースの小ささが人気の条件となっています。
iPhone 8 のディスプレイを大型化した iPhone 8 Plus は、これらのスマートフォンの中では一番サイズが大きく重量が重いのが特徴。表示領域の拡大にベゼル部分が追加されるため筐体のサイズアップは避けられません。
機種 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone XR |
---|---|---|---|
画面サイズ | 4.7インチ Retina HDディスプレイ |
5.5インチ Retina HDディスプレイ |
6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ |
筐体サイズ | 138.4×67.3×7.3 (mm) |
158.4×78.1×7.5 (mm) |
150.9 x 75.7 x 8.3 (mm) |
重量 | 148 (g) | 202 (g) | 194 (g) |
iPhone XR は、3つの中では最大のディスプレイを搭載していますが、ベゼルレスを採用することで表示領域の拡大と筐体の小型化を実現。少々厚みは増えていますが、その他はディスプレイの狭い iPhone 8 Plus より小さく、重量もわずかに軽く仕上がっています。
ロック解除(Touch ID / Face ID)
新型 iPhone XR には、ロック解除、購入時の認証、アプリケーションへのサインインに、画面を覗き込むだけで安全に済ませることができる顔認証システム『Face ID』を搭載しています。これは、iPhone 8 まで搭載されていた指紋認証システム『Touch ID』から置き換えられて搭載されました。
Face ID の「画面を見つめるだけでロック解除される」セキュリティ機能にワクワクするユーザーが多いのも確かですが、人それぞれの使い方によっては Touch ID が便利なこともあります。
まず Face ID の顔認証は、帽子やメガネをしていても正常に個人認識して反応するのですが、マスクをしていると全く顔認識が作動しないため、ロック解除や購入認証のときはマスクを外す必要があります。また、就寝中など暗い部屋でメールやメッセージの内容を確認したくても、光輝く画面にむかって顔認証させる必要があります。また顔認証時に眩しくて目が開かないと認証に失敗することが多々あります。
このような理由もあって、従来の技術である Touch ID ボタンのほうが満足できるユーザーもいるわけです。使い方に慣れてるとホームボタンは便利なものです。
耐水性能
スマートフォンは、一緒に持ち歩くデバイスなため、あらゆる環境や天候変化に遭遇したり、思わぬアクシデントにさらされる確率が高いです。iPhone の取り出しや操作時に、うっかり水たまりに落としてしまったり、テーブルの飲み物をかけてしまったり。高額な修理費がかかりそうで「ドキッ!」としますね。
しかし、比較している iPhone のすべてが『防沫性能、耐水性能、防塵性能』を備えているため大丈夫です。もちろん、砂浜でホコリがかぶっても心配の必要はありません。
- iPhone 耐水性能
-
- iPhone 8
- 水深1メートルで最大30分間の耐水性能
- iPhone 8 Plus
- 水深1メートルで最大30分間の耐水性能
- iPhone XR
- 水深1メートルで最大30分間の耐水性能
耐水性能については比較にあげている iPhone に性能差はありません。どのモデルも日常生活で使用する範囲なら全く問題ありません。
ワイヤレス充電
充電パットに iPhone を乗せるだけで充電が可能なワイヤレス充電の規格『Qi(チー)』にはiPhone XR はもちろんのこと iPhone 8 / 8 Plus にも対応しています。
ワイヤレス充電は、電源アダプタの W 数や各社の充電器ごとの仕様よって充電時間に差があります。ためしに[mophie / wireless charging base]でワイヤレス充電したばあい、バッテリーを約50%充電するのに〈約1時間10分〉、100%充電するまでに〈約3時間〉が必要でした。
Lightning(ライトニング)ケーブルでする有線充電を[Apple 5W USB 電源アダプタ]でした場合、充電率50%までかかった時間は〈約50分〉、充電率100%までは〈約2時間20分〉でした。
有線充電のほうが充電効率が高いため充電時間は短くてすみますが。充電パットに iPhone を置くだけで充電が可能なのを体験すると、有線充電には戻れなくなるかもしれません。ちなみに iPhone 8 から高速充電にも対応しており[29W USB-C 電源アダプタ]と[USB-C -Lightningケーブル]を購入すれば「30分で最大50%充電」が可能になります。
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カメラ(写真)
カメラに関しては、iPhone XR が全ての性能・機能で上回っているわけではありません。とくに料理・スイーツや景色・スナップ撮影などで利用する背面カメラは3つともスペックが違います。
機種 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone XR |
---|---|---|---|
背面カメラ | 1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ 光学式手ぶれ補正 |
1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ 1200万画素イメージセンサー、ƒ / 2.8:望遠レンズ 光学式手ぶれ補正機能 |
1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ 光学式手ぶれ補正 |
ズーム (背面カメラ) |
最大5倍のデジタルズーム | 2倍の光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム | 最大5倍のデジタルズーム |
ポートレート写真 (背面カメラ) |
× | ○ | ○ (進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード) |
前面カメラ | 700万画素イメージセンサー、ƒ / 2.2:広角レンズ FaceTime HDカメラ |
700万画素イメージセンサー、ƒ / 2.2:広角レンズ TrueDepthカメラ スマートHDR 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p) アニ文字とミー文字 |
|
ポートレート写真 (前面カメラ) |
– | 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード |
意外なことに iPhone XR と iPhone 8 のイメージセンサーとレンズユニットといったハードウェア仕様には差がなく、画像処理エンジンを駆使したポートレイト機能などのソフトウェアによる機能に差があります。ハードウェアで勝っているのは iPhone 8 Plus のデュアルレンズカメラで、広角レンズ・望遠レンズに分けた専用カメラユニットにより、交換レンズカメラのようにシーンに合わせた撮影できるのがポイントでしょう。その他はシングルカメラ(広角レンズ)です。
iPhone XR に搭載される新機能はおもに人物撮影の画像エフェクト機能が追加されており、撮影後のボケ効果の調整ができる『ポートレートモード』と、視覚的な色合い・表現を変化(向上)させる『ポートレート・ライティング』などです。
iPhone XR の写真撮影機能で便利なのが、逆光撮影などで失われる画像情報を補正する『スマートHDR』です。新開発の画像処理エンジンによって、通常では白トビや黒ツブレで失われる情報を自然に見えるように再現してくれます。
高機能な画像処理やAR、ポートレイトモードが必要なら iPhone XR だけの選択になります。
カメラ(動画)
iPhone 動画機能は優秀で気軽に撮影できることもあり、多くのニュースメディアなどでもスクープ画像として採用されています。Apple はムービー機能についても積極的に開発しており、年々性能と画質は向上しています。
iPhone XR では、さらに新しい映像記録機能を搭載。注目の機能は、明暗差の偏ったシーンでも『HDR』による補正機能によって、見た目にちかいムービ撮影を可能にしています。さらにステレオ録音で臨場感あふれる収録を実現。
基本的な動画記録機能、4K 動画記録 (24 / 30 / 60 fps)、Full HD 1080p(30 / 60 fps)、Full HD 1080p(120 / 240 fps)スローモーション映像記録対応などは iPhone 8 とも一緒です。
共通する動画スペック
- 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
- 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
- ビデオの光学式手ぶれ補正
- 1080p(120fpsまたは240fps)スローモーションビデオに対応
- 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
どちらの iPhone とも、フルハイビジョン撮影はもちろん、4K 動画記録にも対応するため、iPhone 8 を選んでも高画質な動画機能を活かした撮影が可能。
ディスプレイ
iPhone のディスプレイは、見易さや忠実な色再現にこだわって開発されています。iPhone XR ではベゼルレスとオールスクリーンを実現するため、特殊で高性能な部品を多く投入。
また、これらの iPhone ディスプレイには高解像度液晶である Retina(レティーナ)HD パネルのほか、広色域の色空間表示、True Tone 機能を搭載して高い質感の表示を実現しています。
iPhone XR は、iPhone 8 Plus よりディスプレイの表示領域は広いですが、見た目はコンパクトながらも多くの情報を表示することが可能です。
機種 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone XR |
---|---|---|---|
パネル名称 | Retina HDディスプレイ | Liquid Retina HDディスプレイ | |
画面サイズ | 4.7インチ(対角) | 5.5インチ(対角) | 6.1インチ(対角) |
パネル特長 | IPSテクノロジー搭載 ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ |
IPSテクノロジー搭載オールスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ | |
解像度 | 1,334 x 750 px 326 ppi |
1,920 x 1,080 px 401 ppi |
1,792 x 828 px 326ppi |
コントラスト比 | 1,400:1(標準) | 1,300:1(標準) | 1,400:1(標準) |
True Toneディスプレイ | 搭載 | ||
カラースペース (色空間) |
広色域ディスプレイ(P3) | ||
輝度 | 最大輝度625cd/m2(標準) |
エクスプレスカード
iPhone 8 / 8 Plus 以降の iPhone では『Apple Pay Suica』を利用して電車料金の支払いをしたり、お店で買い物をすることができます。
iPhone に Suica をエクスプレスカードとして設定しておけば、改札機の読み取り部にかざすだけで楽に改札を出入りできます。この機能は、ネットに接続されている必要もなく、改札を出入りするときでもスリープやロックを解除したり、アプリケーションを開く必要もなくスムーズなものです。ただ、iPhone のバッテリーの充電が切れてしまうと Apple Pay Suica が作動しないため改札の出入りができなくなります。
ところが、2018年モデルの新型 iPhone(XR / Xs / Xs Max)は『予備電力機能付きエクスプレスカード』機能を搭載しているため、もし iPhone の充電が必要な状態になっても〈最大 5 時間まで〉予備電力機能付きエクスプレスカードが使えます。
新しい iPhone シリーズは Apple Pay Suica を鉄道を利用する際でもバッテリー残量を気にする必要が少なくなっています。電子マネー Suica ユーザーには iPhone XR を選ぶ理由の一つになりそうです。
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iphone XR / 8 どれを選ぶ
新型の iPhone XR と 従来モデルの iPhone 8 / 8 Plus を調べてきて、使用するユーザーが選ぶべき項目が浮かび上がってきました。
購入金額は重要なことなので、もう一度書いておきます。
- iPhone XR と iPhone 8 価格差:17,000円
- iPhone XR と iPhone 8 Plus 価格差:5,900円
- iPhone 8 を選ぶ人
-
まず、ディスプレイの大きさが〈4.7インチ〉でも問題なく、小さく軽いボディが欲しいなら迷わず値段の安い『iPhone 8』がオススメ。とくに iPhone XR に追加される高機能なスペックに興味なければ〈17,000円〉の価格差は大きいと思います。
iPhone 8 の性能は十分すぐれており、普段使いに必要な機能をそなえたコストパフォーマンスの高いモデルです。あとは、たくさん音楽を入れたい、たくさん写真・動画を撮りたいのであれば、差額分をストレージ(記憶容量)を増やすことに回せば良いでしょう。 - iPhone 8 Plus を選ぶ人
-
iPhone XR との価格差だけをみると〈5,900円〉しか開きがないため、価格を比べて購入するユーザーはほとんどいないでしょう。
iPhone 8 Plus が XR より優れている点はカメラスペックです。ほかのモデルにないデュアルカメラによって、写真・動画の撮影シーンが格段に増えることになります。また、2倍の光学ズームを搭載しており写真・動画の両方で撮影が可能。さらに、iPhone 8 には無いポートレートモードを備えています。
なので、スチル・ムービー撮影にこだわるなら価格差がない XR ではなく 8 Plus がオススメです。 - iPhone XR を選ぶ人
-
XR は 8 Plus のカメラ性能より全体的な性能向上に興味があるユーザーが選ぶモデル。主要なスペックは他の iPhone を上回っており、デュアルカメラ以外の機能は同等で下回ることはありません。
シリーズで2番目に大きいディスプレイサイズに対して筐体が小型であることや、バッテリー駆動時間が iPhone の中で最長であることもポイントの一つ。
最新技術で構成されるハードウェアとソフトウェアの高性能さ、そして価格とのバランスが良く、実は iPhone シリーズの中で人気機種となるのが『iPhone XR』でしょう。
最新 iOS 12 対応
iPhone を動かすための最新 OS(オペレーティングシステム)『iOS 12』は iPhone 8 にも対応しており、OS アップデートするだけで iPhone XR / Xs と同じ操作が可能になります。
従来モデルに最新 iOS をアップデートしても作動が遅くなってしまうこともありましたが、iOS 12 ではプログラムを大幅に改良しており、古い機種でも快適に作動するように開発され、新機能も数多く搭載しています。
たとえば、iPhone で撮影した写真の管理をスムーズにする機能や、アニ文字をカスタマイズできる『ミー文字』。スマートフォンの利用時間を集計、グラフで表示する『スクリーンタイム』。Siri 対応のアプリケーションを Siri ショートカットで連携させて作業を素早く処理することが可能。その他の新機能も満載です。
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