【2019新型】iPhone XI《次期 XR / Xs スペック》

トリプルレンズカメラ[2019 新作 iPhone 11]
次世代 3D センサー、トリプルレンズカメラの配置、超高解像度イメージセンサー、次世代無線規格 Wi-Fi 6、Face ID / Touch ID ハイブリッドセキュア技術の搭載が予測される、2019年秋発表が濃厚な 新型 iPhone 11 と、ミドルレンジモデル iPhone XR 後継機の情報を更新しています。

新型 iPhone 情報 2

新型 iPhone 情報 1



新型 iPhone 情報 2


4800万画素センサー

SONY IMX586 4800万画素センサー[2019 新型 iPhone]
SONY が開発生産するセンサーモジュールは、スマートフォン用イメージセンサーとして世界中のメーカーに供給されています 。

そのラインナップに『1/2インチ 4800万画素』というスマホ用イメージセンサーとしては大きめで超高解像度の積層型CMOSセンサー[IMX586]をリリース。このセンサーは、世界で初めて〈0.8 μm〉の微細画素をを開発採用しており、写真解像度は〈8,000 × 6,000 px〉、動画記録は〈4K 90fps, Full HD 240fps〉に対応できる仕様。

カメラ性能や描写にこだわる iPhone シリーズであれば、次期モデルへの搭載に要検討なカメラモジュールの誕生です。

高解像度と高画質のワケ

[IMX586]超高解像イメージセンサーで疑問に思うのが、その画素数の「多すぎさ」です。4800万画素という大きな解像度は、プロユースで使われる一眼レフ(またはミラーレスカメラ)なみのモノ。画素数が大きいと撮影データも大きく一般的ではなりません。ただ、この大きな画素数はスマートフォンならではの仕様に関連する理由があるのです。

近年発売されるハイエンド・スマートフォンのトレンドには、デュアルレンズ、トリプルレンズといった複数のレンズカメラユニットを搭載する傾向にあります。これは、スマートフォンの限られた筐体スペースのなかで安定した画質を得るための対策です。
筐体をスリムにしなければならない条件の中、1つの光学ズームレンズで広角から望遠すべての焦点で安定した画質を実現するのは非常に難しいですが、望遠域などを単焦点レンズで搭載するほうがレンズ設計にも余裕ができて、f 値も明るく画質も良くコンパクトに収まります。

ただ最近のスマートフォンでは、さらなる筐体スリム化が要求されているため、複数レンズユニット搭載でも設計が難しくなっています。

クロップによる望遠域撮影
SONY IMX586 4800万画素センサー[2019 新型 iPhone]
その解決策として登場したのが、超高解像度イメージセンサーと単焦点広角レンズの組み合わせです。
ただの広角単焦点レンズでは望遠域の撮影には対応できませんが、4800万画素とクロップ技術によって撮影画像中央部分のみを切り出し、撮影データとして記録します。擬似的な処理をほどこすデジタルズームと違って、被写体の輪郭もハッキリしていて抜けの良い写真がえられます。また、従来センサーより高い解像度によって、デジタルズーム機能を搭載したモデルでもシャープな撮影画像の撮影が可能です。

Quad Bayer 配列
スマートフォン用などのイメージセンサーは、米粒のように小さいため高い画素数を求めすぎると、1画素あたりの集光効率が悪くなり感度が低下・飽和信号量も低下します。とくに、イメージセンサーのサイズ〈1/2インチ〉の面積に4800万個の画素が並ぶ「IMX586」の1画素ピッチは〈0.8 μm〉と非常に細かいと、感度・飽和信号量に影響をあたえます。
SONY IMX586 4800万画素センサー[2019 新型 iPhone]
それら画質に影響をあたえる要因の対策として、隣接4画素が同色のカラーフィルターである『Quad Bayer 配列』を採用することで、高感度の画質をたもちながらも高解像度を両立させています。また、夜景撮影といった低照度シーンの撮影時には、隣接する4画素の信号を加算することで、画素サイズ1.6μm相当(有効1200万画素)に感度を高めて、低ノイズで明るい写真や動画の撮影を実現。
日中屋外などの明るいシーン撮影では、イメージセンサーに搭載した独自の信号処理機能で配列変換することにより、リアルタイムで有効4800万画素の高解像度画像を可能にしています。

従来比4倍のダイナミックレンジ
SONY 独自の露光制御技術と信号処理機能をイメージセンサーに内蔵することで、従来センサーと比べてダイナミックレンジを4倍に拡大し、さらにリアルタイム出力を実現。画面内に明暗度の大きい領域が共存するシーンでも、白飛びや黒潰れをおさえた写真撮影が可能。

IMX586 採用のスマホ

ずば抜けた解像度をもつ IMX586 イメージセンサーを搭載するスマートフォンが、HUAWEI(ファーウェイ)から早速アナウンスされています。
そのモデルは HUAWEI の honor で、2019年1月下旬にはパリで正式発表されるもよう。このモデルが発売されれば IMX586 センサーを市販モデルとして世界で初めて搭載するスマートフォンになります。撮影モードにはダイナミックレンジ拡張機能 AI HDRモードも搭載。

ほかにも、2019年 新型 Xperia XZ4 にも搭載される予測もありますが、次期モデルには別の新型センサー採用される可能性があるようです。


2019 iPhone のカメラユニットは、Xs Max の後継機がトリプルレンズを搭載することが濃厚なので、超高解像度センサーを採用するなら次期 Xs シリーズ以外のモデルになるでしょう。iPhone XR がシングルレンズユニットを採用しており、部品単価を含めて価格を抑えることができれば搭載される余地はあります。



トリプルカメラ正方形バンプ

トリプルカメラ正方形配置[2019 新型 iPhone]
2019年秋にリリースされると予測される 新型 iPhone のリアカメラに関するリーク情報が上がっています。このリーク画像は、著名なリークアカウント Steve H.McFly 氏(@OnLeaks) からもたらされています。なおレンダリング画像の提供元はインドの情報メディア Digit India 。

リークされたレンダリング画像の 2019 iPhone は、背面左上に大きさ正方形が配置される設計で、3つのレンズと LED フラッシュが組み込まれています。カメラとフラッシュのモジュールは四隅に均等に並んでいるものではなく、カメラモジュールは三角形状に配置される。
OnLeaks によると、リークしたレンダリング画像の iPhone は、まだ開発初期段階にある EVT(技術検証テスト)であるため、カメラモジュール関連の配置や形状が決定しているわけではないと補足しています。Apple の製品開発は、通常 EVT(技術検証テスト)から DVT(設計検証テスト)、PVT(製造検証テスト)といった段階へ進むため、途中の工程で問題解決や性能最適化のために仕様変更がおこなわれる可能性は多くあります。

トリプルカメラ正方形配置[2019 新型 iPhone]トリプルカメラ正方形配置[2019 新型 iPhone]トリプルカメラ正方形配置[2019 新型 iPhone]

リーク画像のリアカメラ配置と、iPhone 筐体のデザインについては多くの物議をかもしています。それはレンズとフラッシュのカメラモジュールの配置パターンだったり、従来モデルより大きい正方形造形と盛り上がりにあるでしょう。
iPhone にしろ iPad Pro にしてもカメラユニットの盛り上がり(バンプ)を苦手とする人も存在するのですが、このレンダリング画像のカメラバンプは、そんなユーザーに大きなショックを与えそうです。
ただカメラバンプの要因は、筐体を薄くしたことと、写真・動画画質の向上のための大きいカメラモジュール搭載にあるため、その2つのメリットを求めるのであれば避けられません。

3Dカメラ搭載とAR機能強化

3つのリアカメラの奇妙な配置には機能的な理由があるのかもしれません、それは追加された第3のレンズの役割にあります。現在 Apple は、次世代 3D センサーを搭載することによるオートフォーカスの高速化や、高度な3D マッピングの実現にも力をいれています(3D カメラの詳しい情報は前章『SONY 次世代 3D センサー』を参照)
現在の予測では、トリプルレンズカメラは次期 iPhone Xs Max に搭載される機能と言われていますが、TrueDepth(トゥルーデプス)にかわる次世代 3D センサーをリアカメラに搭載する情報も上がっており、2019 iPhone のメインカメラがどのような仕様になるかハッキリしない部分も多いです。


カメラバンプを嫌っているユーザーには衝撃のレンダリング画像ですが、現在のところ盛り上がりを除去できない仕様的な要素があります。まだ確定的な筐体構造やカメラモジュール配置ではありませんが、将来の技術革新と『慣れ』で少しずつ解決できるかもしれません。

ノッチ廃止の技術

ノッチのカメラ・センサー群[2019 新型 iPhone]
iPhone X から新世代モデルの象徴としてディスプレイ上部に配置されているノッチ(切り込み)。この領域は見た目のデザインではなく、TrueDepthセンサー(ドットプロジェクタ)、環境光センサー、近接センサーといった各種デバイスが搭載されています。

TrueDepthセンサーは、新世代 iPhone には重要な Face ID や Animoji に利用され、赤外線を使って顔の造形・表情を読み取るカメラ。環境光センサーは、iPhone 使用環境の明るさや光の色を感知して、カメラの明るさ(露出補正)や色合い(ホワイトバランス)を調整します。これらのセンサー・カメラは、その他の搭載モジュールを含めて、遮られたり予想外の光源に照らされると、正確なデータを得ることができなくなります。
そのような理由があるため 2018 iPhone Xs では、有機 EL ディスプレイパネルによって遮られたり生成された光の影響を受けないように、ディスプレイを切り欠いて、それらのセンサー類が正常作動するように搭載しています。

ディスプレイを透過するセンサー

ところが、新開発されたセンサーによってノッチがなくなるのも時間の問題になりそうです。
AMS TCS3701 センサー[2019 新型 iPhone]
それは、センサーメーカー AMS が開発したセンサー[TCS3701]によって実現するものです。このセンサーは、VCSEL エミッタと組み合わせることで OLED パネルの背後で可視光と赤外光の両方を感知。また、光を分別することが可能なため、有機 EL ディスプレイパネルが生成する光の影響を受けません。そのため、センサーがディスプレイパネルに遮られていても外部の光源だけをセンシングできます。

このセンシングセンサーを iPhone に搭載できれば、有機 EL ディスプレイパネル裏側にセンサーを隠せるため、ノッチ領域を縮小が実現します。

スピーカー位置と特許技術

iPhone のノッチ部分には各種センサーの他に、マイクロフォン、スピーカー、カメラといったユニットが搭載されています。これらの部品もディスプレイパネルなどで前面に遮ぎられると性能が十分に発揮されなくなったり作動不良になったりします。それらの問題を回避するできるよう、現在さまざまな方法が検討されています。

スピーカー位置変更

スピーカー位置変更 ノッチ領域削減[2019 新型 iPhone]
最近、スピーカーのノッチ対策案は上がっており、その情報元は Apple 関連のリーク情報で知られる Ben Geskin(ベンジャミン・ジェスキン)氏。彼の情報では「スピーカーの位置を上に動かすことで、ノッチ領域を33%縮小可能」としています。

参考に提示された画像右側のコンセプト画像ではスピーカーの位置を、ディスプレイパネルの端にマウントすることでノッチ幅を小さくしています。スピーカーユニットは長さがあるため移動可能であればノッチ削減に貢献しそうです。

ディスプレイ マイクロホール

ディスプレイ マイクロホール[2019 新型 iPhone]
ノッチ領域からスピーカーを外すのではなく、スピーカーをディスプレイパネルの裏側へ搭載する技術も検討されています。

この技術はディスプレイパネルに、ほぼ目視で確認できないほどの小さい穴を多数開けることで実現させます。この加工法はすでに Apple による特許が取得されており、準備が整えば実現可能な方法です。
この特許技術の面白いところは、これらの微細な穴のパネル加工によって、スピーカー以外のカメラ、センサー、マイクロフォンをディスプレイパネルの裏側に配置させても各種モジュールが正常作動することです。

特許どおりのディスプレイホール加工と対応センサーモジュールが実現すれば、ノッチ領域の縮小や廃止することができるようです。


これらノッチ領域を削減する方法や技術が 2019 iPhone Ⅺ から採用され、いきなりノッチが廃止されることはないでしょう。ただ、ノッチ領域が縮小される情報はいくつか上がっているため、現行モデルのノッチより小さくなる可能性は高いようです。



Wi-Fi 6 対応

Wi-Fi 6 採用と対応[2019 新型 iPhone]
次世代無線規格『Wi-Fi 6』が次期 iPhone に採用される可能性が出てきました。

Wi-Fi 6 の正式名称は『802.11ax』ですが、Wi-Fi の通信規格を取り決める IEEE(米国電気電子学会)では、一般ユーザーが覚えやすいようニックネーム的に『Wi-Fi 6』としています。また、従来の通信規格も同じように 802.11ac は『Wi-Fi 5』、802.11n は『Wi-Fi 4』と呼ばれるようになります。

Wi-Fi 6 の特長

新規格 Wi-Fi 6 の特長は、より優れた通信速度で通信できることと省電力です。

通信速度の向上
通信周波数帯である〈2.4GHz帯 / 5GHz帯〉の両周波数帯を利用できることで、コンサートやイベント会場といった利用ユーザーが密集する環境でもスループット(単位時間あたりに処理できる通信量)を安定・向上させることが可能になります。また、通信速度の利点を活かすことで 8K 動画のストリーミングも仕様的に対応。
通信速度はシステム環境やユーザー数に左右されるところも大きいですが、従来 Wi-Fi 規格より4倍~10倍ほどのスピードアップが見込めるようです。

省電力
Wi-Fi 6 は通信速度の向上だけでなく、消費電力が少なくなること。常時接続時間の長いスマートフォンにとっては、この改善はメリットが大きいでしょう。

これらの性能向上は、Wi-Fi 6 のハードウェアとソフトウェアの両方で改善・改良されることで実現します。そのため、メリットを受けるためには通信環境の整備はもちろん、新型 iPhone へ Wi-Fi 6 通信モジュールが採用されなければ高速通信の利用できません。なお、Wi-Fi 6 は下位規格互換があるため従来の通信環境でも問題なく利用できます。

今後の普及状況

2019年にスタートする Wi-Fi 6 はインターネットに接続できる多くのスマート家電にも朗報です。

まだ Wi-Fi 6 対応ルーターのラインナップは少ないですが、2019年中に多くの製品が販売され、また公共無線 LAN などの通信環境の整備も進むでしょう。それを証明するように CES2019 でも数多くの Wi-Fi 6 対応機器が展示されていました。

Barclays のアナリスト Blaine Curtis 氏によれば「CES 2019 報告書には Apple が今後発売する iPhone には Wi-Fi 6 がサポートされるだろう」とコメントしています。
Apple は 業界団体 Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)のメンバーで、次世代通信規格 Wi-Fi 6 の制定に積極的に関わっているため、次期 iPhone に Wi-Fi 6 が採用される可能性は非常に高いでしょう。


Wi-Fi 6 概要
正式な呼称は『IEEE 802.11ax』。理論値で最大転送速度が〈9.6Gbps〉と、Wi-Fi 5 の〈6.9Gbps〉からさらに高速化。また、単なる高速化だけでなく複数の端末を同時に接続しても通信速度が低下しにくい仕組み。通信速度は、2.4GHz帯で1.1Gbit/s、5GHz帯で4.8Gbit/s で両周波数対応。
一般家庭用 Wi-Fi 6 対応ルーター1台で20台のデバイス機器と接続可能。また、マルチユーザー MIMO (MU-MIMO) に対応し8回線で同時ストリーム対応する。

Wi-Fi 6 は Wi-Fi 5 後継の無線通信規格で、基本的には Wi-Fi 5 以下の下位の通信規格への互換性は確保されています。

トリプルレンズ中央配置

トリプルレンズカメラ リーク画像[2019 新型 iPhone]
多くの情報では 2019 iPhone の少なくとも1モデルはトリプルレンズカメラを採用すると言われており、予測どおりにいけば iPhone Ⅺ Max(仮)に搭載されるでしょう。確度の高いリーク情報で知られる Steve Hemmerstoffer 氏(@stagueve)は、インドの情報サイト CompareRaja と協力してレンダリング画像を制作。Apple が現在開発中のトリプルレンズカメラ iPhone のデザインを公開しています

トリプルレンズカメラ仕様[2019 新型 iPhone]トリプルレンズカメラ仕様[2019 新型 iPhone]トリプルレンズカメラ仕様[2019 新型 iPhone]トリプルレンズカメラ仕様[2019 新型 iPhone]

今回インターネットで共有されたレンダリング画像は、レンズが横一列に並んだトリプルレンズカメラのハウジングが、筐体背面中央部に装備されています。これまでの iPhone ではメインカメラが左右対称に見えるシンメトリー配置は採用されておらず、かなり新鮮な感じ。
水平位置に3つ並んだレンズ中央のレンズサークルには、LED フラッシュがビルトインしており、見た目のデザインも安定しています。このデザインに採用されている LED フラッシュに囲まれた部分のレンズには、搭載されるレンズ径から推測すると、おそらく望遠レンズユニットが選択されるでしょう。

現在のところ、3つ目のレンズの仕様は不明で、3D センシングのための次世代 3D センサーなのか、高感度撮影でも高画質な写真を提供するモノクローム専用レンズカメラなのかを予測するには、さらなるリーク情報が待たれます。

シンメトリー配置のレンダリング画像が、2019 iPhone へ正式に採用されるかについては、Apple が最終的な外観をどのデザインに決定したかは分かりませんが、Steve Hemmerstoffer 氏が Apple サプライチェーンから正確な情報を調達している実績から、おおよその推測ができます。


レンズハウジングを中央に配置するメリットの1つに、iPhone を平らなテーブルなどに置いたときに『座り』が安定するため、置いたままでの操作がしやすいというメリットがあります。
また、このレンダリング画像では、前面ディスプレイ上部に配置されるノッチ領域が縮小されている点にも注目です。新しい技術によって、どのカメラやセンサーモジュールが仕様変更になるのか。詳しい情報は〔ノッチ廃止の技術〕にまとめています。



次期 XR デュアルレンズ搭載

 次期XR デュアルレンズカメラ[2019 新型 iPhone]
2019 iPhone シリーズは3機種のラインナップになることは確定しています。以前の情報では、2019年モデルの筐体は2018年モデルを流用すると言われていましたが、最近の情報ではカメラモジュールの大幅な変更がおこなわれるため、リアパネルの設計変更はすべてのモデルが対象になるもよう。

とくに注目されるのが iPhone XR 後継機モデルのカメラ仕様変更で、現行モデルの広角レンズを搭載するシングルレンズカメラから、広角・望遠レンズを搭載するデュアルレンズカメラへアップデートされるようです。この改良は通常のステップをふんだマイナーチェンジ措置ですが、おそらく Apple の予想を下回った iPhone XR の販売数がトリガーになっていそうです。
改良されるリアパネルのカメラハウジングの外観は、現行モデル iPhone Xs 同様、ハウジング中央に『クアッド LED True Tone フラッシュ』が装備され、その上下に広角・望遠レンズが配置されます。

 次期XR デュアルレンズカメラ[2019 新型 iPhone] 次期XR デュアルレンズカメラ[2019 新型 iPhone]

このデュアルレンズカメラのアップデートは、写真・動画撮影のヘビーユーザーには歓迎される仕様変更であるため、有効な改善策だと思います。

気になるのがデュアルレンズカメラに採用されるイメージセンサーと手振れ補正機能です。2018 iPhone Xs (Max) に搭載されるカメラモジュールの仕様は、広角・望遠のイメージセンサーが1200万画素、レンズユニット内蔵の手振れ補正がデュアル光学式手ぶれ補正となっています。

次期 iPhone XR カメラ仕様

iPhone XR 後継モデル
背面カメラ 1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ
1200万画素イメージセンサー、ƒ / 2.4:望遠レンズ
デュアル光学式手ぶれ補正機能
動画撮影 4K 動画記録 (24 / 30 / 60 fps)
Full HD 1080p(30 / 60 fps)
Full HD 1080p(120 / 240 fps)スローモーション映像記録対応
前面カメラ 700万画素イメージセンサー、ƒ / 2.2:広角レンズ
TrueDepthカメラ(Face ID)

ただ、次期 iPhone Xs となる iPhone Ⅺ 5.8-inch もデュアルレンズカメラを継続するという情報なので、おそらくハードウェアや機能の差別化があるでしょう。また、その他の差別化案として、iPhone Xs 後継機のカメラ仕様がアップデートされる可能性もあります。


2019 iPhone シリーズの予測を下回る販売数は、Apple や製造サプライヤーだけでなく経済界にも大きな波紋が起きているため、その改善策としてフルモデルチェンジにちかい改良が期待されます。

XR 後継機 4×4 MIMO 対応

次期XR 4×4 MIMO 対応[2019 新型 iPhone]
iPhone Xs (Max) は、4つの周波数帯で基地局を結ぶことにより高速通信と通信距離が伸ばせる『4×4 MIMO(フォーバイフォー マイモ)』に対応していますが、iPhone XR の通信モジュールは 2×2 MIMO であるため、通信速度に差があります。
MIMO (Multi-Input Multi-Output) は、送信機と受信機の両方に複数のアンテナを搭載し、通信品質を向上させるワイヤレス通信技術。2×2 MIMO は、送信用(基地局)と受信用(端末)に各2本のアンテナを使い。4×4 MIMO は各4本のアンテナを利用し安定した高速通信を実現。
次期XR 4×4 MIMO 対応[2019 新型 iPhone]
この4本のアンテナを同時に使う高速 LTE 通信技術が、2019年秋に発売予定の iPhone XR 後継機に採用される情報が上がっています。4×4 MIMO に対応する予測を発表したのは Barclays 証券で、調査レポートの情報に含まれていました。

4×4 MIMO 技術による高速 LTE 通信は、国内の大手キャリアからもサービスが提供されていますが、キャリアごとの通信技術や設備、基地局との条件によって通信速度は同じではありません。NTT ドコモと KDDI(au)の 4×4 MIMO 通信を iPhone Xs (Max) で通信したばあいの速度(理論値)は以下のとおり。

4×4 MIMO 通信速度

NTT docomo
iPhone Xs (Max) :最大 844 Mbps
au – KDDI
iPhone Xs (Max) :最大 818.5 Mbps

ちなみに現行モデルの iPhone XR を、NTTドコモの通信サービス『PREMIUM 4G』で利用した通信速度は、最大 794 Mbps(理論値)になります。


受信最大速度が従来の約2倍となる 4×4 MIMO。NTTドコモの通信回線で比べて iPhone Xs が〈844 Mbps〉、iPhone XR が〈794 Mbps〉と、両モデルに通信スピードの差はありますが、2×2 MIMO の iPhone XR も十分高速なのが分かりました。それでも、次期 XR に 4×4 MIMO 技術が搭載されれば、ある程度の通信速度アップが期待できるでしょう。

4×4 MIMO 概要
MIMO(マイモ)は、複数のアンテナを同時に使って無線通信を高速化する技術。

4×4 MIMO は、無線 LAN 規格の IEEE802.11n/ac や携帯電話サービスの LTE 、WiMAX 2.1 などが対応。なお、この通信技術は、オプション扱いのケースもあり、必ずしも アンテナ4本が同時に通信できるとは限りません。
無線 LAN ならアクセスポイント(親機)と子機(Mac / PC や iPad などの端末)の間で、モバイル機器なら街中に設置された基地局と端末(スマートフォン、タブレットPC)の間で、どちらの機器も発信側にも受信側にもなり、それぞれ複数の上り下りのデータ通信が可能。



超広角レンズの採用

トリプルレンズカメラ[2019 新型 iPhone]
2019 iPhone に採用されるカメラと接続ポートに関する情報が上がってきました。情報を公開したのは Bloomberg(ブルームバーグ)の Mark Gurman(マーク グルマン)氏。

共有された最新スペック情報の1つ目は、iPhone 11 Max(仮)に搭載されるトリプルレンズカメラ。これまで、最上位モデルに3つのカメラユニットが搭載されることが、たびたび噂に上がっていましたが具体的なスペックは全く不明でした。ところが、その疑問にたいして Mark Gurman 氏が情報をもたらしてくれました。
その情報によると、iPhone Ⅺ Max に搭載される3種類のレンズユニットの仕様は、超広角レンズ、広角レンズ、望遠レンズといったレンズ構成になるもよう。ここで注目なのが新開発の超広角レンズです。

デュアルレンズカメラ仕様

現行モデルの iPhone Xs (Max) のデュアルレンズは、広角レンズと望遠レンズの構成。2つのレンズを使い分けることで、風景撮影から人物・物撮りまでバランスよく撮影できる仕様です。

iPhone Xs (Max) カメラ仕様

※焦点距離は35mmフィルム換算。
焦点距離〈F値〉 センサー
広角レンズ 26 mm
〈f / 1.8〉
1200万画素
裏面照射型CMOSセンサー
望遠レンズ 57 mm
〈f / 2.4〉
1200万画素
裏面照射型CMOSセンサー

広角レンズの焦点距離は35mmフィルム換算で〈26mm〉と、標準的な広角レンズ 28mm より更に広角寄りの設計で、広い範囲の撮影が可能。レンズの明るさ(有効口径)を示す『F値』は〈f / 1.8〉と十分に明るい。
望遠レンズの焦点距離は35mmフィルム換算で〈57mm〉と、一般的な標準レンズ 50mm よりわずかに望遠寄りの設計で、人物や物撮りで背景をボカせる。レンズのF値は〈f / 2.4〉と焦点距離からすると明るめ。

2つのレンズ後方にマウントされるイメージセンサーの画素数は1200万画素。一般的なユーザーには十分な解像度。解像度を欲張らない利点として、室内や夜間撮影で利用する高感度撮影でもノイズ耐性があり発色がにごりにくい。

トリプルレンズカメラ仕様

最近の情報では、2019 iPhone の最上位モデル(Max系)のみトリプルレンズカメラを搭載すると言われています。

超広角レンズ

トリプルレンズ構成の中で、一般ユーザーにわかりやすい注目のレンズは『超広角レンズ』でしょう。
写真撮影機器の一眼レフ・ミラーレス一眼に装着されるレンズで、超広角レンズといえば焦点距離〈24mm〉より短い焦点のレンズを意味します。超広角レンズは、一眼カメラ用のレンズ群のなかでも特殊な部類に入り、価格も高額なレンズが多いため、写真愛好家のユーザーでも多くは所有していません。そのような高価で特殊なレンズがスマートフォンで気軽に撮影できるのはメリットが大きいです。

ちなみに、人間が一目で見られる範囲を角度であらわすと〈約120度〉で、焦点距離に変換すると〈12mm〉ほどです。人の目は、かなり広範囲を見ることができます。
焦点距離12mm 超広角レンズ撮影[2019 新型 iPhone]
ハイエンド iPhone に搭載される超広角レンズの仕様はまだ判明していませんが、超広角系レンズユニットは前玉(一番前に配置されるレンズ)が、その性質上大きくなるため、採用される焦点距離やイメージセンサー(および画素数)の大きさは筐体の厚みに影響をうけます。薄型軽量をめざすスマートフォンでは、安定した画質を提供するためにもレンズとセンサーのバランスが重要です。

広角レンズ

デュアルレンズカメラを搭載する iPhone では、広角レンズがメインカメラですが、トリプルレンズカメラでも、この広角レンズがメインカメラになるでしょう。

iPhone Xs (Max) の広角レンズの焦点距離は、35mmフィルム換算で〈26mm〉と、スナップカメラなどの採用される〈28mm〉と比べると少し広角側に振っています。ただ、トリプルレンズカメラには超広角レンズが載るため、超広角レンズの焦点距離によっては広角レンズの焦点距離も変更になる可能性があります。そのほかリーク情報では、メインカメラのイメージセンサー画素数が〈1200万画素〉から〈1400万画素〉へ増えるという情報があります。
iPhone Xs (Max) の広角レンズのイメージセンサーは、従来機より〈32%〉大型化しているため画素数をアップしても、新開発センサーによって画質・ノイズ耐性は安定しているでしょう。さらに Apple が望むのであれば SONY の次世代〔4800万画素イメージセンサー〕の搭載も可能です。

望遠レンズ

画像エンジンによる加工をしなくてもボケを活かしたポートレート写真が撮れるのが望遠レンズのメリット。トリプルレンズカメラにも搭載は間違いないでしょう。

iPhone Xs (Max) の望遠レンズの焦点距離は、35mmフィルム換算で〈57mm〉と、明るいF値〈ƒ / 2.4〉を備える。このレンズは被写体に近づくことで背景をボカした撮影が可能になります。ただし、イメージセンサーのサイズが小さいため大きくボカすことはできません。そのかわり、2017 iPhone X から Neural Engine(ニューラルエンジン)を活用した『ポートレートモード』が利用でき、被写体を浮かび上がらせるように背景をボカすことができます。
望遠レンズ撮影 ポートレート[2019 新型 iPhone]
最近の情報では、トリプルレンズカメラのセンサー解像度は〈1000万画素〉と〈1400万画素〉の2種類に変更されるもよう。
被写体のアップ撮影や背景をボカすことが多い望遠レンズなら、イメージセンサーの画素数を抑えても画質的にも問題ないことから、次期モデルの望遠レンズのイメージセンサーは〈1000万画素〉になる可能性があります。


超広角レンズを搭載するスマートフォンは、すでに他社 Android で販売しており、なかにはトリプルレンズカメラも発売されています。搭載されるレンズ構成はメーカーのコンセプトによって焦点距離や解像度はさまざま。

2019 iPhone のイメージセンサーは、SONY 製の裏面照射型 CMOS センサーを搭載するでしょうが、各レンズに合わせるため仕様が異なりそうです。
また 2020 iPhone では、SONY が開発する『3D ToF センサー』を背面カメラに導入して高度な 3D マッピングや AR に活用する予測もあります。将来のメインカメラも、写真や動画だけでなく複合的な機能をあわせもつ、より高度なカメラシステムになりそうです。



大容量1TBストレージ

eUFS 大容量1TBストレージ[2019 新型 iPhone]
近年、写真・動画などの高解像度・高画質化がすすみデータ量が増加傾向にあり、ストレージ容量の小さいスマートフォンでは、データの移動や消去などによって空き容量を確保しなければなりません。そんなところ、Samsung Electronics(サムスン電子)が、組み込み向けの 大容量 Universal Flash Storage (eUFS) 2.1 を開発。このたび生産を開始することをアナウンスしました。
eUFS はスマートフォンやデジカメといった薄型筐体のデバイス向けに規定されたフラッシュストレージ規格。

発表された eUFS の容量は〈1TB〉と世界最大容量。
1TB がどのくらいの記録容量か 4K 動画でたとえると、64GB のストレージ容量のばあい10分間の 4K 動画が13本しか保存できないところ、1TB ストレージ容量があれば同じ動画が260本保存可能になります。(4K動画:3,840×2,160ドット)

Samsung は、2015年に初めて eUFS の128GBのチップを市場投入し、それから4年で1TBの大容量モデルを開発。モバイル機器向けストレージデバイスの拡販をめざしています。
新開発の1TB eUFS は、モノダイ(1つのシリコンダイ)に、512 Gbit(ギガビット)の V-NAND(Vertical-NAND)フラッシュメモリを16層積層させて大容量を実現。これに新開発のコントローラを組み合わせて、サイズは〈幅11.5mm × 奥行き13mm〉と、同社の512GBパッケージと同等の大きさながらも容量を2倍に拡張させています。

Samsung 1TB eUFS は転送速度の高速化もはかられています。
たとえば USB3.0 では、最高速の SuperSpeed モードでは〈5 Gbits/s〉と伝送速度が定義されていますが、UFS 規格のバージョン3.0では倍以上の〈11.6 Gbit/s = データレート:1450MB/s〉の転送スピードを誇ります。ほかの規格と比べると、SATA 6Gbps SSD の約2倍、microSD カードの10倍という転送速度です。

なお、同社では V-NAND eUFS の高い需要を見越しており、2019年後半には第5世代 512Gb V-NAND の生産拡大を計画している。


2018 iPhone の最大ストレージ容量は512GBですが、ギガ単位のデータを多く保存するハードユーザーは、もうワンランク上のストレージ容量を求めています。おそらく部品単価が頃合いになれば次期 iPhone へ採用になるでしょう。ついにスマートフォンのストレージ容量もデスクトップ Mac 並みの時代が来ています。

iOS 13

iOS 13 新機能 リリース[2019 新型 iPhone]
2019年6月開催の WWDC イベントで発表、9月後半にリリースされる予定の次世代『iOS 13』に搭載される機能が分かってきました。

ユーザー注目の iOS 13 の新機能が Dark Mode(ダークモード)。これは画像以外の文字・背景・操作系などの色を反転させる機能で、夜間使用時に瞳から入る光をおさえて文章閲覧・視聴を容易にします。

iOS 13 に搭載される新機能およびサポート対象機種の情報は〔iOS 13 対応機種 特長[iPhone, iPad, iPod touch]〕にまとめて掲載しています。

iOS 13 対応機種 特長

リーク・コンセプト画像

リーク コンセプト画像[2019 新型 iPhone]
2019年秋に発表発売される次期 iPhone リーク画像やコンセプト画像を掲載。近年はレンダリング画像や動画による情報共有が普及して新製品のイメージが分かりやすくなっています。

公開された2019 iPhone Ⅺ のコンセプトは、リークした情報や噂にもとづいて制作された新作 iPhone の予告プロモーション動画。
このコンセプト動画を制作したのは、動画YouTubeチャンネル ConceptsiPhone でコンセプトイメージビデオを公開して話題の、韓国のデザイナー Gunho Lee(ガンホー・リー)氏です。

外観デザイン・筐体
リーク コンセプト画像[2019 新型 iPhone]
この次期 iPhone の筐体はすべてが新設計のフルチェンジモデル。iPhone Xs / XR が採用する丸みをもった筐体側面から iPhone SE などを思い起こさせるフラットな形状。側面の仕上げはステンレススチールをうかがわせる鏡面仕上げで、角丸加工されたサイドボタンの仕上げも同じ。筐体四隅のコーナーエンド部分はカーブを描いた丸みをもち、このあたりは現行モデルと同様。全体的にシャープな印象で金属のスチール感をアピール。

トリプルレンズカメラ
トリプルレンズカメラ[2019 新型 iPhone]
メインカメラは筐体背面の左上に装備。カメラモジュールは縦一列に配列されたトリプルレンズカメラ。LED フラッシュは従来の丸型クアッド方式ではなく、レンズハウジングを囲むようにビルトインされたサークル方式。

複合セキュア認証
画面組み込み Touch ID[2019 新型 iPhone]
セキュア認証は複合システムで、OLED(有機 EL)ディスプレイパネルに指紋センサーが埋め込まれた、次世代の指紋認証セキュア Touch ID。それに、ディスプレイノッチ領域に搭載される顔認証セキュア Face ID。Face ID は処理スピードが従来比2倍になった第2世代へ進化。

そのほかの機能・仕様では、ディスプレイ表示で最大120Hzのリフレッシュレートを実現する ProMotion テクノロジー。8K 動画ストリーミングに対応できる次世代の高速無線規格『Wi-Fi 6』に対応。高速高性能チップ『A13 Bionic』と同じように、全体的にスピーディーが体感できるスペック。
(PRODUCT)RED[2019 新型 iPhone]
カラーバリエーションは、レッドカラーとなる『(PRODUCT)RED』を含めた4色展開。


コンセプト動画では、画面組み込みの Touch ID や、iPad Pro に採用されている120Hz リフレッシュレートの ProMotion テクノロジーなどの機能が挙げられていますが、アナリストからは「次期モデルへの搭載は難しい」といった意見もある。

ConceptsiPhone コンセプト動画
ガンホー・リー氏による iPhone 11 コンセプトデザイン動画。

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