【2018】iPhone Xʀ:特長 機能 スペック

特長 機能 値段[2018 iPhone XR]
ベゼルレス・オールディスプレイ、Liquid Retina HD パネル、Face ID、A12 Bionic チップ、耐水防塵性能、デュアル SIM 機能追加で、2018年9月13日開催の Apple イベントで 2018 iPhone シリーズとして『iPhone XR』を発表。このページでは、スペック・使用感などの情報を掲載しています。

機能・仕様《3》

カメラ

カメラ機能 スペック[2018 iPhone XR]
iPhone のカメラは、搭載されるイメージセンサーがとても小さいので、画質的なものを期待していないで撮影。しかし、あとでパソコンなどで撮影画像を確認すると、そのクオリティには驚かされます。

iPhone XR のカメラは『シングルレンズカメラ』を採用しており、背面左上のカメラレンズが1つ装備されています。ちなみに、上位モデルとなる iPhone Xs にはカメラレンズが2つ装備されています。

おもなカメラ機能
  • 12MP(1200万画素)カメラ
  • 広角レンズ:ƒ/1.8絞り値
  • 光学式手ぶれ補正
  • 最大5倍のデジタルズーム
  • 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
  • クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ
  • 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
  • 3つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明)
  • 写真のスマートHDR
高性能なAFシステム
  • 【顔検出】ポートレートモードでは、カメラセンサーから集めたデータをNeural Engineが機械学習を使って分析し、フレームの中にある顔をすばやく識別します。
  • 【フェイシャルランドマーク】顔が検出されるとすぐに、フェイシャルランドマークによって、iPhoneがクリエイティブなポートレートライティングのエフェクトを被写体に適用します。
  • 【深度マッピング】ISPの先進的な深度エンジンは、Neural Engineから集めたセグメンテーションデータを使って、被写体を背景から正確に区別します。

カメラ機能 スペック[2018 iPhone XR]カメラ機能 スペック[2018 iPhone XR]

センサーとレンズ

iPhone XR の背面には1つのカメラユニットを搭載。レンズは広い画角をもっており景色・記念撮影に便利。望遠撮影のズームは最大5倍のデジタルズームで対応。解像度は1200万画素と必要十分な性能。
Apple は iPhone や iPad などに搭載するカメラのイメージセンサーのサイズを未発表としてますが、撮影された焦点距離情報から換算すると多くのコンパクトカメラと同等サイズのイメージセンサーを選んでいます。
イメージセンサーの大きさに対して解像度が〈1200万画素〉と、むやみに画素数を欲張っていないところは、室内や夜間撮影による高感度ノイズの影響を受けにくくしており、より撮影を楽しめるポイントになっています。

背景のボケぐあいや、室内・夜間撮影でシャッタースピードがかせげる『F値』は、広角レンズ〈ƒ/1.8〉、これらレンズ ƒ 値はプロユースの単焦点レンズなみの明るさ。

あと Apple が公表していない搭載レンズの焦点距離は以下のとおり。

iPhone XR レンズ仕様

焦点距離
4.25mm(35mmフィルム換算:26mm)
F値
ƒ / 1.8

広角レンズの焦点距離は35mmフィルム換算で〈26 mm〉と、多くのスナップカメラが採用する〈28 mm〉と比べると広めに写る画角。広大な景色や町並みを撮影することが多いユーザーには重宝されるでしょう。

ポートレートモード

2018 iPhone XR では被写体を浮かび上がらせる効果がある『ボケ』の量を自在に変化できる『ポートレートモード』を搭載しています。この、ボケた部分を変化させる機能は、すでに他社スマートフォンでも採用していましたが、その機能は撮影前にディスプレイを見ながら変化量を確認して撮影するものです。ところが iPhone のばあいは、撮影したあとでボケ量のコントロールができるためシャッターチャンスに強い便利な機能です。

この、ボケを変化させる機能は『被写界深度コントロール』と呼ばれており、ピントを合わせた被写体以外の被写界深度(ピントが合う領域)を数値(絞り量 = f値)で表示。ディスプレイ上で『f値』を変えながら前後のボケ量を自在に変更させることができます。

ポートレードモード ボケ具合[2018 iPhone XR]ポートレードモード ボケ具合[2018 iPhone XR]

実際にポートレートモードで撮影してみると、撮影後のプレビュー画像の下『 f 値』とスライダーが表示されます。f 値の初期設定は〈f / 4.5〉。
この f 値は〈f / 1.4〉から〈f / 16〉までの範囲で変更が可能で、〈f / 1.4〉に合わせた状態だと、大型イメージセンサー搭載したプロ仕様カメラで撮影したように背景が大きくボケて被写体が浮かび上がります。また〈f / 16〉では、被写体から背景までピントが合焦した記念撮影に最適な仕上がり。これらの変更が撮影後におこなえるところが iPhone XR の凄いところです。

スマート HDR

2018 iPhone シリーズの、もうひとつの新機能が『スマートHDR』です。この機能は、写真のダイナミックレンジ(明暗差の領域)を補正拡張するもので、写真表現の幅を広げてくれます。

肉眼に比べダイナミックレンジのせまいデジタルカメラは、逆光など明暗差の激しいシーンで撮影すると、明るい部分が白飛びしたり、暗い部分は黒潰れを起こします。その対策として、最近 iPhone のカメラシステムには HDR(High Dynamic Range = ハイダイナミックレンジ)という次世代技術を搭載。明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、より自然でリアルな描写を可能になります。

iPhone XR のスマート HDR では、高速なセンサー、強化された ISP、高度なアルゴリズム、それに複数のテクノロジを活用。明部だけでなく、画像処理エンジンに厳しい条件となる暗部撮影でも驚くほどの階調とディティールで撮影ができます。

iPhone XR
背面カメラ 1200万画素イメージセンサー、ƒ / 1.8:広角レンズ
光学式手ぶれ補正機能
動画撮影 4K 動画記録 (24 / 30 / 60 fps)
Full HD 1080p(30 / 60 fps)
Full HD 1080p(120 / 240 fps)スローモーション映像記録対応
前面カメラ 700万画素イメージセンサー、ƒ / 2.2:広角レンズ
TrueDepthカメラ(Face ID)

ワイヤレス充電

ワイヤレス充電 Qi[2018 新型 iPhone XR]
iPhone をワイヤレス充電させる無線給電規格 Qi(チー)は、WPC(ワイヤレス パワー コンソーシアム)が策定した国際標準規格で、現在はスマートフォンを対象とした15W以下の低電力向け規格のみ利用されています。

ワイヤレス給電システムは、過去にいくつか実用化されていましたが、各社が開発した独自規格だったため、それらの機器の互換性はなく普及しませんでした。しかし、2008年に国際標準規格 WPC で統一された Qi は、おおくの一般ユーザーに普及しています。

ワイヤレス充電に対応する iPhone は、iPhone XR / Xs / Xs Max のほか、iPhone X / 8 Plus / 8 のモデルで、さらに充電器出力によっては急速ワイヤレス充電にも対応します。

ワイヤレスで急速充電する条件

ワイヤレス給電は、一般的な〈5W〉タイプ充電アダプターで充電するとフルチェージまで時間がかかります。ただ、いくつかの条件をクリアすれば急速充電を利用できスピーディな充電を可能にします。

iPhone でワイヤレス急速充電に対応しているのは、iPhone Xx / Xs Max / XR / X / 8 Plus / 8の6機種。なおかつ、iOS のバージョンが〈11.2〉以上であること。そして、ワイヤレス急速充電に対応しているACアダプタとワイヤレス充電器(出力:7.5W)も必要になります。

急速充電対応 iPhone
iPhone Xs / Xs Max / XR / X / 8 Plus / 8
急速充電対応 iOS
iOS 11.2 以上
充電器出力
7.5 W

ワイヤレス充電器タイプ

ワイヤレス充電器の形状は、スタンド型とパッド型の2種類がメイン。設置する場所や利用方法に合わせて選択しましょう。
ワイヤレス充電 Qi[2018 新型 iPhone XR]
スタンド型は、縦横のどちら向きでも iPhone を置けるため、充電しながら動画などを観ることもできます。もちろん、Face ID に対応した iPhone であればスタンドに置いたままロック解除して着信やメッセージなど確認もできます。

パッド型は、薄い板状であるため、置く面積を確保できればモニターの下や可変棚のラックといったスキマ的な場所へ設置できます。パッド型は表面に滑り止め加工が施されているタイプもあり、着信やメッセージ受信時のバイブレーションでもズレにくくなっています。


充電スピード

iPhone XR のワイヤレス給電〈出力5W〉による満充電までの充電時間は約4時間30分で、従来モデル iPhone X と比べると30分ほど短くなっています。これは、iPhone XR の充電コイルと充電パッドの改良による結果です。

充電スピードは、従来方式の有線(ワイヤード)充電のほうが速いため、有線・無線充電器の両方を所有するなら、時間の余裕や、チョイ置きの充電かによって使い分けるのがいいでしょう。また、充電器の出力よっても充電時間は違います。

ワイヤレス充電
〈7.5W〉は 3時間37分 、〈5W〉は 4時間27分。
ワイヤード充電
〈2A〉は 2時間27分 、〈1A〉は 3時間46分。

充電効率の差で「有線:2A」が圧倒的に早いですが、「無線:7.5W」が「有線:1A」より早い結果になりました。ワイヤレス充電で速度をもとめるなら〈7.5W〉出力充電器を購入しましょう。


接続コネクタ

接続 Lightning コネクタ[2018 新型 iPhone XR]
2018 iPhone でひそかに期待されたいたのが USB-C コネクタへの規格変更でしたが、期待したユーザーには残念ながら新型には従来規格の Lightning(ライトニング)接続ポートが採用されました。

ハードウェア・ソフトウェアを併せてみても USB-C 規格へ変更したほうがユーザーのメリットは大きいのですが、Apple としては変換アダプタ(ドングル)の販売益も重要な収入源であるため、2018 iPhone の USB-C コネクタの導入は見送られたようです。しかし、2018 iPad Pro には USB-C が採用しており、おそらく 2019 iPhone には採用されると予測されている。

また、2018 iPad Pro から新たに採用された給電機能を利用する場合は、Lightning – USB-C ケーブルが必要になります。

イヤホン・ヘッドホン接続

AirPods ワイヤレス[iPhone イヤホン接続]
iPhone シリーズのイヤホンジャックは iPhone 7 以降廃止になりました。そのため、音楽・ゲーム音声をイヤホンで聴きたい場合、有線(ワイヤード)であれば Lightning(ライトニング)コネクタに対応する Lightning 専用イヤホン。無線(ワイヤレス)なら Bluetooth(ブルートゥース)対応のイヤホンが必要になります。

有線イヤホン

イヤホンジャックが無い iPhone で音楽を楽しむばあい、Lightning 接続対応の DAC(Digital Analog Converter = デジタル アナログ コンバーター)アンプを中継して接続するか、Lightning コネクタ対応のイヤホンを接続して聴きます。

DAC アンプは、ハンディなモデルもありますが、持ち運びや取り回しに気をつかうため、気軽に使用したい一般ユーザー向けではありません。

有線イヤホン

有線ライトニング イヤホン[iPhone イヤホン接続]
手軽に音楽を楽しみたいユーザーなら、Lightning コネクタ対応イヤホンがオススメ。なんと言っても、充電やペアリングなどの手順が必要なく、通常のイヤホンと同じように利用できます。また有線式なので、動画再生やゲームプレイ時の音声が途切れたり遅れたりしません。
ただ、Lightning 規格は Apple 製品のみが採用している独自規格なので、商品の種類は多くありません。また、普通のイヤホンより少し高価になる傾向があります。

無線イヤホン

Bluetooth ワイヤレス[iPhone イヤホン接続]
Bluetooth 技術を利用したワイヤレスイヤホンは、接続用ケーブルがないため運動しながら音楽を聴いたりするのには最適。また iPhone を身近に持ってなくても音楽・音声が聴けるためストレスフリーです。
初期に発売されていた Bluetooth イヤホンは高音質とは言えませんでしたが、最近の製品には転送先で音楽データをアップコンバートする機能を搭載したものもあり、音質は飛躍的に向上しています。また、マイク機能を採用しているモデルであればハンズフリーで通話も可能。
ただし、ワイヤレス接続となる Bluetooth 方式では音声遅延が発生するため、映画の視聴やゲームプレイには向いていません。


電子マネー

Apple Pay[2018 新型 iPhone XR]
Apple Pay(アップル ペイ)は、Apple が独自開発した電子マネー決済。
iPhone シリーズの電子マネーによる決済は、iPhone 7 から機能搭載されたことからユーザーへの普及が加速。
日本市場のケータイ電話の電子マネー規格は FeliCa(フェリカ = おサイフケータイ)とよばれる日本独自の電子マネーで、すでに多くのユーザーが FeliCa テクノロジの恩恵にあずかっています。

たとえば、都市部で多く利用されているのが ICカード乗車券『Suica(スイカ)』だったり、身近なところならセブンイレブンの『nanaco(ナナコ)』や、イオンリテールの『WAON(ワオン)』、ほかにはインターネットサービス楽天の『楽天 Edy』などで普及しています。
これらの電子マネーは、すべて FeliCa 方式を採用しており、FaliCa 端末に専用カードや対応デバイスを『かざす』だけで決済を可能にしています。

この FeliCa 機能を Apple Pay に採用。iPhone 7 以降のモデルに組み込まれています。Apple Pay に対応しているクレジットカードなどを Suica 同様『WALLET』アプリを使ってカードを登録すれば iPhone が財布がわりになります。

Apple Pay の Apple 公式情報

Apple は公式ウェブサイトで Apple Pay に対応できるカード(クレジット・銀行)とサービスを公開しています。一度チェックしてみましょう。

Apple Pay に登録できるカード
Apple Pay に対応しているアジア太平洋地域の銀行とカード発行元
Apple Pay で決済できるサービス
Apple Payが使えるお店やサービス

Suica予備電力機能

Suica予備電力機能[2018 新型 iPhone XR]
2018 iPhone シリーズには『予備電力機能付きエクスプレスカード』機能を搭載。
この機能は、iPhone 本体のバッテリーが切れた後でも Apple Pay のエクスプレスカードに設定した『Suica』が利用できます。
この新機能によって iOS が動いていなくても、最大5時間ほど改札を通過したり、お店での買い物からコンビニ専用チャージ機からチャージすることも可能です。

対応機種は iPhone Xs、iPhone Xs Max、iPhone XR の 2018年新発売の3モデル。

なお、予備電力機能はバッテリー消費によって iPhone が起動できない状態で、わずかに残ったバッテリーを予備電源として利用します。そのため、電源をオフにした状態では使用できません。また、予備電源まで消費され機能実行できないばあいは、充電を促すマークが表示されます。

この、予備電力機能が使用できるか確認する方法もあります。
それは、予備電力モードの時に iPhone サイドボタンを押すことで『予備電力機能付きエクスプレスカード』機能するか確認可能。ただし、サイドボタンを押して何度も確認していると予備電力が大幅に減少するので注意が必要です。



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