オールディスプレイ、常時表示 LTPO パネル、A15 SoC、IBIS 手振れ補正、LiDAR スキャナ、mmWave 5G 通信対応などの新技術搭載が予測。2021年秋に発売濃厚な新型 iPhone 13(12s)シリーズの最新情報を更新。
- カメラ:リーク情報
- 超広角カメラ性能向上の予想《1》
- イメージセンサー大幅改良
- iPhone 13 全モデルで LiDAR 搭載
- 超広角カメラ性能向上の予想《2》
- 広角カメラにレンズ口径ƒ/1.5を採用
- デュアルカメラの斜め配置
- リアカメラハウジングの拡大
- 自動画角調整『センターフレーム』
- カメラ:関連記事
- 6,400万画素イメージセンサー
- クアッドカメラ採用について
- 超望遠ペリスコープレンズの搭載
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カメラ:リーク情報
超広角カメラ性能向上の予想
- 情報のポイント
- iPhone 13 シリーズの発売時期は2021年9月頃
- iPhone 13 シリーズは2020年モデルと同じ4機種ラインナップ
- Pro シリーズの超広角カメラは6枚レンズ・f/1.8・AF 機能搭載
- iPhone 14 は全モデルで超広角カメラに、f/1.8・AF 機能搭載
TF International Securities に所属し Apple 製品のアナリストとしても信頼できる新製品情報を予測している Ming-Chi Kuo(ミンチークオ)氏が、2021年後半に発売予定の新型 iPhone 13 シリーズについての予測情報を、投資家向けのレポートとして発表。
同氏のレポートによると、iPhone 13 シリーズのカメラ機能が iPhone 12 シリーズよりアップグレードされると予測。
新型 iPhone 13 のカメラで主に改良をうけるのは、Pro シリーズの超広角カメラ。現行モデルの超広角カメラは、5枚レンズ構成の光学ユニットですが、次期 iPhone 13 Pro では6枚レンズ構成へ変更されるもよう。
光学レンズは、枚数が単純に増えるほど高画質になるわけではありませんが、超広角レンズは補正しなければならない項目が多いため、新設計レンズユニットを採用するのでしょう。
また、新型 iPhone 13 Pro の超広角カメラの開放 F 値が〈iPhone 12:f/2.4 → iPhone 13:f/1.8〉と、より明るくなり、さらに AF 機能が追加されると予測されています。
機能 | 機能概要 |
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カメラ構成 | トリプルカメラ(超広角カメラ・広角カメラ・望遠カメラ) |
超広角カメラ | 13mm相当 F1.8、6枚レンズ構成、AF 機能搭載 |
広角カメラ | 26mm相当 F1.6、7枚レンズ構成、光学式手ブレ補正 |
望遠カメラ (Pro) |
52mm相当 F2、6枚レンズ構成、光学式手ブレ補正 |
望遠カメラ (Pro Max) |
65mm相当 F2.2、6枚レンズ構成、光学式手ブレ補正 |
新型 iPhone 13 Pro の超広角カメラにマクロ撮影機能が搭載されれば、よりアドバンテージが上がるのですが、どうなるでしょう?
機能 | 機能概要 |
---|---|
カメラ構成 | デュアルカメラ(超広角カメラ・広角カメラ) |
超広角カメラ | 13mm相当 F2.4、5枚レンズ構成 |
広角カメラ | 26mm相当 F1.6、7枚レンズ構成、光学式手ブレ補正 |
Ming-Chi Kuo 氏のカメラ仕様予測は2022年モデルまでおよんでおり、すべての iPhone 14 シリーズの超広角カメラに f/1.8・AF 機能を搭載すると予想しています。
今回の予測ではレンズユニット使用情報がおもで、イメージセンサーにつていは触れられていません。なお、著名リーカー Fudge 氏の情報では、解像度が6,400万画素センサーやシネマスコープカメラ採用の情報などがあがっています。
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イメージセンサー大幅改良
台湾のハイテク関連メディア DigiTimes が、2021年モデル iPhone 13 シリーズに採用されるカメラシステムの改良に関する情報をいくつか報じています。
- 情報のポイント
- iPhone 13 Pro 系のイメージセンサー大型化
- 全モデルにセンサーシフト式手振れ補正機能を搭載
- 超広角レンズを6Pへ改良
iPhone 13 Pro 系のイメージセンサー大型化
DigiTimes によると、新型 iPhone 13 Pro シリーズのメインカメラ(背面カメラ)のイメージセンサーが大型化される可能性を報じています。
イメージセンサーの面積拡大は、2020年モデルとなる iPhone 12 Pro Max のみ採用しています。
DigiTimes の情報では具体的なモデル名称はあげていません。イメージセンサーの拡大はレンズユニットの設計にも関連するため、6.1-inch iPhone 13 Pro にも新設計カメラモジュールが採用されるのか注目です。
解像度を増やさないでイメージセンサーを拡大すると画素単位での光情報が増えるため、鮮やかな色合いやノイズ低減によって高画質な写真データが得られます。もちろん、動画撮影にも同様のメリットがあります。
全モデルにセンサーシフト式手振れ補正機能を搭載
DigiTimes の情報では、2021 新型 iPhone 13 シリーズ全機種にセンサーシフト式手振れ補正機能を採用すると予測。
センサーシフト手振れ補正は、現在 iPhone 12 Pro Max の広角カメラのみ搭載されていますが、2021年モデルには iPhone 13 mini をふくめる全モデルに普及すると予想している。
なお、iPhone12 Pro と iPhone12 Pro Max では同じトリプルカメラながらも、各カメラの位置が異なっています。その理由としてあげられているのが、iPhone12 Pro Max に搭載される大型イメージセンサーとセンサーシフト方式手ブレ補正機構が関係しているのではないかと言われています。
ピクセルシフトマルチ撮影
ちなみにセンサーシフト手振れ補正技術を応用すれば『ピクセルシフトマルチ撮影』で超高解像度撮影も可能になります。
この技術は、イメージセンサーを1画素分ずつずらして4枚画像を撮影して合成することで、極めて高い解像度をもつ画像が生成できます。iPhone には非常に優れた SoC(CPU・GPU)を備えているので、撮影後は内部で現像・合成をして1枚の写真データを出力することも可能でしょう。
将来登場する iPhone にこの技術が搭載されるのを楽しみにしています。
超広角レンズを6Pへ改良
次世代ハイエンド iPhone では、超広角カメラのレンズユニットが〈 f/2.4、5P〉から〈f/1.8、6P〉へアップデートされると推測。
レンズの明るさ(光量)を表す『ƒ値』は、現行モデル超広角レンズ〈f/2.4〉から〈f/1.8〉へとかなり明るくなり、高速なシャッタースピードや近接でボケを生かした撮影に対応できそうです。ただ、ƒ値を明るく設計するとレンズユニットが大型化するため、筐体内のスペース確保が増えます。
レンズユニットの構成枚数は〈5P〉から〈6P〉へと増える予測があります。とくに超広角レンズは被写体のゆがみが大きく複数のレンズで補正する必要があります。うまく光学補正ができれば高品質な写真が得られるため新設計レンズユニットに期待です。
DigiTimes が報じた 新型 iPhone 13 のカメラスペックは、より高画質な撮影データを得るための改良がはかられています。ただ、この改良のすべてが部品容量が大きくなる項目なので、いかに搭載スペースをかせぎだすのか興味深いです。
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iPhone 13 全モデルで LiDAR スキャナを搭載
- 情報のポイント
- iPhone 13 mini にも LiDARを搭載
- ソニーへ3年契約で LiDAR スキャナー増産を依頼
- 次世代 LiDAR システムの開発も進行中
台湾のハイテク関連メディア DigiTimes によると、LiDAR スキャナを備える iPhone 12 Pro シリーズの販売好調をうけ、2021 新型 iPhone 13 シリーズの全機種に同機能を採用する予定と報じています。
また、中国 ガジェット系メディア Giz China の情報では、次期 iPhone 13 の全モデルのカメラハウジングには LiDAR スキャナが搭載されるため、スタンダードモデルとなる iPhone 13 mini と iPhone 13 のカメラハウジング穴の数が増えるとするリーク情報を伝えています。
これらの情報を裏付けるように Apple は LiDAR スキャナの部品モジュールの増産を SONY に依頼しており、その契約は3年間におよんでおり、iPhone 13 mini と iPhone 13 の2モデル搭載分が含まれる可能性は高いもよう。
LiDAR スキャナ
新型 iPhone 12 Pro 系には、新機能として 3D ToF センサー『LiDAR(ライダー)スキャナ』を搭載しました。
LiDAR(Light Detection and Ranging:光検出と測距)は、センサーユニットから発せられた光が反射する速度から iPad Pro と物体との距離を測定してリアルタイムで立体マップ化できる機能。
高速かつ正確な 3D 認識により AR(拡張現実)機能のさらなる飛躍に貢献する注目のセンサーです。
- LiDAR スキャナ応用例
- カメラの夜間撮影時のピント精度向上
- ポートレートモード撮影での正確なボケ表現
- 夜間ポートレートモード撮影での画質向上
- 標準アプリ『計測』で現実の物体の長さや面積を測る
- 家具を購入する前に仮想家具で模様替えシミュレーション
- 現実の物体に AR キャラを忍ばせたりできる「オブジェクトオクルージョン」RPG に対応
- 人体のフォームを正確に読み取り VR キャラクターを同様に動かす
以上の応用は LiDAR スキャナ を利用したわずかな一例にすぎず、ARKit と専用アプリケーションが進化すれば、さらに多彩な VR / AR 機能が実現できるでしょう。こらからが楽しみな機能です。
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超広角カメラ性能向上の予想《2》
Apple サプライチェーンに独自の情報網を持つ TFI 証券の著名アナリスト Ming-Chi Kuo(ミンチークオ)氏が、2021 新型 iPhone 13 シリーズの予測情報を公開。
内容としては、2020年11月に公開したレポート〔超広角カメラ性能向上の予想《1》〕に沿ったもので、さらにカメラ仕様アップデートやサプライヤー情報について追記されている。
- 情報のポイント
- 2022年まで大幅なアップデートはない
- Pro 系に7Pレンズ採用の広角カメラ搭載の可能性
- 4機種とも ƒ/1.8 超広角レンズへの改良
- 超広角カメラの暗所撮影性能が大幅に改善
おもな改良はレンズ以外のハードウェアとソフトウェア
同氏が投資家へ向けた Apple 新製品レポートには、iPhone 13 シリーズのカメラシステムのアップデートについて触れられています。
その予測情報には、次期モデルのカメラレンズでは大幅なアップデートは2022年モデルまでほどこされないと予想。ただ『大幅』な改良はないものの、細部の製品改善はハードウェア・ソフトウェアともにおこなわれると記載。
これらの改善には、レンズユニット・イメージセンサーの仕様変更や、画像処理エンジンの改良も含まれるでしょう。
ハイエンドモデルに 7P 広角レンズ採用
Ming-Chi Kuo 氏の情報では Apple 製品の新しいサプライヤーとして中国 Sunny Optical(サニー オプティカル)がカメラレンズのサプライヤーとして仲間入りしたと報告している。
Sunny Optical は iPad 用の 5P レンズの検証をパスしており、2021年下後半にはカメラコンポーネントの出荷を開始する予定。なお、生産されるカメラ部品製造のうち 15% は iPad 向けですが、それが現行モデルなのか次期モデルなのかは指定されていません。
ただ、Sunny Optical の iPad 用レンズの検証成功は「新しい iPhone 13 用の 7P 広角レンズ出荷の可能性が大幅に高まったことを意味する」と伝えている。
4機種とも ƒ/1.8 超広角レンズへの改良
iPhone 12 シリーズの超広角カメラのレンズユニット仕様は〈ƒ/2.4〉の 5P ですが、アップデートが期待されている 7P レンズの口径は〈ƒ/1.8〉と大きいため、多くの光情報をイメージセンサーへ導けることができ、画質向上のほか暗所撮影性能の改善が可能となるでしょう。
同氏は以前、2021 新型 iPhone 13 シリーズの全モデルの超広角カメラには AF(オートフォーカス)化され、レンズ口径は〈ƒ1.8〉にアップグレードされると主張していました。
iPhone 13 シリーズの SoC には新しい A15 Bionic チップが採用される予定ですが、新チップではグラフィック性能の向上が盛り込まれるため、さらなる暗所撮影機能『ナイトモード』の画質向上が期待されます。
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広角カメラにレンズ口径ƒ/1.5を採用
- 情報のポイント
- iPhone 13 Pro Max 広角レンズ口径 ƒ/1.5 採用
- 暗所撮影画質・ボケ量の向上
- iPhone 13 シリーズの広角カメラで新設計 7P レンズ採用
香港 TFI 証券のアナリストとして Apple 新製品情報を予測している Ming-Chi Kuo(ミンチークオ)氏が、新型 iPhone 13 Pro Max のカメラ仕様について顧客投資家へむけたレポートを公開。
レンズ口径のアップグレード
同氏が予測する情報では、2021年発売の新型 iPhone 13 シリーズの最上位モデルとなる iPhone 13 Pro Max の広角カメラに採用されるレンズ口径が拡大され、F値が〈ƒ/1.5〉へアップデートされる見通しをたてています。
レンズ口径のアップグレードのメリットには、イメージセンサーへの光量が増えることによる暗所撮影性能の向上や、ピントの幅を狭くできることでボケ味がおおきくなり写真表現の幅が広がります。
このレンズ口径のアップは iPhone 13 Pro Max のみの採用となるため、iPhone13 mini、iPhone13、iPhone13 Pro の広角カメラのレンズ ƒ値は F1.6 を継続する見通し。なお、広角カメラのレンズ口径アップは iPhone 11 から iPhone 12 へモデルチェンジした際に〈ƒ/1.8 → ƒ/1.6〉と大きくなっています。
レンズユニットのアップグレード
同氏が予測する情報には、新型 iPhone 13 シリーズの広角レンズ性能向上も取り上げられている。
それは新設計の広角レンズユニットの採用で、レンズニットの枚数を7枚に増やす設計変更が予測されている。
レンズユニット7Pにするメリットには、おもに色収差を低減を実現するためとみられており、おそらく撮影画像四隅の画質向上をねらっているのでしょう。
2021 新型 iPhone 13 シリーズのカメラ仕様は大きなアップグレードはないと予想されていますが、イメージセンサーの『センサーシフト式手振れ補正機能』の搭載機種の拡大や、新設計レンズユニットの採用と、期待以上のアップグレードがされるようです。
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デュアルカメラの斜め配置
- 情報のポイント
- カメラモジュール大型化による斜め配置の採用
- センサーシフト手ぶれ補正機能の搭載
- スタンダードモデルに LiDAR スキャナは非搭載
インドのテクノロジー情報メディア MySmartPrice が、独自ルートで入手したリーク情報をもとに、2021 新型 iPhone 13 シリーズのスタンダードモデルとなる iPhone 13 の CAD 画像を公開。
また、スロバキアの Apple 製品情報メディア Svetapple.sk は、MySmartPrice が公開した CAD 画像を参考にして 3D レンダリング画像を製作しウェブサイトへアップしています。
カメラモジュール大型化による斜め配置の採用
MySmartPrice が公開した iPhone 13 予想画像の造形は、いままで発売されてきた新機種のデザインと大きく異なり、リアパネル上部にある二つのカメラが斜めに配置される。
2基のカメラが斜めに配置される理由はデザイン的なものではなく、新しいカメラモジュールの仕様的な要因がある。
新型 iPhone 13 にはデュアルカメラが継続採用されるが、リーク情報によると手振れ補正機構はレンズユニット側ではなくイメージセンサー側に組込む IBIS(In body Image Stabilizer)を導入するもよう。
しかし、IBIS 機構はカメラモジュール(イメージセンサー周り)が大きくなるため、従来モデルのようにカメラモジュールを縦配置にするとカメラハウジングを大きくする必要があります。それを回避するのに2基のカメラを斜め配置に設計すると見込んでいます。
IBIS 手振れ補正機能
IBIS(In body Image Stabilizer = ボディ内手振れ補正機構)は、イメージセンサーユニットが手ぶれに応じて移動し光軸を正確に画像センサーへとどける方式。
レンズユニットに手ぶれ補正レンズを組み込む必要が無いため画質向上に貢献する。また、超広角や魚眼レンズなどの特殊設計レンズユニットでも手ブレ補正機能が利用できるメリットがある。
スタンダードモデルに LiDAR スキャナは非搭載
多くの新型 iPhone 13・iPhone 13 mini 予想・リーク情報のなかには、3D ToF(LiDAR スキャナ)が採用されると言われていますが、MySmartPrice が得た情報にスタンダードモデルに LiDAR スキャナが搭載される情報は無く、コンセプト画像にはスキャナ用開口部は見あたらない。
LiDAR スキャナはコストのほか2021年モデルでも差別化の意味合いがあるため、全モデルの iPhone に搭載できるのは早くても2022年モデルの iPhone 14 を待つ必要があるでしょう。
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リアカメラハウジングの拡大
- 情報のポイント
- カメラモジュール仕様変更によるハウジングトップ部分拡大
- カメラハウジング部と筐体の両方が厚くなる
- フレームサイドボタンや SIM カードスロット位置の変更
ガジェット製品のリーク情報を発信している Duan Rui 氏が、新型 iPhone 13 シリーズのリアカメラハウジングをふくめた筐体寸法を Twitter へ投稿しています。
同氏が投稿した iPhone 12 Pro Max と iPhone 13 Pro Max の寸法数値。
iPhone 12 Pro Max | iPhone 13 Pro Max | |
---|---|---|
縦長 | 34.24 mm | 37.62 mm |
横長 | 31.79 mm | 36.56 mm |
ハウジング厚み | 2.78 mm | 3.65 mm |
フレーム厚み | 7.40 mm | 7.65 mm |
全筐体の厚み | 10.18 mm | 11.3 mm |
全ての項目で厚くなる iPhone 13 Pro Max
Twitter に掲載された数値から比較すると、カメラハウジングの縦・横の長さ・厚さ、筐体の厚さともに iPhone 13 Pro Max が大きい。また、カメラハウジングのアンダー部の縦・横の長さの表記はないものの、これも iPhone 13 Pro Max の方が大きいため、次期モデルではメインカメラ全体が少し大きくなる見通し。
側面ボタン・SIM スロットの位置変更
カメラハウジングの拡大が影響するのか、筐体側面にあるボタン・SIM カードスロットの位置が変更されています。これはカメラモジュールの変更によるものか、内臓部品の仕様変更によるものかは不明。
なお、iPhone 13 Pro 系のカメラモジュール改良点として、イメージセンサーの大型化、IBIS(in-body image stabilization = ボディ内手振れ補正機能)の追加、レンズユニットの設計変更の項目があげられています。
iPhone 13 シリーズでは、カメラ仕様アップグレードのリーク情報が多数あがっており、筐体部分に変更が加えられる可能性は高い。また、筐体の厚みが増えることによってバッテリー容量増加や、カメラ撮影時のホールド性が向上して手振れしにくくなるメリットがあります。
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自動画角調整『センターフレーム』
- 情報のポイント
- ビデオ会議時中に被写体が動いても自動でズームや撮影位置を調整
- 複数人の出入りがあったも自動ズームでフレーム内におさめる
- 将来的には Zoom・Alexa アプリ対応の可能性
センターフレームは、強化された Apple M1チップを搭載した 2021 新型 iPad Pro に新たに採用された機能。
センターフレーム機能とは
2021年モデル iPad Pro に採用されたセンターフレーム機能は、TrueDepth(トゥルーデプス)カメラシステムを利用する。
新機種 iPad Pro へ採用された新しい TrueDepth は、一般的な PC の画像エンジンを超える処理能力によって、深度コントロールデータをもとに被写体以外にボケ効果をほどこすポートレートモードのほか、6つのエフェクトを備えたポートレートライティング、手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオなど、従来モデルにはない数々の新機能が利用可能になっている。
センターフレームは、これら TrueDepth 機能を応用した機能のひとつ。
この機能は、122度の視野角を持つ超広角カメラと独自の学習機能を利用することで実現させる。
たとえば、ビデオ会議中に被写体が動き回っても、フレームの中心から外れないよう自動でズームするなどして撮影位置を調整する。また、複数の被写体がフレーム内で出入りをしても自動で拡大縮小を繰り返し、被写体対象がフレーム内に収まるように自動調整される。
現在この機能は Apple アプリ『FaceTime』のみ対応となっているが、将来は他社製アプリの Zoom や Alexa に対応する可能性も残されている。
センターフレーム機能 iPhone 13 への搭載
米国の電子機器情報メディア Tom’s Guide は、この新機能センターフレームが 2021 新型 iPhone 13 シリーズへ搭載される可能性を予想しています。
同メディアが述べているのは、iPad 専用 OS『iPadOS』で採用された機能が、のちに iPhone 専用 OS『iOS』に採用された例をあげて、次期 iPhone 13 シリーズへの新機能として導入される可能性もありうるとしている。
次期 iPhone13 シリーズに、高解像度イメージセンサーと画角122度の超広角カメラが搭載され、対応アプリケーションが採用されればセンターフレームが利用可能となるでしょう。
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